犬と猫の救急 ガーデン動物病院

電話 072-440-0689

診療時間 9:00〜11:30 / 16:30〜18:30 休診日 火曜日

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リクルート活動

2022年11月05日

院長の宮端です。

先日、僕の母校である北里大学に、リクルート活動に行ってきました。

大事な日曜日の診療日を休んでまでして青森県まで行ってきました。

飼い主様にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。

そこまでして何故行く必要があるのか。

青森県まで旅行に行ってきたわけではありません。



これからたくさんの「安心」を、飼い主様、そしてわんちゃんねこちゃんに提供できる病院作りをするためです。



まずは年中無休と夜間救急診療も毎日出来るようにするのが、現在のガーデン動物病院の目標です。



スタッフが無理なく、年中無休と夜間救急診療を復活させる。

それが「安心」を提供できる一番の近道だと思っています。



そのためにはたくさんの優秀なスタッフが必要です。



今現在、ガーデン動物病院には優秀で優しいスタッフしかいませんが、残念ながら数が足りません、、、、



これから僕と一緒にたくさんの「安心」を提供してくれるスタッフを探しに、我が母校の北里大学に行ってきたのです。



目をキラキラとさせた優秀そうな学生たちに、「これから僕と日本一の動物病院を作ろう!」と話してきました。



毎年素晴らしい獣医師たちがガーデン動物病院に入社してくれることでしょう。



これからのガーデン動物病院の成長が楽しみです(≧∇≦)



最後に

2023年4月に入社予定の佐々木健くん(一番左)

そして北里大学生と記念撮影





院長
宮端洋徳

アンケートにご協力いただき、ありがとうございました!

2022年10月11日

動物看護師の谷口です。

7/16〜8/15まで、院内にて飼い主様様アンケートを実施させていただきました。

170名の方にご回答いただきました。

ご協力いただき、本当にありがとうございました。



たくさんのご意見をいただき、今後の動物病院運営の参考にしたいと考えております。

また、メッセージもたくさんいただきました。

スタッフ全員で目を通しましたが、とても励まされました。

スタッフルームに掲示し、日々の活力にしたいと思っております( ´ ▽ ` )

ありがとうございます。





ご意見の中にあった内容に一部、ご回答していきます。

ーーーーー

・デンタルケアをして欲しい。

→検討いたします!2020年にUPした『歯磨きトレーニング』のYoutube動画もぜひご覧ください!https://youtu.be/pEtapW9B9MY


・駐車場で待機中のブザーが鳴らないことがあります。

→ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。呼び出しブザーですが、口頭でも何度かお声をいただいておりました。先日、業者に調整の依頼をし、周波数の調整、中継器の位置などの変更をおこないました。また不具合などありましたらお知らせいただけましたら幸いです。


・小型犬のワンちゃんと一緒にトイレに連れていけるよう、カゴを置く棚がほしい。

→ご要望ありがとうございます。待合室のトイレに、キャリーと飼い主様のお荷物を置ける台を設置いたしました!


・譲渡会のお知らせなどを貼る。

→情報をいただいたり、お預かりした譲渡会のお知らせなどを、掲示していこうと思います!


・ペットホテルを再開して欲しい。

→こちら、たくさんお声をいただいておりました。現時点では、ガーデンメンバーズのわんちゃんねこちゃんのみ、ペットホテルのお預かりを実施しております。今後、拡大していこうと考えております。お待ちいただけましたら幸いです。


・しつけ教室。

→イベントなどで実施できるようにスタッフと相談していこうと思います!ぜひ具体的にどのようなことでお困りかなどお聞かせください!

ーーーーー

たくさんのご意見をありがとうございます!



以下、院長の宮端より。

ーーーーー

この度は当院の病院アンケートにご協力いただき、誠にありがとうございました。


さまざまなご意見を頂戴し、これからの病院運営において、どの方向に向かっていけば良いか整理をすることができました。


皆様からのお声を無駄にしないようにしていきたいと思っております。


その中でやはり一番お声の多かった「夜間救急診察を復活させてほしい」

、、、

夜間救急診察は皆様の「安心」に一番繋がるものなので、僕も復活させたいと日々思っております。


これからは毎日は難しくても曜日固定で夜間救急診察を近いうちに復活させようと考えております。


緊急手術などで対応できない、電話に出られない時もあるかと思いますが、できる限りの対応はさせたいただきたいと考えております。


体制が決まりましたら何らかの形で連絡させていただくように致します。


チームの体制を整え、今よりも一回り大きく成長して、『いつでも診てくれる動物病院』を再開したいと考えています。


これからもガーデン動物病院をよろしくお願い致します。


院長
宮端洋徳

ーーーーー





アンケート以外でも日々の感じたことなど、院内に設置しているご意見ボックスにご投函いただけますと幸いです。



今後のガーデン動物病院もよろしくお願いいたします!



動物看護師
谷口

院長という名のタスキは宮端へと引き継がれた

2022年07月12日

この度、2022年7月1日より、水越健之からガーデン動物病院を継承し、院長になります宮端洋徳(みやばたひろのり)です。



8年前に水越先生と出会い、ガーデン動物病院を「飼い主様とペットにとって庭(ガーデン)のように安心できる場所」にしたいという想いに共感し、入社しました。



それから水越先生の元で働き続け、動物病院のあるべき姿を学び、この度継承することとなりました。



これまで十数年もの間、地域の飼い主様の安心やわんちゃんねこちゃんの健康を支えてきたガーデン動物病院を引き継ぐことに、身が引き締まる思いとこれからより良くしていくぞ!という夢と希望で胸がいっぱいです。



飼い主様想い、動物想いの強い優秀なスタッフしか当院にはいませんので、そこに院長・宮端が加われば、これからもより多くの安心を提供し続けられると信じています。



いつか「日本一の安心」を提供できるように日々精進して参りますので、これからもガーデン動物病院をよろしくお願いします。


院長
宮端洋徳

診療体制の変更について

2022年01月11日

院長の水越です。

2022年1月より、ガーデン動物病院は毎週火曜日を休診日とし、年中無休の診療体制ではなくなります。

今日はそのことについて書きたいと思います。

「いつでも診てくれる動物病院」であること。



それがガーデン動物病院が一番大切にしてきた方針です。

そのためには、人員をそろえ、チームの体制を整え維持することが不可欠です。

しかし、獣医師の採用はとても困難です。

毎年1000名ほどの新卒獣医師が誕生し、その約半数が犬猫を中心とした小動物臨床に進みます。

約500名の獣医師の卵を、全国の10000以上の動物病院がとりあうのです。

また、勤務獣医師は3年ほどでキャリアアップのために、他の動物病院に移る人が多く、抜けた人員を補うため、常に採用活動を行って行く必要があります。

コロナ禍が始まった2020年初ごろから、ガーデン動物病院の獣医師の採用がうまくいかなくなりました。

これまで、関西の動物病院院長仲間たちと、全国の大学を周り、大学内で行ってきた活動が出来なくなりました。

説明会で各病院がプレゼンを行い、病院ごとのブースで学生たちと話をする。

夜は近くのお店を借りて、懇親会を開き、ざっくばらんに話をする。

このように我々がやってきた採用活動が約2年間出来ませんでした。

これまでの採用活動ができなくなっただけでなく、安定志向の新卒獣医師が増え、公務員や大手企業に就職する傾向が強くなりました。

採用がうまくいかない結果、人員不足が進み、これまでの体制を維持することが困難な状況となりました。

非常に心苦しい決断ではありますが、2022年1月より、毎週火曜日を休診日とし、夜間診療を当院の患者様に限り、できる範囲での対応とさせていただきます。

まずは、チームの体制を整えること、スタッフが心身ともにいい状態で働けること、そのためにより良い職場環境を作ることを最優先に考えた組織運営を行なっていきます。



今思えば、こうなることは必然だったかもしれません。

「年中無休、夜間救急対応を維持するため、何が何でも人員を確保し続けなければならない」という強迫観念を僕は常に持っていたように思います。

言い換えれば、スタッフが辞めないようにすることを優先した病院運営を行なっていたように思います。

患者様のためではなく、「いつでも診てくれる動物病院」を維持することが目的になってしまっていたのです。

その結果、軸がぶれてしまい、チームを一つにまとめることが出来ませんでした。

この一年ほどは、スタッフのことを大事にしたいし、年中無休も守りたいという優柔不断でどっちつかずな運営をしていました。

完全に迷走していました。

でも、もう迷いません。



先月、チームの幹部メンバーたちと、何日もかけて、病院の方針について議論しました。

そこで、チームのぶれない軸が明確になりました。(その詳細については、別の機会にお伝えしたいと思います。)

繰り返しになりますが、まずはチームの体制を整えることを優先します。

その結果、永続的に患者様に安心を届けられるからです。

診療は縮小しますが、組織の力はより強くなり、まとまりのあるチームに成長出来ると考えています。

年中無休とこれまで以上の夜間診療の再開、それを数年後には実現させます。

どうか、この状況をお察しいただき、勝手な願いとなりますが、ご理解ご協力をお願い申し上げます。




院長
水越健之

tocotoco cafeの休業について

2021年10月12日

院長の水越です。

今日はタイトルの通り、カフェの閉店について書きたいと思います。



カフェをオープンした時のことをよく覚えています。

ガーデン動物病院をマンションのテナントから現在の場所に移転したときにtocotoco cafeは誕生しました。

その時は待合室の一角に厨房があり、客席のない、テイクアウトの小さなお店でした。

僕の無茶振りに妻が応えてくれて、カフェ店主として開店時のカフェを切り盛りしていました。

その2年後には現在の場所にカフェを移設し、16席の客席があるオシャレなカフェに生まれ変わりました。

移設当初は保護猫を預かり、里親さんとのマッチングのお手伝いもしていました。



妻の妊娠と出産、スタッフの退職など、人材不足によって、これまでも2度の休業をしました。

そして、今回は3回目の休業です。



僕たち水越家はこの夏、ガーデン動物病院の2階にあった住居から引っ越しをしました。

子育ての環境を優先しての引っ越しだったのですが、末っ子は生後半年の赤ちゃんであり、育児をしながら自宅と離れた職場で、店主としての役割を担うことが困難であるといことが休業の理由の1つです。

コロナ禍で、思うようなカフェの運営ができず、今後、安心安全な運営ができるかどうかという不安があったということも理由の1つです。

他にもいろいろな事情があり、店主とスタッフとの話し合いにより、9月末をもって閉店することに決めました。



常連のお客様が何度も足を運んでくださり、テリーヌやバースデーケーキをいつも楽しみにしてくださっていたお客様も多く、休業は本当に心苦しい選択でした。

申し訳ない気持ちでいっぱいです。

同時に、これまでカフェを盛り上げてくださったことに心から感謝しています。

本当にありがとうございました。



コロナ禍が落ち着き、水越家の子育てがひと段落してから、tocotoco cafeを再開できればと思っています。

いつになるか、どういう形での再開になるかは分かりませんが、気長にお待ちいただきたいです。

楽しみにしていてください。

本当にありがとうございました。







院長 
水越健之

保護犬の不妊手術

2021年07月13日

院長の水越です。

ガーデン動物病院と提携しているボランティア団体「ワンライフ」の保護犬、保護猫たちの不妊手術をお手伝いすることになりました。

より良い社会にするための社会貢献事業として、活動していきます。



ワンライフさんとはガーデン動物病院の患者様向けイベントの際に、保護犬、保護猫の譲渡会という形でコラボしてきました。

毎回、数頭の里親が見つかり、微力ですが、社会貢献できていると思っていました。

ワンライフ代表の島田さんから、「保護する動物の頭数が多くて、不妊手術が間に合わない」という状況を聞かされ、解決に向けての協力を要請されました。

診療を離れ、時間的な余裕が少しできたこともあり、人と動物たちのより良い未来のために、今回の事業に協力することを決めました。



僕が行ったことは、主にこの2つです。

・ワンライフの施設にオペができる環境を作るお手伝いをすること

・オペを執刀する獣医師のネットワークを作ること



一番の課題は執刀する獣医師を長期的に確保することでした。

うちの病院の勤務獣医師から有志を募り、僕の仲間の動物病院にも協力を要請しました。

嬉しいことに、多くの獣医師たちが協力してくれることになりました。

そして、先月、この事業に協力してくれる動物病院の院長先生たちで集まって、機器の試運転を兼ねてオペを行いました。

小さな問題がいくつか浮上しましたが、それを解決し、今月初旬に、当院の勤務獣医師がオペをしに行きました。

無事に、安全にオペを終えることができました。







保護活動の最前線にいる島田さんから話を聞くと、ペットを取り巻く環境はまだまだ理想とは程遠いということを痛感させられます。

劣悪な環境で、繁殖を繰り返される動物たちの現状を知らされると胸が痛くなります。

経営上の問題があり、自分の生活を守るために動物たちが犠牲になってしまう。

そんな状況から廃業するブリーダーも多く、動物たちがワンライフに保護されます。

不妊手術が済んでた方が、新しい家族に迎えられやすく、積極的に手術を行なっているということです。



ペットショップでの生体販売に対して、僕は反対なのですが、政治を動かすことは簡単でないので、まずは自分ができることをやっていこうと思います。



最後に、このような保護活動を継続してもらうために、『ワンライフのホームページ(ご支援について)』を見ていただけると嬉しいです。

https://wanlife-rescueteam.com/support



この現状を知ってもらうこと、ワンライフの存在を知ってもらうことだけでも大きな前進だと思っています。

皆様と一緒に、人と動物たちのより良い未来を作っていきたいです。





院長
水越健之

命の尊さ

2021年05月04日

院長の水越です。

前回の続きです。

胎盤早期剥離による緊急帝王切開で第四子が誕生し、妻が術後ICUで集中治療を受けることになったこと。

妻の死を受け入れられない未熟な自分を受け入れたことなどについて、前回のブログで書きました。



起こることは全て最善のタイミングで起こるという思想。

妻が死ぬかもしれないという状況であっても、全ては最善のタイミングで起こっているとは僕には思えない。

自分はそんなに高尚な人間ではないということ、まだまだ未熟者だということを受け入れました。

すると、全身の力が抜け、我慢していた涙があふれました。

本当の自分、素の自分に戻れた気がしました。



その後、赤ちゃんとの面会(妻とは面会できないので)、預けていた妻の荷物をとりに病院へ向かいました。

出発してすぐに病院から電話があったので、近くのコンビニに停めて電話に出ました。

出血が止まってきたという連絡でした。

一晩、大量の輸血をしたので、肺水腫の管理のため、補助呼吸を続けるとのことでした。

僕の中で、出血のコントロールができれば助かるという確信がありました。

ホッとしました。

術後の面会で妻から感じとった生命エネルギーのオーラは嘘ではなかったと思いました。

その次の日の夕方、気管チューブを外すことができ、一般病棟に移動になりました。

そして、順調に回復し、その1週間後に退院することができました。



今回のこの大きな出来事には大きな意味がありました。



「自分を受け入れる」



それがこの出来事の意味だと思います。



自分を受け入れるとは、自分の長所や好きなところではなく、短所や嫌いなところ、ダメな自分を受け入れるということだと思います。



妻が死ぬかもしれないという状況でさえも、僕は自分が成長したら、その状況を乗り越えられると初めは思っていました。

心の成長とはそういうことではなく、自分のいい面だけではなく、ダメな面も理解して、受け入れる、許すということだと思います。

力を入れるのではなく、力を抜くということ。



経営者、チームリーダーには人としての器の大きさを問われることがあります。

何かトラブルが起こった時に、自分が悪いのではなく、スタッフが悪いとか、景気のせいだとか、コロナのせいだとか・・・。

そういう姿勢ではなく、自分の非を認めらることが必要だと思います。

それを体験を通して僕に教えるための出来事だったのだと思います。

このことは何度も本で読み、セミナーでも聞いていたので、概念としては知っていました。

でも、体験しないと腹落ちしないということを再確認しました。



そして、先日、赤ちゃんも退院することができました。

やっと家族がそろいました ^_^







今回の出来事で、もう1つ学んだこと。

それは「命の尊さ」です。

出産は命がけだということを痛感しました。

そして、生まれてくる小さな命の尊さも。

妻と赤ちゃんの命を救ってくれた救命救急センター、産婦人科、小児科の医師、看護師、スタッフの皆様には感謝しかありません。

「命を救ってくれて、本当にありがとうございました」と改めて、心からお礼を言いたいです。



ガーデン動物病院も年中無休、深夜0時までの夜間救急対応をおこなっています。

それを守ってくれているスタッフには感謝していますし、誇りに思います。

命を守るということ、いつでも診てくれるということが患者様、飼い主様にとって一番の安心になることを身をもって体験しました。

「いつでも診る」という開業以来、大切にしている方針をこれからも守っていきたいです。





院長
水越健之

「生」と「死」に向き合った長い一日

2021年04月27日

院長の水越です。

3月8日に第四子が誕生しました。

出産予定日よりも2ヶ月早く、胎盤早期剥離による緊急帝王切開での誕生でした。



夜中の3時半ごろ、お腹の張りと痛みで妻に起こされて、かかりつけの産婦人科に向かいました。

6時頃まで妻に付き添っていましたが、子供達を残してきたので、僕は自宅に戻りました。

子供を起こし、朝の支度をして、3人とも送り出した後、妻から大きい病院に搬送されるというメッセージが届いていることに気付きました。



その日の予定をすべてキャンセルし終わってホッとしたのか、ソファで寝落ちしてしまっていました。

産婦人科で携帯をマナーモードにしたままになっていて、電話が何度も鳴っていることに気づきませんでした。



15分ほど経ってから、ふと目を覚まし、妻からの電話に出ました。

「今から帝王切開になる 先生に代わる」と妻から。

先生から、胎盤が剥がれて、子宮のなかで出血しているから、緊急帝王切開をするとのこと。



電話を切り、急いで病院に向かいました。

病院に着いてまもなく、先生から説明を受けました。



子宮の中の出血量が多く、輸血をしながらオペをしていること

血の止まりが悪くて、術後もICUでの管理が必要となること

胎児への血液供給が不十分なので、命の危険があること

などの説明を受けました。



頭では理解出来るのですが、それを受けとめる精神的な余裕がなく、その事実を他人事のように客観視している自分がいました。

まもなく、赤ちゃんがオペ室から出てきました。

気管支チューブが入ったままで、点滴とモニターがたくさんつながっていました。







取り出した時は呼吸がなく、心拍も弱かった

もう少し遅かったら、危なかった

自発呼吸は戻ったが、人工呼吸器での補助が必要

この後、新生児ICU(NICU)での管理となる

とのこと。



まだまだ安心は出来ないけど、生きていてくれてよかった。

でも、赤ちゃんには申し訳ないけど、妻のことの方が心配でした。



後は縫って終わりのはずなのに、なかなかオペ室から出てきません。

その時間が本当に長く感じられました。



カバンに入れていた難しい本を読みながら待っていました。

それはインドの偉い人が書いた本で、自分の在り方についての本でした。

起こることはすべて最善だという思想を説く内容で、妻の死でさえも、起こることは最善のタイミングで起こるのだということを僕に言い聞かせるような内容でした。

自分が成長して、精神的に強くなり、どんなことが起きても大丈夫という在り方を身につけなければならないと自分に暗示をかけているようでした。

手術室が終わり、救命救急センターのICUへ移動する合間に、意識がなく人工呼吸器をつけた妻と少しだけ面会が出来ました。

痛々しい姿に涙が出そうになりましたが、我慢しました。



出血がまだ止まらず、凝固因子を中心にしっかりと輸血を行うこと

大量輸血をするため、肺水腫になる可能性があるから、気管チューブを入れたまま人工呼吸を続けること

などの説明を受けました。

ますます心配になりました。



その後、一通りの処置が終わった赤ちゃんの面会をしました。

赤ちゃんに触りながら、妻の安否を心配していました。

そして、麻酔から覚醒した妻との面会が許可されました。

意識が朦朧としている妻から、生命エネルギーがみなぎっているオーラのようなものが見えたような気がしました。

「この人はこんなことでは死なない」と直感的に感じましたが、そんな感覚を信じることが出来ず、不安はつのる一方です。

5分ほど筆談で妻と会話を交わし、病院を後にしました。

コロナなので、基本的には面会は出来ません。

次にいつ会えるか分からない、もう会えないかもしれないと思いながら帰りました。



家に着いたのは夕方でした。

子供の面倒を見るために祖母が来てくれていて、状況を話しました。

小4の長女にはある程度のことを話しましたが、ママが死ぬかもしれないとは言えませんでした。



そして、眠れない夜がやってきました。

眠れないことは分かっていたので、病院で読んでいた本の続きを読むことにしました。

ますます目が冴え、成長しよう、意識のレベルを上げようと奮起する自分がいました。



翌朝、子供たちを送り出したあと、仕事が手につかず、本を読む気にもならなかったので、映画を観ることにしました。

少しホッとしたような、肩の力が抜けるような感覚でした。

映画を観ていると、妻との思い出が頭をよぎりました。

海外旅行やディズニー旅行のような大きなイベントではなく、家族でごはんを食べているシートなど、何気ない日常のシーンばかりが思い出されました。

気がつけば、涙があふれていました。



もし、妻が生還したら、毎日を一瞬一瞬を大切に生きようと思いました。

先のことを考えて、今を疎かにするような生き方はやめようと思いました。



それと同時に、起こることはすべて最善だと思えるほど、自分は高尚な人間ではないこと、妻の死を受け入れることなんて出来ないという、ダメな自分を受け入れることが出来ました。



つづく





院長
水越健之

オンラインマネジメント勉強会

2021年02月23日

院長の水越です。

今月に入り、二度の幹部スタッフ育成の場を開きました。

今日はそれについて書きたいと思います。



いずれの場もzoomを使ったオンライン勉強会です。

僕と知人の院長仲間2人、計3人で主催しました。



1つ目は主に副院長や獣医師の幹部スタッフを対象に企画しました。

ガーデン動物病院の幹部メンバーだけでなく、仲間の病院の幹部メンバー、さらに、我々の仲間の病院の幹部メンバーや若手の院長も招き、約40名が集まりました。

僕の友人であり、東京の夜間救急動物病院の院長を務める先生を招き、主催者との座談会形式でおこないました。

みんな腹を割って、悩みを共有し合い、それぞれの病院、院長の考えを伝え合いました。

その様子を幹部メンバーや若手の院長たちが聞き、質問をもらい、議論が広がりました。

とても熱い場を作ることができました。



2つ目は主に動物看護師の幹部スタッフを対象に会を開き、25名ほどの参加者が集まりました。

動物看護師としての長年のキャリアを経て、現在、動物看護師の教育事業をおこなっている先生をお招きしました。

多くの壁にぶちあたり、悩みながらその壁を乗り越えてきた先生の体験談を聞かせてもらいました。

部下の看護師や獣医師との関わり方が幹部クラスの動物看護師に共通する悩みのようです。

非常に難しい課題ですが、動物看護師の幹部スタッフたちには、悩みながらその壁を乗り越えてほしいです。



それぞれの参加者に、何か1つでも気づきや学びがあればと思います。

そして、こういう会を重ね、他の病院スタッフとの横のつながりを作り、悩みを相談したり、情報交換ができるようになればと思います。



幹部スタッフが成長すると、その部下が成長します。

そうすることで、患者様に対していい仕事ができるようになります。

うちの病院も、一緒に場を作ってくれた病院も、もっといい病院になり、もっと多くの患者様に安心を届けられるようになればと思います。





院長
水越健之

生活習慣の変化

2021年02月09日

院長の水越です。

2021年を迎え、生活習慣が変わりました。

主には、食とスマホとの関わり方についてです。

今日はそれについて書きたいと思います。



まず食について。



正月に太ったこともあり、正月明けに3日間のファスティングをしたんです。

ファスティングはこれで3回目だったんですが、毎回、それを機にしばらくの間は食への意識が変わります。

体に悪そうなものは食べたくなくなります。

今回もそうでした。



そして今回、食の意識が元に戻ってしまう前に、朝食を玄米と味噌汁に変えました。

それまではバタートーストでした。

玄米は味も好きなんですが、腹持ちが良くて、お腹も満足できます。

栄養面でもいい食材なので、良いことしかありません。

炊飯器に入れる前に、水に浸しておくことが少し手間ではありますが、大したことありません。





玄米、オススメです。



2つ目、スマホとの関わりについて。



前からスマホ中毒だったことは自覚してたんですが、それも見直すことにしました。

スマホ中毒。

大した用事もないのに、手持ち無沙汰になるとスマホを開いてしまいます。

通知があるアプリは全て開いてチェックします。

そのついでに、SNSをチェックして、ニュースをチェックして、天気予報をチェックして・・・。

気がつけば30分も時間を浪費していた・・・ということも時々あります。

そして、スマホが気になって、気が散ってしまいます。

子供と遊んでいる時も、デスクワークの時も・・・。

そんな状況にうんざりしていました。



なので、電話以外の通知は全てOFFに、SNSとニュースアプリは削除しました。



禁煙と同じで(元々タバコ吸いませんが)、最初は手持ち無沙汰さでもスマホを開けないことが気持ち悪かったんですが、だんだん慣れていきました。

そして、スマホのスクリーンタイムが半分くらいに減りました。

さらに、今やっていることへの集中力が増しました。

一番良かったのは、眠りの質が明らかに良くなったことです。

少し大袈裟に言うと、よく眠れるので、日中の頭が冴えていて、さらにスマホに気が散ることがなく集中できるようになったんです!!

仕事に質が向上し、病院運営、チーム作りにも好影響がありそうです。



玄米食もオススメですが、スマホとの関わりを見直すことはもっとオススメです!

ぜひ、試してみてください。





院長
水越健之

年末のご挨拶 風の時代に向けて

2020年12月29日

院長の水越です。

今年も残すところあと数日となりました。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

今日は年末のご挨拶をさせていただきます。



今年は本当に大変な1年でした。

コロナの影響で春には1週間、病院を休業をしました。

患者様には不安で、心配な思いをさせてしまいました。

本当に申し訳ございませんでした。

我々にとっても歯痒く、苦しい2週間でした。

もう二度と休業したくありません。

より一層、感染予防対策を行っていきます。



スタッフの入れ替わりの多かった1年でもありました。

獣医師が3名抜け、ベテラン獣医師の金田先生が加わりました。

それと、宮端先生が副院長に就任しました。



今年の後半からは、管理職メンバーの教育に力を入れて取り組み始めました。

9月と12月(オンライン開催)には、管理職のレベルアップ合宿を行いました。

私が診療業務から離れ、現場の管理業務も管理職メンバーに権限委譲を進めています。

それらの動きに伴い、チームの色の変化が起こり始めているように感じます。



この年末は「土の時代」から「風の時代」に移り変わる、大きな転機だといわれています。

*風の時代に関して、参考になりそうな記事のリンクはこちら

https://withonline.jp/fortune/piziS?fbclid=IwAR1IX6T7SHzdQtxVpitjv_13PoAGWrvxoz_8-AiyJxj16IUelUCTuL1qQQY



産業が発展し、物質的に豊かになった「土の時代」

言い換えると、外的な豊かさを追求した時代、判断軸が自分ではなく、周りにある時代 周りの評価を気にして、合わせなければならない時代とも言い換えられます。

それに続く「風の時代」とは判断軸が自分であり、内的な豊かさを追求する時代です。



高度経済成長期に象徴される、ピラミッド型の管理組織、歯を食いしばって働いて、周りに認められて、出世して、物質的な幸せを追求するというのが「土の時代」の組織であり、働き方でした。

「風の時代」になると、働き方も変化して行くことが予想されます。

出世や金銭的な報酬よりも、やりがいとか、興味関心が重視され、やりたくない仕事をやらされるという働き方は受け入れられなくなっていくでしょう。

そういう流れをなんとなく感じており、診療も病院作りも、自分が先頭を走り、ピラミッドの頂点に立って、指示命令するようなやり方に違和感を感じていました。

僕は縁の下でチームを支える役目、メンバーが活躍できる舞台を整える役目に徹します。

そうするのが自然だと感じますし、メンバーにも、患者さんにも、より良い病院になっていくと確信しています。



風の時代の1年目でもある2021年も大きな動きがありそうな予感がしています。

なんとなく、去年までの2-3年間は天気でいうと雨でした。

病院の規模は年々大きくなっていっていましたが、病院のトップとして、苦悩が続きの時期でした。

患者様の安心を追求し、一致団結するチームが理想ですが、力不足を感じていました。

今年は雨が上がったけれど、まだ地面がぬかるんでいるような状態でした。

年末に向かって、地面が乾き、硬くなってきたように感じます。

来年から、管理職メンバーを中心とした風の時代のガーデン動物病院が始動します。

スタッフ主導で、患者様の安心を追求し、成長し続けらるチームになれそうです。

「雨降って地固まる」と言いますが、飛躍の年になる予感がしています。



来年の抱負、展望などは次のブログに書きたいと思います。

本年もありがとうございました。

来年もガーデン動物病院をよろしくお願いします。









院長
水越健之

診察予約の廃止

2020年12月08日

院長の水越です。

タイトルの通り、診察予約の廃止について書きたいと思います。

その代わりに、ウェブで受付ができる(順番をとることが出来る)システムを導入します。



診察予約を廃止する理由。

それは、予約していただいた時間通りに診察を始めることができない場合が多いからです。

そのことで、多くの患者様にご迷惑をおかけしてしまったことをお詫びします。

申し訳ございませんでした。



では、なぜ時間通りに診察を始められないか?

予約診察は1枠30分で、1人の獣医師につき、午前午後診察それぞれ2〜3枠あります。

予約診察と予約診察の間には30分以上間隔を開けるようにしています。

その合間の時間に、予約なしで診察に来られる患者様の診察を行います。

動物病院での1件の診察時間は5分〜60分くらいのばらつきがあります。

ワクチンなどはあらかじめ診察時間の目処が経ちますが、体調の悪いペットの診察は、診てみないとどのくらいの時間がかかるかわかりません。

急患の場合は、予約されていた患者様の順番を抜かして、優先的に対応させていただく場合があります。

入院中のペットの状態が急変した場合も、外来診察を止めて、救急対応を行う場合もあります。

ガーデン動物病院は夜間救急を行う地域で唯一の動物病院なので、急患・重症のペットの割合は比較的多い動物病院なのです。

何よりもペットの命を優先しなければならないので、患者様にはお待ちいただく場合があることをご理解いただいております。

このような事情により、予約をいただいた時間までに、その前の診察を終えることができないことがあります。



そもそも、ガーデン動物病院には、時間予約という仕組みが合っていなかったように思います。

5年ほど前と比べ、地域の救急動物病院と認知されるようになりました。

その期待に応えるべく、医療レベル向上に力を入れ、クリニックっぽい診療スタイルから、総合病院っぽいスタイルに少し移行したようにも感じます。

それによって、1件の診察時間も長くなっているように思います。

夜間以外での急患の来院数も増えました。

なので、5年前には機能していた時間予約の仕組みが機能しなくなったのだと思います。



そこで、完全予約制にするか?時間予約をやめるか?

どちらかにしようと考えました。

でも、外来入院とも救急対応が必要な状況は突然やってきますので、時間を押さえるという仕組みは難しいと考え、順番をとってもらう仕組みを採用しました。







新しい仕組みでは、スマホやパソコンで、

・受付ができる(順番を押さえる)ことが可能になります

・混雑状況(何人待ちか)が分かります

なので、ご自宅で受付をして、混雑状況に応じて家を出る時間を調整していただけます。

それによって、病院でお待ちいただく時間を短くすることが出来ると考えています。



予定では、以下のスケジュールでシステムの移行を行います。

時間予約制は12月29日(火)で終了となります。

12月30日(水)から1月31日(日)までは、システムの移行のため、新旧どちらのシステムも使えません。

2月1日(月)に新しい仕組みが使えるようになる予定です。

運用しながら、より良い仕組みにアップデートしていこうと考えています。

使ってみていただき、感想やご意見などをお聞かせいただけると幸いです。

詳細はメルマガ、LINE、DMなどで追ってお伝えいたします。





院長
水越健之

バレエの発表会

2020年11月24日

院長の水越です。

先日、娘たちのバレエの発表会がありました。

今日はそれについて、書きたいと思います。

小さい子供が一生懸命に踊っている姿には胸を打たれます。

我が子のそんな様子を見ると、練習を頑張っている姿が頭の中に浮かびます。

練習に行くのが嫌で駄々をこねて泣いた日のことや、先生に叱られて、「もうバレエをやめる」と言っていた日のことも。

バレエの練習の送り迎えは僕もよく行っていたので、そのことも思い出していました。

感無量でした。



2人とも目立ったミスなく、堂々と最後まで踊っていました。

僕たちを見つけてから、次女はこっちを見ながら踊っていましたが(笑)

親バカですが、2人ともすごく可愛くて、綺麗でした。



長女は、今回の発表会を区切りに、バレエをやめるつもりでしたが、発表会の後には、

「やっぱり続ける」

と言っていました。

達成感があったでしょうし、たくさん褒めてもらえたし、気持ちが変わるのも分かります。

でも、数日後、「やっぱり、やめる」とのこと・・・。

まあ、よく頑張ったので、いいでしょう。



今回の発表会は写真撮影が禁止だったので、踊っている写真は撮れませんでした。

これは終了後、着替えた後のやり切った娘たち。







しっかりと成長してくれています。

そんな二人の姿を見ると、自分も頑張ろうと力が湧いてきます。

苦手なことからも逃げない。

快適な領域から出て、チャレンジする。

そうんな風に頑張ろうという勇気をもらいました。



良いチーム、良い病院にしていくために、これからも精一杯頑張っていきたいと思います。

パパも頑張るぞー!





院長
水越健之

キャンプ

2020年11月17日

院長の水越です。

先日、友人と二人でキャンプに行ってきました。

前回の「鬼滅の刃」に続き、ブームに乗ったテーマです。



僕は大勢の人とワイワイするのがあまり好きではありません。

パーティーは苦手です。

キャンプも友達大勢とか数家族集まってとか、大勢でやるものだと思っていました。

あとは、準備と片付けが大変そうなので、やってみようという気になれなかったんです。

でも、自然は大好きですし、一人や少人数で出かけるのも好きです。

最近、ソロキャンプが流行っていますが、一人とか数名の友達とか家族だけとかなら行ってみたいと思いました。

ブームのおかけで、テントの設営も火の起こし方も、オススメの道具などもYouTubeで見れます。

オシャレで簡単に設営できるテントも沢山売ってるんですよね。

なので、準備や片付けのハードルもずいぶん下がりました。







僕は文房具が好きなんですが、お好みの文房具を選ぶような感覚で、キャンプ道具を選ぶのも楽しいです。



キャンプ場に行って、テントなどの設営をして、火を起こして、美味しいものを焼いて食べる。

そして、寝るだけ。

ただ、それだけ。

だから、良いんですよね。

そのキャンプ場は携帯の電波も届かず、スマホはカメラとして使うだけでした。







仕事のことも、後のスケジュールも、何もかも忘れて、自然の中で生きているだけ。

頭の中が空っぽになっていました。

僕は瞑想とかヨガも好きなんですが、それと似たような感覚がありました。

頭を空にして、今ここにいるだけ。

至高の時間でした。



寒さは予想していたのですが、予想以上に寒かったこと

暴飲暴食してしまったこと・・・

など、反省はありますが、良い時間を過ごすことが出来ました。



次はソロキャンプに行きたいですし、暖かくなったら家族でも行きたいです。

次に向けて、道具を選びが楽しみです。





院長
水越健之

鬼滅の刃

2020年10月27日

院長の水越です。

話題の『鬼滅の刃 無限列車編』を観てきました。

感動しました。



うちの子供たちがAmazonプライムビデオで鬼滅の刃を観出したのが、半年くらい前のことでした。

最初はグロテクスで「気持ち悪いなぁ」というのが僕の印象でした。

不覚にも?自分までがハマってしまうとは・・・。



大人がハマってしまう理由は、人間ドラマ的な興味深さがあるからだと僕は思います。

主要メンバーについては、幼少期からの人間形成や鬼殺隊になるまでの経緯を描く回想シーンがあります。

鬼については、鬼舞辻無惨に魂を売ってしまった心の隙があったこと、本当は愛に飢えていたことなどが描かれています。



先週末はくら寿司に行って、鬼滅の刃フェアのびっくらぽんを当てるために、200円のネタを選んでいっぱい食べてしまいました。

でも、当たりは1つ(涙)







コンビニのコラボグッズやシール付きのお菓子など、ついつい買ってしまいます。



映画には6歳の次女と2人で行ってきました。

僕はゆっくり楽しむために、コミックは7巻以降は買っておらず、26話までしか内容を知りませんでした。

映画の内容ももちろん知らずに観に行きました。

最後の方はすごく感動して、2人で泣きながら観ていました。

でも、娘は泣きながら僕の耳元でネタをバラしてしまいました💢

映画、オススメです。

絶対に26話まで観てからの方が楽しめますよ。

早く、映画の続きがアニメにならないかな〜と思っています。

ちなみに、僕のお気に入りは富岡義勇です。





院長
水越健之

自然とつながる

2020年10月06日

院長の水越です。

「先生はなぜ獣医さんになったんですか?」と聞かれることがあります。

「小さい頃から虫捕りが好きで、家では熱帯魚やカメを飼っていました。

暇があれば、生物の図鑑をよく見ていました。

生物が好きで、気がつけば獣医師になっていました」そんなふうに答えていました。

でも、「気がつけば獣医になっていた」なんていうことがあるでしょうか?

僕自身も「なぜ、獣医師という職業を選んだのか?」をはっきりと分かっていなかったのですが、それがようやく分かりました。



子供の頃から、昆虫、熱帯魚、カメだけでなく、いろいろな生き物を育ててきました。

植物も大好きで、小学校の頃は花屋さんになりたいと思っていました。

でも、実は犬は怖かったんです。

小さい頃、近所の家の飼い犬がよく脱走して、何度も追いかけれたことが原因です。

襲いにくるわけではないのですが、子供の僕には怖い体験だったんです。

なので、幼なじみは僕が獣医師になったことを不思議に思っています。



では、なぜ獣医師という仕事を選んだのでしょうか?

僕は2浪しているんですが、1年目は文系だったんです。

あまり将来のことを考えず、文系に進み、あまり勉強もせず、予定通り浪人しました。

そして、理系に転向し、生物関係の学部学科に進むことは決めていましたが、進路が定まらず、生物系の色々な学部学科を受けました。

1浪目(2年目)は、私立大学の理工学部生物工学科に入学したんですが、入ってみて「なんか違う」と思い、夏休みから受験勉強をやり直して、3回目の受験をすることにしました。

実験室での研究が性に合わなかったんです。

なので、フィールドに出るか医療に携わろうと思いました。

そして、獣医学部と農学部(農業系)を受験し、難関の獣医学部に合格できたから、せっかくなので獣医学部に入学したという感じでした。

入学当初もまだ犬がちょっと怖かったので、犬が大好きという学生が多かった中、ちょっと浮いてしまっているように感じていました。

でも、獣医学は興味深く、楽しく勉強することができました。

あとは、社交性が低い性格を考慮し、組織の歯車になるのではなく、自分が組織を作り、自分のやりたいようにやろうと考え、動物病院を開業する道を選びました。



ここまでは、前から分かっていたんです。

最近、参加した講座での気づきにより、自分が選んだ道の理由がもう少しはっきりしました。

生き物が昔から好きで、自然の中にいる時が一番楽しかったという少年時代は、自宅でも生き物や植物に囲まれて育ちました。

生物や自然に関することを学ぶということが、自分の歩む道だということは直感的に分かっていました。

たぶん、僕は『自然とのつながり』を感じるということを大事にしたかったんだと思います。

生物学(獣医学)を学び、それを生業とすることで、「自然とのつながり」を感じたかったんだと思いました。

それが、この道を選んだ理由です。



同時に、動物病院経営以外に事業を広げたいという衝動が湧いてくる理由もわかりました。

もっと広い範囲で、自然とつながりたいんだと思いました。







獣医師免許をとってから、頭の中も、生活も、獣医師という仕事が中心になり、視野も狭くなっていきました。

『自然とのつながり』なんていう考えは完全に何処かへ飛んでいってしまっていました。

開業し、スタッフが増えて、本業である獣医師としての仕事以外にやるべきことも増えてしまい、いろいろなことを勉強しないといけない状況に追い込まれていきました。

そんな僕でしたが、経営やマネジメントを勉強するために外に出ることによって、今まで知らなかった世界を知るきことができました。

そんな中、自分の内面を磨くことが一番大切だと感じ、この2年くらいは、自分の内面を探求するることにエネルギーを注いできた気がしました。

そして、忘れていた自分を思い出し、自分の知らなかった自分を発見することができました。



僕の内面を比喩すると『自然の中を一人で走り回って遊んでいる少年』という表現がしっくりきます。

そこには動物たちもいて、自然の中でのびのびとしています。

人影は少ないのですが、僕が遊んでいる様子を見て、集まってくる子供がいます。

そんなイメージです。

そんなことに気づけた今年から、僕は子供に帰ろうと決意しました。



「子供」とは?

よく言えば自由ですが、悪く言えば自己中。

やりたいことに没頭している僕の背中を見て、仲間が集まってきて助けてくれる(社交性が低いので、自分から人に関わろうとはしない)。

そのやりたいこととは「自然とつながること」です。

まだ、そのビジョンは鮮明ではないのですが、ぼんやりと見えてきた気がします。



これからもガーデン動物病院をより良くしていくため、しっかりと経営やマネジメントをおこなっていきます。

それがもちろん僕の本業です。

『動物たちとのつながり』も『自然とつながること』の中の大切な1つです。



でも、僕の内側には、獣医師や動物病院経営者だけでは収まりきらない、もっと何かをやってみたいというエネルギーがふつふつと湧いてきて、抑えることができません。

ここ数年は、そういう内から湧いてくる衝動を抑えることにエネルギーを使い、自分を抑えることが当たり前になっていたように思います。

それを解放していこうと思います。



動物たちにも飼い主様にも価値を感じてもらえる『自然とつながれる場』を作りたいと考えています。

まだまだビジョンがはっきりしていませんので、具体的に何をするかは決めていませんが、数年後には何かをやりたいと考えています。

もうちょっと明確になったらブログに書こうと思います。

ご期待ください。





院長
水越健之

副院長レベルアップ合宿

2020年09月15日

院長の水越です。

宮端先生が9月から副院長になりました。

そして、今年5月に入社した金田先生も来年から副院長になる予定です。

また、知らなかった方も多いかもしれませんが、トリマーの古家くんはトリミング室 dog & cat salon nicori の店長です。

彼ら3人がチームのまとめ役です。

8月末に、僕の院長仲間の2つの動物病院と合同で『幹部スタッフ レベルアップ合宿』をおこないました。



場所は三杉リゾート。



初日の朝はオリエンテーションを兼ねて、森に入りました。

知らないメンバー同士の顔合わせ、これから始まる研修にリラックスして臨めるようにという目的です。

自然と一体になる感覚が心地良かったです。







午後から学びののスタートです。



今回のテーマは「リーダーシップ」

副院長や店長として、どういう姿勢でチームをまとめていくか?ということです。

リーダーといえば、先頭に立って、グイグイ引っ張るイメージを持つ方が多いかもしえません。

でも、それは昔の話です。

これからは、自分らしいリーダーシップ像を見つけ、確立させていくことが大切だと思います。

安心安全の場を作り、メンバーの個性を活かすチームを作るということも、立派なリーダーシップです。

うちのチームにはそれがあっていそうだと感じています。



自分のリーダーシップ像を明確にするため、学びの前半は『自己理解』について、2つの講座を実施しました。

『ストレングスファインダー』『メンタルモデル』という2つのツールを用いて、自分の特性を理解してもらいました。

同時に、部下(相手)を理解するには、まず自分を理解していなければならないということも学んでもらいました。

学びの後半は各メンバーの抱える悩みを相談し合う場を設けました。



今回のこの合宿、このような講座での学びを得てもらうという狙いだけではなく、創業経営者である僕ら3人の院長たちと時間を共にし、僕らのマインドを肌で感じてもらうという狙いもありました。

僕らがどういう姿勢で役割を果たしているか?ということです。

懇親会では、お酒を飲みながら、遅くまで仕事の話をしていました。

そういう時間の方が、気づきや得るものが多いのかもしれません。



帰りの車で、合宿の感想を聞いてみたら、うちの3人の幹部メンバーはいい顔をして、満足できたといってくれました。



『人は体験を通してしか成長できない』というのが僕の持論です。

知識を一方的に提供しても、受けとる意志がなければ、身になりません。

教育する側ができることは、学べる環境を用意することだけだと思います。

そういう環境に放り込んで、本人が体験を通して本質を学び、その学びが腹落ちして、初めて成長すると思います。



このような合宿を定期的に開催していく予定です。

新生、ガーデン動物病院はどのように進化していくでしょうか?

楽しみにしていてください。





院長
水越健之


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現在、『獣医師による獣医師のためのコンサルティング』のクライアント様を募集しています。

▼詳しくはこちら
https://www.anihosx.com/


『“学び”と”つながり”の場』では定期的にセミナーを開催しています。

<次回予告>
9/29(火) 20:00-21:00
親子向けセミナー 微生物との付き合い方 〜正しく恐れて、正しく対処しよう〜

▼詳しくはこちら
https://20200929oyako.peatix.com/

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親子向け「かがく教室」

2020年08月25日

院長の水越です。

先日、うちの子供達が夏休みの自由研究のネタとして、「かがく教室」に参加しました。

僕の兄が企画運営する教室です。



テーマは2つです。

・スライム作り

・ラムネ(飲料)作り

スライム作りは洗濯ノリとホウ砂(ほうさ)を混ぜて、食紅で色をつけて作りました。

調合次第で固くなったり、柔らかくなったりします。

子供たちはそれぞれ、好みの固さと色のスライムを楽しく作っていました。











ラムネはクエン酸、重曹、砂糖を混ぜて作りました。

クエン酸が想像以上に酸っぱくて、みんな飲みきるのに苦労していました。

甘味を出すために、「こんなにたくさんの砂糖を入れるんだ!」と驚いていました。








これで、夏休みの自由研究はバッチリです!



この教室、兄が企画運営していますが、運営母体はガーデン動物病院と同じ会社です。

今後は、科学教室だけでなく、獣医師や動物病院スタッフ体験、農業体験などの親子向け教室を開催していく予定です。



なぜ、動物病院運営会社がこんなことを始めたのか?

疑問を感じる方もいると思います。

その理由ですが・・・

・獣医師向けの学術セミナー運営やスタッフ教育のノウハウが活用でき、元大学教員である僕の兄の知識と人脈を活用できること

・地域貢献、より良い未来への貢献のため

・僕も兄も子供が好きだから(笑)

です。



今はまだ、試験的に開催しているので、参加費は無料!



次回はオンラインセミナー「微生物との付き合い方 〜正しく恐れて、正しく対処しよう〜」を9月29日(火)20時から開催します。

大阪大学の清野智史先生にお話ししていただきます。

コロナで不安な毎日ですが、親子で楽しく正しい知識を身につけていただければと思います。



ご参加をお待ちしています。

http://20200929oyako.mystrikingly.com/





院長
水越健之


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<次回予告>
9/29(火) 20:00-21:00
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診療時間とお昼の救急対応の変更について

2020年08月18日

院長の水越です。

ガーデン動物病院から大きなお知らせです。

2021年1月より、診療時間を短縮します。

2020年8月より、留守番電話でのお昼の救急対応が出来なくなりました。

患者様の期待に反する、非常に心苦しい決断をしました。

その決断の理由などを説明させていただきます。







コロナ災害のインパクトが大き過ぎて、記憶に残っていない方も多いかもしれませんが、今年の4月から、働き方改革が始まりました。

ガーデン動物病院のスタッフは残業時間が長く、短縮しなければ、ルール違反となってしまうという状況です。

昨年より、色々と対策を検討し、小さな工夫をたくさんやってきましたが、獣医師の残業時間だけは基準の範囲内まで減らすことが困難です。

そこで、大きな改革を断行することに決めました。



1つ目は、診療時間の短縮です。

9:00-12:00
17:00-19:30
夜間救急20:00-24:00

から

9:00-11:30
16:30-18:30
夜間救急20:00-24:00

となります。



2つ目は、昼の救急対応について。

現状は留守番電話にメッセージを残していただき、こちらが対応可能な状況であれば、折り返しお電話をし、必要があれば受診していただいていました。

昼休みはスタッフの休憩時間ではなく、外来診療をお休みしている時間帯です。

院内では、手術、検査、入院動物たちのお世話、ミーティングなど、重要な仕事をおこなっています。

スタッフの手が空いていないため、救急診療のお問い合わせのお電話に、折り返しの対応が出来ず、患者様のご期待に添えないことが頻繁にありました。

それもあって、留守番電話でのお昼の救急対応をやめることにしました。



午前と午後診察の間を短くし、午後診察を早く終え、スタッフの院内拘束時間を短縮させます。



患者様のご期待、ご要望に反する決断であるということは承知しております。

しかし、他に良い方法を見つけることができませんでした。



一般診療、夜間診療、入院治療、手術について、現状の質(サービスレベル)を下げないことが患者様への貢献だと考えています。

今の診療時間のまま、働き方改革の基準に沿った労働時間に変更すれば、上記の医療サービスのレベルを維持することは非常に困難です。

待ち時間はさらに長くなることが予想され、医療ミスが起こる可能性も高くなると思います。

人員を増やせば解決しそうなものでが、獣医師の採用は非常に競争率が高くて増員が難しいく、さらに、新卒獣医師の教育には非常に時間がかかります。

仮に、多くの獣医師を採用出来たとしても、運営が困難となります。

ペットホテルの一時休業、自動受付システムや手術器具の洗浄機などの機械化、その他、毎月のミーティングで業務改善に努め、仕事の無駄を徹底的に排除してきましたが、それだけではダメでした。

本当に申し訳ございません。



診療の縮小を行いますが、

・仕事の質、サービスレベルを下げないこと

・スタッフの労働環境を整えることで、ガーデン動物病院の安定性や永続性を高めること

それらを優先させ、患者様に貢献し続けたいと思っています。



ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。





院長
水越健之

オンラインセミナー

2020年07月21日

院長の水越です。

8月24日にオンラインセミナーを開催することになりました。

僕の兄の知人、大学の先生(農学)とお寺の住職という全く異なる2つの顔をもつ先生に講演をお願いしました。



僕は開業してから、経営やスタッフマネジメントの勉強をたくさんやってきました。

それらのことを誰からも学ばずに開業したので、勉強しないといけないことの多さに唖然としました。

勉強したことの多くは、すぐに役立つことではありませんでした。

でも、人生に大きな影響を与えるすばらしい学びもありました。

それを自分一人のものにしておくことはもったいない。

多くの人と分かち合いたいという思いから、「学びの場」を作りたいと思うようになりました。

そして、今年から兄と一緒に学びの場を運営していくことになりました。







今年の2月には、経営者や人事の仕事をしている人を対象に、次世代の組織論、『ティール組織』のセミナーを開催しました。

その後、コロナ災害によって、予定していた第2回セミナーの開催が出来ていませんでした。

そしてようやく、8月24日(月)20時から、オンラインで、一般向けのセミナーを開催できることになりました。



冒頭にも書きましたが、講師は大学教員であり、お寺の住職でもある玉井鉄宗先生をお招きし、科学と仏教という観点から「私たちの本当の姿」についての講演をしていただきます。

先日、先生と初めてお会いしたのですが、すごく気さくで、話が面白い先生でした。

きっと、学びを通して豊かな時間を過ごせると思います。



ご興味があれば、ご参加くださいませ。

よろしくお願いします。

https://peatix.com/event/1532788/view?k=ce13752b7d2a1f8710c21c90688f8b90865184d8





院長
水越健之 

教育

2020年07月07日

院長の水越です。

社員教育、それは動物病院だけでなく、組織にとっての永遠の課題だと思います。

うちも例外ではありません。

医療面での院内セミナーはかなり充実していると自負しています。

講師陣は一流ばかりで、スタッフのモチベーションも高く、医療レベルアップが実現しています。

しかし、いわゆる新人研修、社会人教育は決して上手くいっておらず、課題が山積みです。



そういう課題を解決するため、色々と動き始めました。

院長仲間や元教員である兄と協力し、「教育」について取り組み始めました。

専門教育ではなく、一般教育です。

幹部クラスを対象に、人材マネジメントのレベルアップ、人間的な成長を目指すプラグラムから実現していきたいと思っています。

社会人としての常識、勤務態度、患者様への対応姿勢、患者様目線などなど そういうことは一方的に情報提供しても、なかなか伝わらず、成果が期待できません。

特に若い世代のスタッフには、一方通行の強制的な指導は合わないように感じています。

まずは、上の人間を育て、彼らが仕事ぶりによって模範を示し、背中で教えるようなイメージです。

同時に上の人間が一緒に働く中で部下たちとの信頼関係を築くことが大切だと思います。



自分自身を知り、人として成長すること。

専門分野に限らず、幅広い知識を身につけること。

柔軟な考え方、広い視野を持つこと。

などなど・・・。



そういう成果を目指して、他業界のエキスパートに講演やセミナーを依頼することも計画しています。

内容によっては、飼い主様方にも聞いていただいても喜んでもらえるかもしれません。

準備ができましたら、セミナーのご案内をさせていただこうと思います。







医療面だけでなく、総合的な成長を目指していきます。

すぐに成果を出すのは難しいですが、一歩一歩じっくりと取り組んでいきます。





院長
水越健之

レジ袋

2020年06月30日

院長の水越です。

7月からレジ袋が有料になります。

環境問題対策は急務であり、レジ袋やプラスチックストローの消費は避けたいと思います。

今日は7月からのガーデン動物病院のレジ袋対策と、僕が考える環境問題への考えを書きたいと思います。



結論は、バイオマスを含むレジ袋を採用し、無料配布を続けることにしました。

ただし、基本的にはレジ袋なしで、エコバックなどの持参をお願いし、なるべくレジ袋は配布しないという方針です。





以前のブログ、去年の10周年イベントでのスピーチでもお伝えしましたが、会社としての方針を転換しました。

無理な拡大路線をやめました。

不自然が悪い感じがしたからです。

その方針の転換は、環境保護の思想との共通点があります。



自分さえ良ければいいという考え。



消費と購入の回転を増やし、経済を回すことを良しとする社会。

自分らしさや、今ここを味わうという豊かさよりも、金銭的な豊かさや先のことを考えてリスク管理を重視する傾向。

これらに違和感、不自然さを感じるようになりました。



環境問題という点で言えば、人間さえ良ければいい、自分が死ぬまでもってくれればいいという考えが、環境破壊を引き起こすと思います。



僕はできるだけ資源の無駄遣いを辞めたいと考えています。

小さなことではありますが、近くの接骨院に行く時は車ではなく、自転車で行くようにしています。

着なくなった服は、メルカリで売ったり、古着でワクチンという仕組みを使って、リサイクルしています。(▶︎https://furugidevaccine.etsl.jp/

自宅や仕事中に飲むペットボトルのお茶をやめました。



そういう考えなので、バイオマスを含むレジ袋を採用しますが、レジ袋は極力使いたくないと考えます。

ご理解とご協力をお願いいたします。





院長
水越健之

コロナがもたらしたもの

2020年06月17日

院長の水越です。

子供たちの学校、幼稚園が通常に戻りました。

先日、久々に子供3人がいない日がありました。

妻と2人で静かな家にいること、それは平穏ですが、寂しさもありました。

約2ヶ月半続いた、コロナ災害の中の家族の時間が懐かしく思えました。



3月下旬から長女と次女の小学校と幼稚園がお休みとなり、いつ終わるかわからない我が家のコロナ災害時間が始まりました。

夏休みのように毎日子供が家にいる時間は親にとって大きなストレスでした。

いつ終わるか分からないということが不安であり、ストレスを増大させました。

緊急事態宣言が出され、末っ子の保育所も休ませることになり、その後の1〜2週間がストレスのピークだったと思います。



4月の中旬ごろから、子供がいる時間を味わい、楽しめるようになっていきました。

僕は仕事を朝と夜に集中させ、オンライン化を進め、お昼ご飯〜晩ご飯の時間をできるだけ自宅で家族と過ごすようにしました。

最初は妻の負担を減らすという動機だでしたが、だんだんとその時間に対する捉え方が変わり、僕にとって家族と過ごす大切な時間となっていきました。

長女や次女に勉強を教えたり、末っ子とブロック遊びをしたり、一緒にビデオを見たりという何気ない時間。

もちろん、ほとんど外出はしませんでした。

でも、家族5人で犬の散歩に行ったり、サイクリングをしたり、ドライブ(車からは降りないで走るだけ)をしたり、安全を確保しながら外を楽しみました。







コロナ災害前〜災害の序盤までは、子供と過ごしている最中にも、仕事のことや次にやることで頭がいっぱいだった気がします。

子供との時間は浪費であり、その時間がもったいなかったんです。

仕事の成果を上げるため、有益な情報をインプットするための時間が奪われることへの恐れがありました。

子供と過ごす時間は、楽しい時もあるが、楽しめない時の方が多く、義務のように捉えていたかもしれません。



でも、コロナ災害期間に入り、段々と子供との時間を楽しむようになっていきました。

一緒に遊ぶ時間だけでなく、食後の何気ないひと時、子供だけで遊んでいる様子を眺めている時間が幸せであり、かけがえのない時間だと感じるようになっていきました。

「今ここ」を味わうとは、そういうことなのかもしれないと思った。

そんなことを考えながら、これまでの学びを振り返ったり、内省することもありました。

なんのために生きているのか?を考えさせられました。

少なくとも、お金持ちになること、仕事で成功することが生きる目的ではありません。

そうではなく、家族との時間を楽しみ、幸せな時間を刻む人生にしたいと今はハッキリとそう思います。



コロナ災害の中、「リメンバー・ミー」という映画に家族でハマりました。

家族の縁をテーマにしたディズニーの映画です。

このタイミングで、この映画にハマったことにも不思議な縁を感じます。

そして、僕の兄がうちの会社の役員に入ることがコロナ災害中に決まりました。

それも偶然だとは思えません。

コロナが大きな流れをもたらしたように思います。



去年ぐらいから、小さな流れが来ている兆しがありました。

会社経営、マネジメントに対する考え方が変わり始めたのです。

会社を大きくしたい そして、称賛され、注目されたい。

それが前までの自分。

大きくすることが目的ではない 今が充実していること、結果ではなくプロセスを楽しむことが大切。

去年からそんな自分にシフトチェンジしつつあります。



前までは、外からの目がすごく気になりました。

どう見られるか?それが気になり、それが怖かったんです。

その怖れを回避するために、目標を設定し、そこに向かって少しづつ進んでいることを確かめ、安心したかったんです。

目の前のこと、今起こっていることよりも、先のことが気になり、常に未来を考えていました。

他者の目が怖くて、「今ここ」いることができなかったんです。



コロナ災害によって、いろいろなことを体験しましたが、大丈夫でした。

コロナ災害の終盤には、ファスティング(5日間、酵素ドリンクと水だけで過ごした)をしたんですが、食べなくても大丈夫でした。

これまでの学びや体験による影響もあると思います。

昨年からの変化に加え、これらの非日常を乗り越えて、「何が起こっても大丈夫(かもしれない)」という感覚が腹落ちしてきた気がします。

だから、仕事で成果を出さなくても大丈夫、もっと出来る経営者・院長にならなくても大丈夫だという感覚に馴染んできたのかもしれません。

どうにかして課題解決しようとか、がむしゃらに頑張って成果を出そうとか、先短距離で成長しようとか、そういう自分を手放しつつある気がします。

コロナによって、そんなシフトチェンジがもう一段進んだ気がします



今、ここ、目の前のことを大切にし、先のことを考えすぎず、後から振り返って「良かった」と思える時間を過ごしていきたいと思います。

そんな時間を一歩一歩進むことで、ガーデン動物病院ももっと良くなると思っています。





院長
水越健之

熱中症

2020年06月09日

院長の水越です。

梅雨入り前なのに、夏のように暑い日が続いていますね。

コロナもまだまだ安心でませんが、これからの時期は熱中症も心配です。

夏本番になる前に、熱中症について、おさらいしておきましょう。



●まず、熱中症になりやすい犬種や、状況は?



(1)なりやすい犬種

換気が下手な犬(短頭種:ブルドック、フレンチブルドック、パグなど)、太っている犬、毛が密な犬は体温が下がりにくい。



(2)なりやすい状況

気温が高い環境、運動、興奮、けいれん発作など。



●次に、なぜ体温が上がるだけで、危険な状態に陥ってしまうか?





高い体温が続くと、体を作るタンパク質が壊れます。

そうすると、様々な臓器がうまく働くことができなくなります。

さらに悪化すると臓器が死んでしまい、全く働くことができなくなります。

例えば、脳の働きが悪化すると、最初は、眠そうにしたり、元気がなくなります。

さらに悪化すると、意識がなくなったり、けいれん発作を起こしてしまいます。





高い体温が続くと、過剰なパンティングが起こります。(運動後のようにハアハアと激しい呼吸をします)

パンティングによって、体温を冷まそうとしているのですが、吐く息には水蒸気が含まれているので、長時間続くと脱水症状に陥ります。

脱水症状が悪化すると、血液がドロドロになり、全身にうまく血液を送り届けることができなくなってしまいます。(ショックという状態です)

血液がうまく届かないということは、酸素や栄養の運搬ができないということです。

①と同様に、様々な臓器がうまく働くことができなくなります。





高い体温が続き、過剰なパンティングが起こると、喉や気管を痛め、腫れることもあります。

そうすると、呼吸による空気の出入りがうまくいかなくなります。

酸素の取り込み、二酸化炭素の吐き出しがうまくいかないということです。

この場合も、酸素不足などで、様々な臓器がうまく働くことができなくなります。







 


●最後に、対策について

一番重要なのは、熱中症にならないこと。



そのためには、

・熱中症のリスクが高い犬種、状況を理解する

・下記の期間は散歩を早朝にする(あくまでも目安です この期間外でも暑い日は要注意です)

リスクが高い犬種 5月~10月
その他の犬種 梅雨明け~9月ごろ

・留守番をさせるときは、温度管理に気をつける

・車内や暑いところに放置しない

・万が一の時に備え、体温計を常備しておく



もしもの場合は、体を冷やしながら病院に直行です。

それが必要な体温は41度です。

ただし、40度を超えるようなら、その後こまめに(5分間隔)体温測定をしましょう。

39.5度まで下がれば安心です。

40度から上昇傾向であれば、「冷却」+「受診」が必要です。

<冷やし方>

・水で体を濡らしながら、風を送る

・脇の下、内股などは保冷剤で冷やす



短頭種気道症候群をご存知でしょうか?

フレンチブルドック、パグ、シーズーなどの短頭種(鼻ペチャ犬)に特有の問題です。

ちょっと動いただけで、喉をガーガー鳴らす息遣いになります。

短頭種は熱中症のリスクが高いですが、短頭種気道症候群を持つ犬は特に注意が必要です。

4歳までに矯正手術を受けることで、改善します。

短頭種の子の飼い主様は特に熱中症に気をつけて過ごしてあげてくださいね。



以上です。





院長
水越健之

コロナとの日常

2020年06月03日

院長の水越です。

コロナ災害がようやく収束に向かっているような状況ですが、皆様はどのようにお過ごしでしょうか?

今日はガーデン動物病院のコロナ対策ではなく、プライベートなことを書きたいと思います。



3月下旬ごろから外食やショッピング、家族のお出かけを控えました。

長女と次女はそれぞれ、小学校と幼稚園がお休みとなり、毎日家にいるようになりました。

緊急事態宣言が出されてからは末っ子(長男)も保育所を休ませることになりました。

これまでは、夏休みなどの長期休みでも、末っ子は保育所に預け、上2人も習い事には行かせていましたし、忙しい時は学童に預けていました。

でもこの2ヶ月は、子供3人がずっと家にいて、外出といえば散歩くらいです。

最近になって、ようやく長女の小学校は週に1〜2日、短時間ですが登校日が設けられましたが、このような状況が2ヶ月以上続いています。

子供が小さく、親がまだ若い時に、こんな時間を過ごすことになるとは思っていませんでした。

毎日、家族と一緒に過ごせることは、大変ではありますが、すごく幸せです。

貴重で、ありがたい時間だと思います。

もうすぐ終わるかもしれないこの時間を大切に過ごしたいと思っています。

コロナ災害の真っ只中、僕と長女と末っ子が誕生日を迎えました。











個人的にはzoom(オンライン会議システム)が生活の一部になりました。

この3ヶ月間、セミナーや研修は全てオンラインに切り替わりました。

院長仲間との打ち合わせ、リクルート活動、オンライン飲み会などもやっています。

移動や外泊がなくなったので、お金も時間も節約できますし、移動疲れで体調を崩すこともなく、夜は家族と一緒に過ごせます。

zoomのおかげで、豊かな時間を過ごせています。

これを機に、生活スタイルが大きく変わりそうです。

同時に、仕事について、学校について、経済についてなどなど、色々と考えさせられました。

アフターコロナについて、多くの人がいろんなことを言っていますが、機会があれば、僕の見解もブログに書きたいと思います。



コロナは収束に向かっているように見えますが、第二波の兆しもありそうですし、油断は禁物です。

気を引き締めて乗り切りたいと思います。





院長
水越健之

再開

2020年05月12日

院長の水越です。

2週間の休業が終わり、5/9より診療とトリミングを再開しました。

2週間の間、多大なご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

申し訳ございませんでした。

コロナ感染者に接触したスタッフも含め、休業期間の2週間、スタッフ全員が健康な状態であることを確認し、再開しても問題ないと判断しました。



休業するか、感染者と接触したスタッフを自宅待機させて診療を続けるか、すごく悩みました。

休業するとガーデン動物病院のミッションである「患者様の安心」、ポリシーである「いつでも診る」を裏切ってしまう。

なので、始めは休業しないでおこうと考えていました。



数名のスタッフと臨時ミーティングを開き、スタッフに背中を押されて休業を決めました。

自分一人では、その決断に踏み切ることができなかったと思います。

休業しないという選択肢を考えると、何かモヤモヤしたものが僕の心にありました。

休むと決めて、心がスッキリし、その決断が正しいということが、頭ではなく身体感覚的にわかりました。

長期的な視点で考え、最悪のことを想定し、それを回避するために、休業という選択が正しいということに納得できました。

その方が「患者様の安心」を裏切らない選択だと考えたました。



診療を再開しましたが、コロナウイルスが収束したわけではありません。

ご来院時には、マスクの着用、車内での待機、少人数での来院などのご協力を引き続きお願いいたします。



また、狂犬病予防接種は6月以降でも可能です。

しかし、フィラリア予防は5月末までに始めていただきたいので、出来るだけ密を避けるために、予防に特化した予約診療を火曜日と木曜日のお昼休みに実施します。

開始は14日(木)です。



是非ご利用ください。



これからもガーデン動物病院をよろしくお願いいたします。




院長
水越健之

狂犬病予防接種

2020年04月21日

院長の水越です。

新型コロナウイルスの影響で、岸和田市の狂犬病集合注射が中止になりました。

お困りの方もいらっしゃると思います。

それに対して、ガーデン動物病院としても何らかの形で貢献したいと思っています。

今日はそれについて書きたいと思います。



「狂犬病予防接種は毎年1回、4月~6月に受けましょう」ということに決まっています。

人に感染する恐ろしい病気なので、わんちゃんへの狂犬病予防接種は法律で義務付けられています。

集合注射は毎年4月に行われています。

タイミングが悪いというか、ちょうど4月~5月は動物病院の繁忙期です。

狂犬病予防接種だけでなく、フィラリア予防やノミ・マダニ予防のために多くの患者様が来院されます。

狂犬病予防接種だけを受けに行っても、すごく待たなければなりません。

なんとか、混雑を緩和したい。

そして、集合注射に行きたかった方にも、来てもらいやすいようにしたいと考えていました。



先日行ったミーティングで、コロナ騒動が収束するまで、院内ミーティングを中止することに決めました。

ガーデン動物病院は火曜日はミーティングDAYです。

そこで、その火曜日のお昼過ぎ~夕方の時間を使って、狂犬病予防接種をお引き受けすることを計画しています。



以下、現時点での決定事項です。

5/12に実施する

・受付時間は、13:30-15:00

・対象は岸和田市在住の方で、保健センターからの集合注射についての郵便物を持参していただく

・予約制ではない



(新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、中止または延期とさせていただくかもしれません。ご理解、ご了承をお願いします。)







その他、詳細について現在検討中です。

Talknoteというデジタルツールを活用し、オンラインで議論をしています。



コロナ騒動を機に、対面でのミーティングが減り、オンラインでのコミュニケーションが増えています。

こんなふうに社会は変わっていくのだろうと思っています。



火曜日の狂犬病予防接種の詳細は、HPやLINEなどで、改めてお伝えします。

開催についても、様子を見ながら判断していきます。

HPやLINEでのご確認をよろしくお願いします。





院長
水越健之

春のイベントについて

2020年04月01日

院長の水越です。

新型コロナウイルスが猛威を奮っております。

早く収束してほしいです。

その影響を受け、毎年実施ている春のイベントが開催できなくなったことをお伝えします。



春の訪れを知らせるように、ガーデン動物病院のシンボルツリーであるミモザが咲き、エントランスを華やかにしてくれました。

今年は開花が早かったので、今年のミモザのリース作りのワークショップは2月中に開催しました。





その頃から、新型コロナウイルスが中国で大流行し始めました。



毎年3月に開催している春のイベントですが、今年は少し延期して開催することを考えていました。

しかし、現在でも、新型コロナウイルスが収束する様子はなく、東京オリンピックの延期が決まりました。

ガーデン動物病院のイベントは秋にも毎年行っています。

なので、春のイベントは延期ではなく、中止とし、秋のイベントを開催できればと思っています。



楽しみにしていただいていた飼い主様には、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

しかし、このような状況ですので、仕方ありません。

秋のイベントは、今まで以上にいい内容にしたいと思います。

ご期待ください。



水越家では、夏休みのように、毎日子供が家にいます。

でも、お出かけはできず、外に出るのは、犬の散歩に行ったり、ベランダで遊ぶ時くらいです。

子供も親もストレスが溜まってきました。



新型コロナウイルスは、様々な形で我々を困らせます。

でも、これまでのような経済が中心の資本主義社会では、地球がもたないという警告だと捉えることもできます。

テクノロジーの進化だけではなく、私たち一人一人の意識の進化が求められているように思います。

外出できないことによってできた時間を使って、家族との時間を大切にしたり、地球の未来について考えてみたり、そんな風に過ごしていきたいと思います。





院長
水越健之

ペットホテルの休業について

2020年03月17日

院長の水越です。

4月からペットホテルを一時休業とさせていただきます。

ペットホテルの休業に関して、いくつかのご意見をいただきました。

そのご意見にもお答えしたいので、今日はペットホテルの休業について書こうと思います。







いつも当院の運営にご理解頂き、またご意見を承りありがとうございます。

ペットホテル休業に関しまして、いくつかお声を頂戴しておりますので、私から今一度お話させていただきます。



休業の理由は動物看護師の人手不足です。



当院は、1匹でも多くの命を助けるべく、夜間診察も含め診療をおこなっています。

重症患者や他県からの診察入院も多く、外来診療、手術、入院管理、手術、ミーティング、その他雑務等、さまざまな業務を日々、与えられた時間の中で限られたスタッフでおこないます。

これまではその中にホテルの業務も含まれていました。



ペットホテルの業務内容ですが、定期的に健康状態をチェックし、健康管理の記録をつけます。

わんちゃんねこちゃんがオシッコやウンチを踏んでしまったり、その上に横になったりすることも少なくなく、その都度シャンプーをします。

食事の種類やあげ方など、11頭違います。

預かり物の管理なども間違いないようにおこないます。



このように、たくさんの業務が含まれ、外来診療、手術、入院看護など、動物達の命を助けるための業務を圧迫するようになってしまいました。

動物看護師の人数、入院動物の増加等の現状から、これまでどおりの仕事量を正確におこなうことが困難だと判断しました。



最善を尽くして参りましたが、何かが疎かになることだけは避けたく、今回私たちにとっても苦渋の決断でございましたが、一旦ペットホテルを休業とさせていただく運びとなりました。



ご利用くださっていた患者様には大変ご迷惑をおかけしてしまうこと、スタッフ一同とても心苦しく思っております。

どうか、何卒ご理解頂けますよう、お願い申し上げます。



再会の目処が立ちましたら、皆様にいち早くお知らせいたします。

ご意見ありがとうございました。





院長
水越健之

健康診断を受けてほしい理由

2020年03月10日

院長の水越です。

毎春、わんちゃんにはフィラリア検査と一緒に健康診断のための血液検査をお勧めしています。

ねこちゃんにも、毎年の健康診断をお勧めしています。

今日はその理由について、書きたいと思います。







理由① わんちゃん、ねこちゃんは喋れないから

喋れないので、体調不良を言葉で訴えることが出来ません。

元気や食欲が無くなる、嘔吐や下痢などの目に見えた症状がある、などによって、飼い主は体調不良に気付くことが出来ます。

でも、そのような状態は、ある程度病状が進んでからということも少なくありません。

病気の早期発見には、健康診断によって、異常を見つけてあげる必要があります。



理由② わんちゃん、ねこちゃんは歳をとるのが早いから

人間と比べると45倍のスピードで歳をとります。

人間も毎年、または2年に1回くらいの頻度で健康診断を受ける方は多いと思います。

その頻度と比べると、わんちゃんやねこちゃんは毎年2回の健康診断が必要だと僕は思っています。



理由③ 異常が無くても、健康な状態の基準値を知っておくことができるから

血液検査の結果には、それぞれの項目に正常値があります。

でも、健康な状態の動物の検査結果が、必ず正常値の範囲内にあるとは限りません。

健康体であっても、少し数値が高めの動物、低めの動物がいます。

本当に体調が悪い時に検査を受けて、一般的な正常値と比較するよりも、その動物が健康な状態の時に受けた結果と比較する方が、正しい病状の把握が出来ます。



理由④ 安くて便利だから

春の健康診断は、外部の検査センターに測定を依頼しています。

そのセンターの協力によって、安価で健康診断を受けていただけます。

また、検査結果は後日郵送させていただきますので、結果を院内で待つ必要がありません。

わんちゃんの場合、毎春、必ずフィラリア検査を受けていただく必要があるので、1回の採血でフィラリア検査と健康診断を受けられるので、わんちゃんの負担も減ります。



毎年、健康診断をお勧めする主な理由は以上の通りです。



うちの4頭のわんこ達も、すでに春の健康診断を受けました。

2頭は腸の病気で、栄養の吸収が悪く、タンパク質の一種であるアルブミンの値が、病状の判断に欠かせません。

今回の検査では、2頭とも数値に問題はなく、安心出来ました。



良い結果だと安心できます。

何か異常が見つかっても、早期に発見出来た方が、良い対応が可能です。







3月末までは、予防薬の早割もあるので、さらにお得です。

お気軽にご来院ください。





院長
水越健之

”学び”と”つながり”の場

2020年03月03日

院長の水越です。

先日、主に動物病院経営者を対象にした組織づくりのセミナーを開催しました。

『”学び”と”つながり”の場』というコミュニティを作り、経営者やマネージャー仲間に学びを提供し、繋がりを作る場です。

このコミュニティを立ち上げるに至った思いを簡単に説明します。



ガーデン動物病院は去年開院10周年を迎えました。

5年くらい前から組織が大きくなり、スタッフマネジメントの課題に悩むようになりました。

そして、色々なことを勉強したり、コンサルを入れ、色々な手法を試しましたが、大きな成果はありませんでした。

問題は自分ではなくメンバーにあると考えていたのが一番の問題だったと2年ほど前に気づきました。



そして、今は自分を磨くこうと日々努力をしています。

まだ、スタッフマネジメントをマスターした訳ではなく、僕自身が人格者に成長した訳ではないですが、たくさんのことを学び、やってみて、失敗してきた中には、伝えることで役に立てることがあるかもしれないと思いました。

貢献するためだけではなく、それをやりたいという思いが内から湧いてくることを感じました。



僕が講師としてお話し出来ることは限られているので、しばらくの間は僕が勉強させてもらい、すごく大きな学びになったことを、その先生をお招きして伝えていただく場を作ることから始めようと思いました。



そして、嘉村賢州先生と吉原史郎先生をお招きし、『ティール組織』をテーマに、記念すべき第一回セミナーを開催することができました。



第一回セミナーは動物病院経営者仲間であり、僕の友人である動物病院京都の園田先生と共同で開催しました。



テーマである『ティール組織』を一言で説明するのは難しいのですが、現在の一般的な組織形態、要するに、効率を優先し、ピラミッド型の階層構造の組織とは全く違うものです。

スタッフの上下関係がなく、誰もが決定権を持ち、責任を背負います。

スタッフは金銭や懲罰で動かされるのではなく、信頼によって結びつき、自分たちが会社の目的を考えて自発的に、自立的に動きます。

そんな組織が世界レベルで少しづつ増えてきており、それらの共通した特徴を体系的にまとめたのがティール組織です。



うちもティール組織を少し意識して組織づくりをしていますが、いろいろな課題が起こります・

そのセミナーの第二講座では、僕が組織づくりにおいてぶつかった課題を講師のお二人に投げかけ、アドバイスをいただくという形式の座談会を開きました。



僕自身も課題解決のヒントをつかめましたし、似たような課題を抱える参加者からも「勉強になった」というお声をいただきました。

今回は僕と共同主催者の仲間に声をかけて参加者を募りました。

参加者同士のつながりも広がりました。

『”学び”と”つながり”の場』を作ることが出来たと満足しています・







動物病院業界を良くするためには、まず、院長やマネージャーが成長し、変わることが必要不可欠だと思っています。

そのために、僕ができることを少しずつやっていき、業界を良くし、動物たちや飼い主様の「安心の場」を日本中に増やしていきたいと思っています。



もちろん、その場を作り参加することで、僕もうちのメンバーも成長し、ガーデン動物病院の患者様にも、もっと安心していただけるガーデン動物病院にしていけると思っています。





院長
水越健之

春の訪れ

2020年02月11日

院長の水越です。

暖冬とはいえ、まだまだ寒い日が続いています。

でも、立春が過ぎ、陽が長くなり、野花が咲き、春の訪れを感じられる時期になりました。

僕はこの季節が好きです。

今日はこの季節について書こうと思います。



ここ数年、節分と立春をすごく意識するようになりました。



理由の一つは、節分の夜は僕が鬼になるという重要な家族行事があるからです。

今年は怖がらせ過ぎて、反省しています。

末っ子の圭は半泣きの寝言で「言うこと聞く!」と言っていました (^^;



そして、ガーデン動物病院のシンボルツリーであるミモザが蕾をつけます。

ミモザは成長が早く、移転した6年前と比べると2倍以上の高さになりました。

今年は予想以上に開花が早かったです。



毎年恒例になりつつある『ミモザのリース作り』のイベントを例年より2週間ほど早い、222日(土)に開催することに決めました。

詳細はまもなくメルマガやSNSでお伝えします。



花屋さんには春の花がたくさん並び出す季節でもあります。

夫婦で花屋に行って、たくさん花や緑を買って、ベランダを華やかなするのがすごく楽しみです。



久米田池は冬の間は水が抜かれますが、この頃から川から勢いよく水が流れ込み、少しずつ水面が高くなっていきます。

朝のジョギングで池に水が流れ込む様子や、日に日に水面が高くなっていく様子を見るのも楽しみです。





春はもうすぐそこまできています。



3月からはわんちゃんねこちゃん達の予防のシーズンです。

我々にとっては一年で一番忙しいシーズンなので、今のうちにしっかりと準備をしておきます。

春の予防や健診のお知らせは2月末ごろにお届けする予定です。

今年も小さな家族たちの予防をしっかりと行いましょう。

我々がサポートいたします。





院長
水越健之

書籍「アミ 小さな宇宙人」の世界観

2020年02月04日

院長の水越です。

就職説明会の後の懇親会で、ある学生と仲良くなって、この本のことを教えてもらいました。

この前、僕がブログに書いた環境問題とも関連があり、すごくいい内容でした。

今日はそれについて書こうと思います。



地球よりも文明が発達した惑星から、宇宙人アミがやってきて、少年にメッセージを伝えます。

「このままでは地球は滅びるので、何とかそれを防ぎたい。どうすれば地球を救えるか?」

文明が進み、人々が平和に楽しく暮らす惑星に少年を連れて行って、それを見せることで教えます。

そして、その体験を物語として本に書くような命令します。

その本を通して、地球の人々に伝えるためです。







アミによると、惑星は以下のような段階で進化していきます。

第一段階 無生物の時代

第二段階 生物の出現~恐竜の絶滅

第三段階 人類の出現と繁栄

第四段階 愛によって統一された世界

現在の地球は第三の最終段階であり、進化に失敗すると地球は滅びてしまうとのこと。

資源の枯渇、環境破壊、異常気象、戦争などが原因です。

そうならないためにはどうすればいいか?



現在の地球は、「理論・思考・物質性・外界 > 情緒・感じること・精神性・内面」という状態。

その結果、経済・お金が中心の世の中になっています。

そのバランスを整えること、思考ではなく感じることを重視するということ、精神性・内面を磨くということが必要です。

お金や経済ではなく、「愛」が中心の世の中にすることが重要だということです。

そのベースにある「愛」、それは自己愛や家族愛、友人や親しい人に対する愛だけではなく、すべての人や生物、地球に対する無性の愛です。

頭脳ではなく「心」のレベルアップが必要だということです。

そして、国境なくし、愛をベースにした法を元に、地球という統一国家を作ることが必要だそうです。

言い換えると、人類の心のレベルが上がれば、テクノロジーは愛のみをベースに活用され、戦争は起こりません。

防衛費を中心に、無駄な消費がなくなることで、人々に富を分配できます。

貧富の差を生む貨幣経済ではなく、分かち合うことでみんなが幸せな社会へと進化します。

そこに到達した惑星は、文明が進んだ惑星から、宇宙政府の仲間入りが認められ、宇宙の最先端のテクノロジーを教わることができるそうです。



すごく、壮大な物語でした。

宇宙人や地球より文明が発達した惑星が存在するかどうかは僕にはわからないですし、世界統一国家の成立は非常に難しいと思いますが、第四段階に進化していくプロセスにはすごく同意できます。



現代人は頭脳ではなく「心」のレベルアップが必要だと思います。

世の中を動かすのはエゴではない愛の力だと思います。

我々の行動の起点、行動の動機は愛でありたいと思います。

そのためには、物事をニュートラルに受けとめられる心の器を育てる必要があると思います。

まとめると「何事にも動じない強い心で受けとめ、愛を起点に行動すること」が平和に進化していく鍵だと思います。

僕自身は自分を磨いて成長し、そう在りたいと思っていて、その考え方が広がれば、世界は平和になると思います。



僕もアミのメッセージを伝えるメッセンジャーになりたいと思ったので、ブログで紹介しようと思いました。

簡単な日本語で、さらに漢字にはふりがながふってあるので、小学校の高学年くらいなら読んで理解できると思います。

なので、子供から大人まで、全ての世代にオススメです。

そして、挿絵はちびまる子ちゃんのさくらももこさんが書いていて、すごく可愛いです。

残念ながら、書籍「アミ 小さな宇宙人」は絶版なので、古本でしか手に入りません。

3冊のシリーズなんですが、3冊ともプレミア価格に値上がりしています。

とりあえず、「①アミ 小さな宇宙人」の1冊だけでも読んでいただきたいです。



世界平和と未来の地球のために

人、動物たち、全ての生物、地球の幸せのために





院長
水越健之

バレンタインは要注意(チョコレート中毒について)

2020年01月28日

院長の水越です。

病気や体調不良には季節性があります。

人間の場合、冬にインフルエンザが流行ったり、正月にお餅を喉に詰める事故が起こったりしますよね。

わんちゃん、ねこちゃんも同様であり、バレンタインデーは要注意です。



ワンちゃん、猫ちゃんにチョコレートを与えてはいけないということはご存知でしょう。

チョコレートにはテオブロミンという有毒成分が含まれているからです。

人間はテオブロミンを簡単に代謝できますが、わんちゃん、ねこちゃんの代謝速度ははるかに遅く、その結果、蓄積して体内の毒性量が上がります。

テオブロミンを一定の量以上摂取すると、筋肉の震え、けいれん発作、不整脈、内臓出血、心臓発作を引き起こす場合があります。

テオブロミン中毒(チョコレート中毒)を起こし始めた時に見られる症状として、激しく落ち着きがなくなります。

小型犬の場合、板チョコ1枚分で致死量になる可能性もあり危険です。



下の表は、どのくらいの量が危険であるかを示しています。

参考にしてください。





テオブロミン中毒の一般的な治療法は、摂取してしまったらなるべく早くに嘔吐させることです。

誤飲が疑われる時はすぐにお電話ください。

そして、何を、いつ、どのくらい食べたかを伝えてください。

場合によっては、無治療で経過を見てもいい場合があります。

一番の予防は、ワンちゃん・猫ちゃんが自由に口に出来るような場所には、人の食べ物を置かない事です。





院長
水越健之

環境問題と地球の未来

2020年01月21日

院長の水越です。

昨年はブラジルのアマゾンの熱帯雨林が火災によって広い範囲で焼けてしまい、秋からはオーストラリアでも大きな火災によって、たくさんの野生動物たちが死んでしまいました。

すごく悲しい出来事です。

日本でも、ここ数年は毎年大きな台風が上陸するなど、温暖化の影響を受けています。

日本の未来、地球の未来は、環境問題に大きな影響を受けます。

今日はそんなテーマについて書きたいと思います。



このテーマについての結論ですが、資本主義経済の限界がきているように僕は思います。

地球上の多くの人間は、衣食住に困らなくなって、もっと便利で快適な生活を求めるようになりました。

日本は第二次世界大戦後、欧米に追いつこうと、必死になって働いて、経済大国に成長しました。

そのおかげで、衣食住に困らなくなりました。

今では、日本中にコンビニがあり、インターネットで買い物ができるという、すごく便利な世の中になりました。

でも、便利さとか、快適さとか、欲求はキリがないですよね。

そして、その裏には大きなツケも残ります。

例えば、コンビニやファストフードでは、便利さを追求するあまり、残飯がたくさん残ると思います。

その無駄になった食べ物を生産するため使われた地球のエネルギーは無駄使いだったということになります。

そういう無駄の積み重ねが、地球の温暖化や環境破壊という結果として現れていると思います。

この先、地球はどうなるのか?

子供や孫の世代はどうなるのか?

すごく心配になります。



未来のために、我々には何ができるのでしょう?



・日本では、今年の夏からレジ袋が有料化されます

・ペーパーレス、キャッシュレス化が進んでいます

・飲食店では紙製ストローの導入が始まっています



このような国や企業の動きも大切ですが、我々一人一人にも出来ることはたくさんあります。



・着なくなった服は捨てるのではなく、リサイクルする

・安さよりも、長く使えるものを選ぶ

・マイカーの使用を最低限に控える(これ、僕の課題です・・・)

など。



人間のためだけでなく、全生命体、地球のために、出来ることから、少しずつ取り組みたいと思います。



少し、話が脱線するかも知れませが、世界幸福度ランキングで1位のフィンランドに関する記事を共有します。

ぜひ、読んでください。

https://www.bengo4.com/c_5/n_10637/



便利さと幸福度は比例しない、むしろ長い目で見ると反比例するかもしれないと思いました。

便利な世の中で、時間に追われ、沢山のことをやろうとする生活よりも、多少不便があっても、気持ちに余裕があり、沢山のことは出来なくても、ゆったり過ごす方が幸せかもしれません。

資本主義経済は、環境破壊の問題を引き起こすと同時に、人間の気持ちの余裕や幸福度にも悪影響を及ぼしていると思います。



昨年の秋におこないました、ガーデン動物病院10周年イベントでのスピーチで、僕は規模拡大路線を止めるという話をしました。

色々な理由がありましたが、そうすることへの違和感を感じたことが大きかったです。

この10年、がむしゃらに頑張ってきた過程で、失ったものも多かったからです。



自分自身や家族や関わる人たちにとって、安心の場、幸せになれる場とは何なのか?と考えるようになったんです。



これからは、関わる人や動物たちはもちろん、もっと広い範囲で物事を考え、幸せにつながるような病院運営をしていきたいです。



まずは、自分らしく生き、自分らしい病院運営をやっていこうと思います。



長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。





院長
水越健之

今年の抱負

2020年01月07日

あけましておめでとうございます。

院長の水越です。

今日は2020年に入り、僕が最初に書くブログですので、タイトルの通り、抱負を書こうと思います。



前回のブログにも書きましたが、今年は初心に帰り、病院作りに対してもっと我がままになる、拡大は控えて、チームアップを目指すというような一年にしようと思います。

それが院長としての今年の抱負です。



個人的な抱負。

それは、健康管理を怠らないこと。



具体的には?



2年半続いている朝のジョギングに加えて、腹筋ローラーで腹筋を鍛えること、ヨガのレッスンを月2回継続することなど。

要するに、体幹を鍛えることと、柔軟な身体を作ることです。

あとは、リラックス効果、メンタル面のトレーニング、自分と向き合う時間を作るなどの意味合いで、瞑想を習慣にしようと思っています。



そして、一番重要かもしれないこと、暴飲暴食を控えるという目標も掲げました。

去年は暴飲暴食をした後に体調を崩すことが何度かありました。

お酒にも弱くなったと感じます。

今年の4月で46歳、もう若くないので、内臓機能は確実に衰えているように思います。

今年の初詣で引いたおみくじでは、大吉でしたが、「酒に溺れると凶」とあり、神様にしっかりと見られていました(笑)



心も身体も健康な一年を過ごしたいと思います。







そして、先にも述べましたが、いい仕事をして、いいチーム、いい病院にしたいです。

今年もよろしくお願いします。





院長
水越健之

2019年を振り返って

2019年12月31日

院長の水越です。

早いもので、今年もあとわずかとなりました。

そして、今年最後のブログとなりました。

今日は、この1年を振り返りたいと思います。



1年前を思い出すと、僕は分院の開業のことで頭がいっぱいでした。

夜間救急病院が近くにないエリアに、深夜12時までの救急対応が可能な分院を開業することで、「いつでも診る」をより広範囲に、よりたくさんの患者様に提供したいと考えていました。

同時に、ガーデン動物病院の規模を拡大したい、それによって、僕自身が認められたいという欲もありました。(その時は自覚はありませんでした)

それに向けて、ビジネススクールの単科講座を受け、経営学の知識を深めようと考えていました。

でも、なんとなく、腑に落ちない感じがありました。



その違和感を信じ、ビジネススクールは終了し、経営学の学びはほどほどにすることにしました。

学びについては、スタッフマネジメント、人との関わり、そして、自己理解に絞っていきました。

そして、夏頃、自己理解が深まり、事業の拡大は、患者様のためよりも、自我を満たすことが目的であったことに気がつきました。

その気づきによって目が覚めました。

今後の景気が悪化しそうなこと、人員に余裕がないことなどを冷静に検討し、分院の開院は延期し、今のガーデン動物病院のレベルアップを優先的に考えることを決めました。

それを決意したのが秋です。

その決意を11月の10周年記念イベントで話しました。







今年を振り返って、僕が思う一番大きな動きはこのような内容です。



他にも色々な動きがあった1年でした。



今年は新しく5名のスタッフが入社しました。

獣医師の山本、看護師の城、受付の徳田、トリマーの中村、カフェの野出です。

スタッフマネジメントの面では、ここ2年くらい自主性を最優先し、細かいことは大目に見て、スタッフには自由にのびのびと働いてもらうという方針でした。

でも、悪く言うと、スタッフを放任し、問題を解決せずに流してしまっていた部分もありました。

その結果、失うものもあったように感じています。

来年からは、スタッフの総合力を高められるように、色々な対策をおこなう予定です。



医療面でも色々な取り組みを行いました。

学術面では、軟部外科、神経病、眼科、救急医療の院内セミナーシリーズを開催しました。

医療機器では、主に画像診断機器のバージョンアップをおこないました。

デジタルレントゲンを導入し、1Fのレントゲン室だけでなく、2Fの手術室でもレントゲン撮影が可能になりました。

また、エコーも最新の上位機種を導入しました。

その他、血液検査機器、外来用の血圧計なども導入しました。



イベントにも変化がありました。

恒例となった春と秋のイベントだけでなく、10周年記念イベントを開催しました。

その他、定期開催しているパピークラスでは、パピークラスの同窓会を開きました。

また、シニア相談会という新しいイベントも始めました。







ガーデン動物病院の2019年はこんな1年でした。



2020年はどんな年になるでしょうか?



僕が診療からフェイドアウトし、スタッフに任せるスタイルで病院運営をしてきたこの23年の間に、なんとなく僕が創業当時に思い描いていたイメージとずれてしまったことがあります。

来年は、なんとなく感じているそのズレを修正する1年にしたいと思っています。

池尻町の頃のガーデン動物病院に戻るような、初心に帰った病院作りをしていこうと思っています。

分院の開院や大きな設備投資など、派手な動きはないと思います。

スタッフの増員も最小限にします。

このメンバー、このチームのレベルアップを最優先する1年にしたいと思います。



支持してくださる患者様への感謝の気持ちを込めて、今年最後のブログを締めくくりたいと思います。

いつもブログのご愛読ありがとうございます。

今年も本当にありがとうございました。





20191231

院長
水越健之

ドナー犬の募集

2019年12月26日

院長の水越です。

今日は輸血のためのドナー犬の募集について書きたいと思います。

動物医療には血液バンクがなく、血液の安定確保が大きな課題となっています。

救急医療に携わる当院には、血液の病気や大きな手術など、輸血を必要としているわんちゃんが多く来院されます。

当院にもドナー犬はいるのですが、それだけでは供給が追い付かないのが現状です。

一頭でも多くの重症の子を助けたい・・・。

そんな思いから献血ドナーを募集致します。



ドナー犬登録をすると、具体的に何をどの程度しないといけないか?

2ヶ月以上間隔を空けて、最大年4回、定期的な保存血液の採血に協力して頂きます

・深夜(24時まで)の連絡を許可頂けた方は、新鮮血が必要な緊急な状況下で、採血可能か連絡させて頂く場合があります



<条件>

・健康で全身性の疾患がないこと(身体検査・血液検査で大きな異常がないこと)

・年齢:6歳まで

・体格:7kg以上の中・大型犬(肥満は除く)

・予防:混合ワクチンを接種している

・首の毛刈りOK(太い血管の頸静脈から素早く採血するため)

・鎮静処置OK(状況に応じて実施しない場合もあり)



<特典>

・血液型検査を無料で実施

・春の健康診断(問診、身体検査、血液検査、フィラリア検査) を無料で実施 

・フィラリア、ノミダニ予防薬の年中無料支給

ドナー登録期間中のみ、引退後の特典はありません



<注意事項>

・条件を満たしているか判定するための初回検査は有料です(約7500円)(血液一般検査、生化学パネル検査、フィラリア検査)

・条件を満たしていてもわんちゃんの性格や犬種によって、お受け出来ない場合があります






ご不明な点はお気軽に獣医師までお問い合わせください。

ご協力、よろしくお願い致します。





院長
水越健之

リクルートツアー2019冬 in東北

2019年12月17日

院長の水越です。

毎年恒例のリクルートツアーに行ってきました。

今回は青森県の北里大学と岩手大学へ。

良い学生さんとの出会い、仲間たちとの楽しいひと時、美味しいご飯・・・。

今回もいいツアーでした。



初日は伊丹空港から青森空港に飛び、マイクロバスをレンタルして十和田市までの移動です。



伊丹青森便はプロペラ機!



学生さんの授業に合わせて、説明会は夕方から。



それまでの空き時間を利用して、十和田名物のバラ焼きをいただき、十和田湖の湖畔までドライブしました。





十和田名物のバラ焼き。



そして、学校に戻り説明会です。



例年、北里大学は僕たちのリクルートグループとの相性がよく、たくさんの学生さんが集まってくれます。

今回も安定の集まりでした。

それに加え、人柄の良い、向上心の高い学生さんが多かったです。



夜は定番となった、“はせ川”での懇親会です。

そこで、僕と意気投合した学生さんが、早速、正月に見学に来てくれることになりました!

やはり、お酒を一緒に飲み、腹を割って話すと、心の距離が近づきます。





“はせ川”さんにて。



2日目もマイクロバスで移動です。

岩手大学も説明会が夕方なので、八戸漁港へ早めの昼ごはんとお土産を買いに行きました。

八戸の“みなと食堂”で海鮮丼を食べ、漁港の魚屋さんでの買い物も定番になっています。





みなと食堂の“ヒラメの縁側の漬け丼”



そして、盛岡へ。



このメンバーで岩手大学に来るのは今回が初めてでした。

岩手大学は国立大学であり、学生数が少ないからです。

獣医学科の学生数は私立大学の1/4くらいです。

岩手大学に関西での就職希望者がいるのかという不安もありました。

なので、参加人数が心配でした。

でも、10数名の学生さんが来てくれました。

懇親会も盛り上がり、来て良かったです。



3日目は移動日です。

盛岡から花巻への移動です。

岩手山が綺麗でした。

(写真の車が移動で活躍したマイクロバス)





青森や岩手の空港から大阪に飛ぶ飛行機の本数が少なく、飛行機の時間まで余裕があります。

その日は強風のため、飛行機が飛ばない可能性がありました。

飛行機の心配をしながら、一行は花巻市のひまわり温泉“ぎんがの湯”へ。

ツルツルを超えて、ヌルヌルの泉質!

すごくいいお湯でした。





そして、空港へ。

僕は比較的風の弱そうだった仙台発の便に変更し、仙台まで東北新幹線で移動し、無事に帰ることができました。



リクルートツアーを初めて、45年経ちますが、基本のメンバーは同じ顔ぶれです。

みんな関西の中規模以上の病院の院長ですが、みんないい人柄で、一緒にいると楽しく、安心できます。

今回は温泉に行って、おっさんたちの温泉トークも盛り上がりました。

その中で、リクルートに関する良い話し合いもでき、すごく有意義な時間でした。



学生さんの採用につながれば言うことなしですが、このツアーのメンバーとの絆を深め、ずっと一緒に活動していきたいと思いました。

良い仲間と出会い、このような時間を共にできている僕は幸せ者だと思いました。

大切にしていこうと思います。





院長
水越健之

THIS IS YOUR LIFE.

2019年12月10日

院長の水越です。

先日、知人が亡くなりました。

共にコーチングを学ぶ先輩です。

まだ若い、僕より少し年上の方です。

この前まですごく元気だったのに・・・。

クモ膜下出血が原因だったそうです。

悲しい知らせを聞き、僕が思ったことを書きたいと思います。



いつ人生が終わってもいいように、「今ここ」を大切にして、一日一日を大切に過ごしたい。

やりたいことをやる。

行きたいところに行く。

会いたい人に会う。

できない理由を探して、先延ばしにしない。

先のことばかり考えず、今を楽しむ。



よく言われることですが、このことを思い出し、大切にしたいと思いました。



その知らせを聞いた日の朝、僕は新しいことを始めるために動き出したところでした。

ガーデン動物病院とは関係ないことなんですが、前からぼんやり考えていたけれど、なかなかスタートを切れないことがありました。(詳細は別の機会に書こうと思います)

その新しいことを「思いっきりやりなさい!」と背中を押してもらったような気持ちになりました。

そして、全力で頑張りことを決めました。







うちのリビングに飾ってあるポスターです。

これは、エコデザインベンチャー企業 Holstee のマニフェストです。

僕はこのポスターのデザインも好きですが、内容も大好きです。



仲間の早すぎる死を体験し、このマニフェストのことも思い出しました。



残りの人生、そう生きたいと思います。





院長
水越健之



【原文】

THIS IS YOUR LIFE.

DO WHAT YOU LOVE, AND DO IT OFTEN.

IF YOU DONT LIKE SOMETHING, CHANGE IT.

IF YOU DONT LIKE YOUR JOB, QUIT.

IF YOU DONT HAVE ENOUGH TIME, STOP WATCHING TV.

IF YOU ARE LOOKING FOR THE LOVE OF YOUR LIFE, STOP;

THEY WILL BE WAITING FOR YOU WHEN YOU START DOING THINGS YOU LOVE.

STOP OVER ANALYZING, LIFE IS SIMPLE.

ALL EMOTIONS ARE BEAUTIFUL.

WHEN YOU EAT, APPRECIATE EVERY LAST BITE.

OPEN YOUR MIND, ARMS, AND HEART TO NEW THINGS AND PEOPLE,

WE ARE UNITED IN OUR DIFFERENCES.

ASK THE NEXT PERSON YOU SEE WHAT THEIR PASSION IS,

AND SHARE YOUR INSPIRING DREAM WITH THEM.

TRAVEL OFTEN: GETTING LOST WILL HELP YOU FIND YOURSELF.

SOME OPPORTUNITIES ONLY COME ONCE, SEIZE THEM.

LIFE IS ABOUT THE PEOPLE YOU MEET,

AND THE THINGS YOU CREATE WITH THEM

SO GO OUT AND START CREATING.

LIFE IS SHORT.

LIVE YOUR DREAM, AND WEAR YOUR PASSION.



【日本語訳】

これはあなたの人生です。

自分の好きなことをやりなさい。そして、どんどんやりなさい。

何か気に入らないことがあれば、それを変えなさい。

今の仕事が気に入らなければ、やめなさい。

時間が足りないのなら、テレビを見るのをやめなさい。

人生をかけて愛する人を探してるなら、それもやめなさい。

その人は、あなたが好きなことを始めたときにあらわれます。

考えすぎるのをやめなさい、人生はシンプルです。

すべての感情は美しい。食事を、ひと口ひと口味わいなさい。

新しいことや人々との出会いに、心を、腕を、

そしてハートを開きなさい。

私たちは、お互いの違いで結びついているのです。

自分のまわりの人々に、何に情熱を傾けているのか聞きなさい、

そして、その人たちにあなた自身の夢も語りなさい。

たくさん旅をしなさい。

道に迷うことで、新しい自分を発見するでしょう。

ときにチャンスは一度しか訪れません。しっかりつかみなさい。

人生とは、あなたが出会う人々であり、

その人たちとあなたが作るもの。

だから、待っていないで作りはじめなさい。

人生は短い。

情熱を身にまとい、自分の夢を生きよう。”

ウルトラ ローファット フード

2019年12月03日

院長の水越です。

今日は愛犬ののんちゃんの治療経過の報告です。

この2ヶ月ほど、のんちゃんの状態が悪く、心配な毎日を過ごしていました。

以前のブログ(オススメの絵本 「ずーっと ずっと だいすきだよ」)で退院の目処がたったというところまでお伝えしました。

今日はその続きを書きたいと思います。



のんちゃんは、蛋白漏出性腸症という、腸からの栄養の吸収が十分にできなくなる病気でした。

アレルギー用のフードを食べることで、腸の炎症が改善し、数年間はいい状態を維持できていました。

しかし、今年の9月ごろに病気が進行し、アレルギーフードだけでは腸の炎症を抑えることができなくなっていました。

そのため、ステロイドの服用が必要となりました。

病状が悪化した当初は、胸水が溜まり、生きるか死ぬかという状態でしたが、入院治療の甲斐があり、病状は落ち着きました。

退院した後も高容量のステロイドを服用しないと、血液検査のアルブミン(タンパク質)が正常値を維持できませんでした。

ステロイドの容量を減らすと、アルブミンの値が下がり、胸水がたまってしまいます。

高容量のステロイドを続けると、様々な副作用が出てきます。

特に深刻な副作用は、抵抗力が下がることでした。

肺の状態も悪く、肺炎を起こしやすい状態だったからです。

年を越せるかどうか微妙な状態でした。

高容量のステロイド投与の限界が近づいてきて、何か違う一手が必要でした

そこで、タイトルの「ウルトラ ローファット フード」を試してみることにしました。



「ウルトラ ローファット フード」とは?

日本語に訳すと「超低脂肪食」

脂質をゼロに近いくらい制限したフードです。

材料は、「鶏のササミとジャガイモ」以上。

ササミ入りのマッシュポテトというイメージです。

それをハンドメイドで作ります。









必要なビタミンやミネラルを補うために、サプリメントを併用します。



ウルトラ ローファット フードに変更し、1週間ほど経過してからステロイドの量を減らしていきました。

なんと、アルブミンが維持できていました!

現在も、最初の投与量の半分以下に減らしてもアルブミンが維持できています。

本当に良かったです。



これからは、ウルトラ ローファット フードを毎月10%ずつ減らし、その分ドッグフードを加えるということをやっていきます。

栄養バランスをより良くするためです。





機嫌よく毎日を過ごせている今の状態、それがいつまでも続いてくれたらいいなぁと思います。





院長
水越健之

これからの10年

2019年11月26日

院長の水越です。

113日の10周年記念イベントでは、「ガーデン動物病院のこれまでの10年、これからの10年」という内容の講演をしました。

これまでの10年は無理をして拡大してきた。

そして、10年経った今、違和感を感じている。

これからは、拡大よりも、より良い病院にすることを目標に頑張りたい。

というような内容でした。

今日のブログでは、今感じている違和感と、それを踏まえたこれからの10年について書きたいと思います。







その違和感とは?

病院は大きくなり、社会的には成功しているように見えるかもしれません。

でも、人とのつながりが薄く、幸福度は下がったような気がします。

10年前の想像とギャップがありました。



病院が大きくなっていき、スタッフが増えていく。

それに伴い、スタッフマネジメントの課題が増えていく。

チームがまとまらないという問題を、最初はスタッフのせいにしていました。

そして、あらゆるマネジメント手法を使ってスタッフを変えようとしたけれど、うまくいかない。

むしろ、スタッフとのつながりや信頼関係が薄くなっていくような気がしました。

もがき苦しむ中、悪いのはスタッフではなく、自分の方だと考えられるようになり、少しづつ良い方向に向かっていきました。

でも、自分の何が悪いか?

それがなかなか分かりませんでした。

それがわかってきたのがこの1年です。



僕の問題点。

その一つは、目標志向が強すぎることです。

病院を大きくすることを目指そうと決めると、すごいエネルギーが湧いてきて、一目散にそれに向かうことができますが、今ここにある重要なことが見えなくなってしまいます。

拡大志向をやめようと思えたのは、そんな自分の一面に気づいたからです。

目標達成のための時間を無駄にしたくないという思いが強く、すぐイライラしていました。

それを手放すことで、イライラすることが減り、気持ちが楽になりました。



もう一つは、人とのつながりに対して懐疑的なところです。

相手の反応、表情、言動などを見て、自分に対して好意的かどうかを判断してしまう傾向が強すぎでした。

なので、すごく人目が気になります。

そして、嫌われないように本音を言うことから逃げたり、人との関わりを避けようとしてしまうところがあります。

それをスタッフに対してもやっていました。

ここ半年くらいの学びによって、そういう自分の一面に気づき、「人とのつながりがある」ことを信じられるようになってきました。

その結果、人との関わりに対するストレスが減り、随分、気持ちが楽になりました。



そんな中、先日、院内でミーティングを行いました。

チームの進化のために、スタッフの給料をスタッフ間で公開し、スタッフの給料をスタッフで相談して決めるという提案を僕がしました。

その提案に対して、たくさんの意見が出ました。

結果、給料の公開はしない、給料は年功序列、という昔ながらの給与体制でいこうということに落ち着きました。



以前は、ミーティングで僕に反対意見が言えるスタッフはごく一部でしたが、多くのスタッフが自分の意見を全体の前で言えました。

これまでの僕なら、目標志向に従い、上に向かって突っ走りがちだったので、反論されること嫌で、反対意見に聞く耳を持たなかったかもしれません。

でも、今回はスタッフの意見を尊重しました。

それが自然だと感じたからです。



僕はこのチームが「自発的なチーム」に進化し続けてほしいと思っています。

自発的とは、自分で考え行動できること、自分の意見が言えることだと思っています。

それができるには、自分の意見を言っても大丈夫という安心感があることが前提となります。

そのミーティングで、自発的なチームとしての成長を実感しました。



大きな目標を掲げ、それに向かって一心不乱に頑張るのもいいと思います。

でも、これからのガーデン動物病院は、そういう進化をしないことにしました。



行き先は行ってみないとわからない。

メンバー一人一人の思いやニーズを感じとり、その時々に起こることに対して、スタッフと相談し、どう対処するかを決めて舵を切る。

そういうことを日々行っていって、自然の流れに身を任せれば、素晴らしいところにたどり着けるはず。

そんなふうに考えています。



次は、そんな10年にしようと思っています。

どんなチーム、どんな病院になるかは分かりませんが、期待に胸が膨らみます。

これからもガーデン動物病院をよろしくお願いします。





院長
水越健之

イベントのアンケート

2019年11月01日

院長の水越です。

10/27(日)に開催しましたイベントには、たくさんの飼い主様、わんちゃん、ねこちゃんたちが足を運んでくださいました。

本当にありがとうございました。

天気にも恵まれ、笑顔のあふれるいいイベントができました。

すごく嬉しいです。

今日のブログは、イベントでご協力いただいたアンケートの集計と僕からの回答を書きました。



アンケートには10名の飼い主様が協力してくださいました。

ありがとうございました。



<集計結果>



はじめて欲しいこと

10才以上の老犬について介護に対しての老犬ホームを開いて欲しい。

まずは、「シニア相談会」という取り組みを今年から始めました。動物介護について学んでいる看護師もおりますので、何らかの形で老犬介護の実現を目指したいと思います。



・しつけの相談会など。

現状は、子犬を対象にした「パピークラス」を開催しています。今年の年末には「パピークラス卒業生の同窓会」を企画しています。さらにその延長として、「しつけ方教室」のような取り組みができればとは思っています。しかし、現状では専門のトレーナがおりませんので、開催までには時間がかかりそうです。プロトレーナーが運営するしつけ教室のご紹介は可能ですので、必要であればご相談ください。



・カットの日の送迎(と、言っている人がいます)

現状では、人員不足と送迎用の社用車がありませんのでペットの送迎(往診も)難しいです。申し訳ございません。



・歯磨き指導

去年、歯磨き教室のイベントを開催したのですが、参加を希望される方がほとんどいなくて中止にりました。もう一度開催するかどうか、院内ミーティングでスタッフと相談してみます。



・久米田池散歩会(笑)があれば参加します(笑)

いいですね!実現できそうですね。実現に向けて、院内ミーティングでスタッフと相談してみます。



・犬ちゃんと一緒にヨガをしてみたいです。

面白いですね!僕も最近妻と一緒にヨガを始めましたので、すごく興味があります。まずは、引き受けてくれそうなヨガトレーナーを探してみますね。



・マイクロチップをキャンペーン価格で入れさせてもらう取り組み

不妊手術時ならば、麻酔をかけている間に挿入処置が可能なので、動物たちへの負担が軽減できます。不妊手術時のマイクロチップキャンペーンについて検討してみます。



改善して欲しいこと、今後に期待すること

0時以降の診察してほしい。

以前は24時間体制の救急対応を目指していたのですが、深夜勤務を希望する獣医師を確保することが非常に難しく、現状の人員では実施が困難です。申し訳ございません。就寝前(23時まで)の愛犬愛猫の健康チェックを習慣にしていただきたいと思っています。



Webで予約する時、多頭飼いのとき、同時に一枠で予約出来るようにしてほしい。

次の予約枠の患者様を予約時間通りにお呼びすることができなくなるため、一予約枠には一頭とさせていただいています。申し訳ございません。現在の予約システムについては、他にも改善の余地があると思っています。時間予約ではなく、順番をとる仕組みに変更するなど、新しい仕組みに変更することも検討しています。参考にさせていただきます。



・高齢になった時のケア

上と同じ回答になひますが、まずは、「シニア相談会」という取り組みを今年から始めました。動物介護について学んでいる看護師もおりますので、何らかの形で、実現を目指したいと思います。



・スキルアップして頂ければ、より安心して診て頂けるかな?と思います。(今、2つの病院へ通っている為)

獣医師については、毎月2~3日、全国から専門家を招き、院内セミナーと実習を開催しています。それ以外にも、個人が自発的に外部のセミナーや実習に参加して学んでいます。ジャンプアップは難しいですが、少しづつ医療レベルは向上していると僕は感じています。飼い主様からはっきりと分かるレベルのスキルアップルには、もう少し時間がかかるのかもしれません。



良いところ、好きなところ

・スタッフみなさん優しく笑顔で接してくれる。

・先生、スタッフの方々が親切で、丁寧に接して頂ける所。病院内も清潔な所。

・先生や女性の従業員様が親切でていねいに接して下さいます。

・親切で、丁寧で、くわしく説明してくれるところ。病院がキレイ。

・これからも飼い主、ペットに対して優しい病院であり続けてほしい。

・スタッフの皆さんが優しくて、安心する

・イベント等があること

・いつも笑顔で迎えてくれるので、嬉しく思っています。

・毎回、丁寧に診てくれるので、安心しています。

・これからも宜しくお願いします。

・いつでも相談にのってもらえるところ



メッセージ

・いつもていねいに優しく接してくれてありがとうございます。ガーデンAHPにきたら、愛犬の病気、ケガ治してくれる安心があります。これからもよろしくお願いします。

・いつもお世話になりありがとうございます。今日は楽しく過ごさせて頂きました。

・イベントはいつも楽しみにしています。

・凛の病気を発見して頂き、本当に感謝しています。今、凛の命があり、元気に過ごせているのも、ガーデンさんのおかげです、本当にありがとうございます。

・イベントはやっぱ楽しいです。また猫が参加できるものがあればいいと思います。



ありがとうございます!! 励みになります(^ ^)



ご回答、本当にありがとうございました。









次は、11/3(日)に【10周年記念イベント『第2弾』】の開催です!

浪切ホール(多目的ホール)にて開催しますので、ぜひ遊びにきてください!

>> 詳しくはこちら





院長
水越健之

梨やリンゴに注意!!

2019年10月29日

院長の水越です。

タイトルの“梨やリンゴに注意!!”の意味が分かるでしょうか。

わんちゃんにとっての話です。

今日はそれについて、医療に関するお話です。



うちの犬たちも梨やりんごが大好きです。

僕も時々、あげてしまいます。

あなたは愛犬に梨やりんごをあげたことはありますか?







何が注意かというと、あげる梨やリンゴの“大きさ”に注意が必要です。

わんちゃんの大きさによって、あげる梨やリンゴの大きさを考えないといけません。

しっかりと噛んで、細かくしてから飲み込むわんちゃんなら大丈夫なのですが、あまり噛まずに飲み込んでしまうわんちゃんは要注意です。

ノドに詰まることがあります。

ノドに詰まると窒息死してしまうことがあります。



梨やリンゴがノドに詰まると、まず苦しそうに咳きこむことが多いです。

それによって、吐き出してくれることもあります。

また、少ししてから胃まで流れてくれることもあります。

それなら大丈夫なのですが、詰まったままだと、換気が不十分になり、体の中の酸素不足、二酸化炭素過多になり、死んでしまうことがあります。



もし、梨やリンゴをあげて、その後に、咳き込んだり、苦しそうにしていたり、吐こうとするけど出なかったり、元気がなくなってしまった場合は、すぐに受診をしてください。

内視鏡で取り出すか、胃に押し込むことで命を救うことができます。




梨やリンゴに限らず、デンタルガムでも同じような事故が起こることがあります。

要注意です。





院長
水越健之

相棒との別れ

2019年10月23日

院長の水越です。

僕には4年間を共にしてきた相棒がいます。

彼との別れの日が来てしまいました。

その彼とは?



彼とは、僕の愛車のことです。



“ランクル80”という30年近く前の車です。

4年前に購入し、好きな色に全塗装し、少しカスタムして乗っていました。

なので、見た目が大好きでした。

トラックのようなエンジン音も好きでした。

ランクル好きの知らない人に声をかけられることも時々ありました。







なぜ、別れを選んだか?

うちにはもう1台車があります。

今年の初めに購入したルノーの“カングー”という車です。

コンパクトカーですが、室内が広くて、子供が3人いる水越家にはピッタリでした。

そのカングーの使い勝手が良すぎて、ランクルの出番が少なくなりました。

乗るのは僕の出張の時、僕と妻が同時に車を使いたい時くらい。



さらに、なんせ古い車なので、毎年どこか故障します。

今年はパワーウィンドーの故障とウォッシャー液のタンクの破損がありました。



燃費も悪いし、維持費も高い・・・。



ということで、泣く泣く別れを決めました。







世界のトヨタの車だけあって、走りは全く衰えを感じさせません。

まだまだ、活躍できるはずです。

すごく愛着のある車だったので、いい人に乗ってもらいたいです。

そして、いっぱい乗ってもらいたいです。



元気でなー!!





院長
水越健之

10周年記念イベント

2019年10月15日

院長の水越です。

118日、ガーデン動物病院は10周年を迎えます。

ここまでやってこれたのは、患者様、スタッフ、関わる皆様のおかげです。

本当に感謝しています。

そんな感謝の気持ちをお伝えするための記念イベントについて、それに臨む僕の気持ちを今日は書きたいと思います。



113日のイベントは、患者様、スタッフ、関わる皆様への感謝の気持ちをお伝えするためのイベントです。

それに先立ち、1027日には、毎年恒例の飼い主様とペットたちに楽しんでもらうためのイベントを開催します。







113日のイベントでは、僕から皆さんへ、お話があります。

僕は人前で話ことが苦手です。

今から、そのことで頭がいっぱいです。

ドキドキしています (^^;



イベントの催し物のことはスタッフの谷口が、事務的なことは高岡が中心になって準備を進めてくれています。

頼りになるスタッフのおかげで、僕はスピーチの準備に専念できています。



スピーチの内容は当日までのお楽しみですが、チラッとお見せします。



前半は、これまでのガーデン動物病院の歩みについて、たくさんの写真をお見せしながらお話ししようと思っています。

後半は、これからのガーデン動物病院についてのお話です。



この1年間、僕の内面に大きな変化がありました。

激動の1年でした。

そして、次の10年をどう過ごすか、どんな病院作りをしていくかということが、ぼんやりと見えてきました。

そんなお話をしようと思っています。

ここに書きたいですが、ちょっと我慢します (^ ^)



スピーチの後は、たくさんの人たちとお話をしたいと思っています。

・スピーチの感想

・イベントの全体の感想

・病院への要望

など、なんでも構わないので、お声がけいただけると嬉しいです。



みんなで楽しめる会にしたいと思っています。

ご来場をお持ちしています。



10周年記念イベントの詳細はこちらから

http://garden-events.mystrikingly.com/





院長
水越健之

オススメの絵本 「ずーっと ずっと だいすきだよ」

2019年10月02日

院長の水越です。

今日は僕の家族全員が大好きな絵本を紹介します。

少年と愛犬エルフィーのお話です。

本当にいい絵本です。



少年とエルフィーはすごくいい関係で、幸せな日々を過ごします。

でも、やがてエルフィーは年老い、亡くなってしまいます。

とても悲しいけれど、少年はエルフィーが生きている間、すごくエルフィーのことを大切にしていました。

なので、悔いはなく、エルフィーの最期を受け止めることができました。

そんなお話です。







大切な人やペットが亡くなった時、「もっと優しくしておけばよかった」とか「もっと可愛がってあげればよかった」とか、悲しみと後悔が混ざった気持ちになることがあると思います。

でも、少年は、最大限の愛情をエルフィーに注いでいたので、悲しいけれど、後悔はなかった。

本当に心優しい少年です。



水越家には4頭の犬がいて、そのうちの1頭、のんちゃん が大きな病気をしました。

もともと、腸の病気で、食事療法をしていました。

最近、病状が悪化し、血液中のタンパク質が少なくなり、血管から水分が漏れ出して、胸水がたまってしまいました。

ステロイドで治療し、たんぱく質の量は改善し、胸水もたまらなくなったのですが、治療の影響などから、肺炎になりました。

2週間の入院治療のおかげで、退院の日が見えてきました。



胸水がたまっていると知った時、肺炎になった時、僕たちは初めて愛犬の死ということを考えました。

最愛のわんちゃん、ねこちゃんが病気になってしまった飼い主様の気持ちも分かりました。

そして、エルフィーと少年のことを思い出しました。

妻は「最大限の愛情をのんちゃんに注いでいたので、もしものことがあっても、悲しいけれど、後悔はない」と言いました。



妻にとって、のんちゃんは特別な存在なんです。

長女を妊娠した時、つわりがひどくて苦しんでいる時に、生後2ヶ月くらいののんちゃんが我が家にやって来ました。

辛い時期を支えてくれたのんちゃんに、妻は最大限の愛情を注いできました。



家族も動物たちも健康に過ごせている日々。

この何気無い、ごくありふれた日常こそ、ありがたいものであり、それに感謝しないといけないと思いました。

そして、家族、動物たち、関わる人たちがいてくれることを、当たり前と思わず、一日一日を大切に過ごしたいと思いました。





院長
水越健之

TEAL JOURNEY CAMPUS

2019年09月25日

院長の水越です。

先日、東京工大で開催された「TEAL JOURNEY CAMPUS」という学びの場に参加しました。

以前にもブログで書きましたが、「ティール組織」という新しい組織論についての学びです。

今日は、そこでの学びや気づきについて書こうと思います。







ティール組織とは、「組織のトップに情報を集め、トップが決めて、部下に指示命令をする」という従来の組織とは正反対の組織です。

組織に階層や上下関係がなく、現場のスタッフが考えて決める組織です。

現場で良い決断決ができるように、あらゆる情報が公開されています。

現場で決めてもいいことによって、仕事が自分ごとになります。

これを自主経営(セルフマネジメント)と言います。



ティール組織には3つの原則があります。

・自主経営(セルフマネジメント)

・全体性

・存在目的



「TEAL JOURNEY CAMPUS」には書籍「ティール組織」の著者であるフレデリック・ラルーさんが参加されました。

ラルーさんの講演は、3つの原則の中の「存在目的」について、ご自身のエピソードを交えてのお話でした。



「存在目的」とは、組織の存在意義、使命のようなものです。

ティール組織はトップダウンではなく、現場スタッフの一人一人が意思決定を行います。

なので、スタッフ一人一人の思いが、組織の「存在目的」を作ります。

スタッフの成長や構成メンバーの変更により、目指す方向は少しづつ変化すると考えます。



よって、組織のメンバー、一人一人の「人生の目的」のようなものが明確になり、それが組織の「存在目的」と共鳴すれば、最高のパフォーマンスが発揮されるはずです。



そういう前提があり、以下のようなラルーさんの言葉がすごく印象に残りました。



「人生の目的は考えて見つけるものではない

 人生の方から語りかけてくるものだ

 それを受けとめられるように、自分を磨い待っていればいい」



前にブログに書きましたが、僕は会社の規模拡大を目指していました。

でも、何か違うと思っていました。

まさしく、頭で考えた会社の方針でした。



まだ、僕の「人生の目的」ははっきりしていませんが、ぼんやり分かってきました。

それは「人やチーム、組織のパフォーマンスアップに貢献すること」

なので、まずはガーデン動物病院を最高のチームにすることが最初の目標だと思っています。



もう1つ、印象的だったラルーさんの言葉。



「今の私がこの瞬間、何をするのが最も意味があるのか?」



目的とか、使命とか、ミッションとか。

あまり遠くのことばかり考えすぎて、「今ここ」が疎かになってはいけないという警告だと思いました。



僕はセミナーに出たり、読書をしたり、よく勉強します。

それは必要なことであり、必ず役に立つと思っています。

でも、本当にその勉強が、「この瞬間、最も意味があるのか?」を、自問自答しようと思いました。

その勉強が、「この瞬間、最も意味があること」ではないことが、多々あると思います。

勉強以外でも、プライベートでも、この問いは僕にとってすごく意味のあるものです。



他にも、大きな学び気づきがありましたし、素晴らしいつながりもできました。

とても有意義な1日でした。



ガーデン動物病院に合った、ガーデン動物病院流にアレンジした「ティール組織」を作ること。

それは、僕の「人生の目的」につながる大切なことだと確信しています。

もっと良い組織、チームにして、患者様の安心を追求していきたいと思います。





院長
水越健之

漢方薬

2019年09月18日

院長の水越です。

先日、妻と2人で漢方薬専門の薬局に行きました。

僕の知人がやっている薬局です。



漢方薬の薬局に行った理由は、病院に行くほどではなさそうだけど、心身に少し不調を感じるところがあったためです。



漢方に対して、以前は根拠や理論の面で信じられなかったところがありました。

でも、最近の学びの中で、西洋的な考え方(例えば、論理的、合理的、効率的な考え方、成果主義など)に偏りすぎることに対して疑問を抱いていました。

西洋的な考え方の反対が東洋的な考え方です。

例えば、頭で考えるのではなく感じとること、禅の教えなど。

漢方は東洋医学であり、東洋的な考え方の1つです。

そういうことを考えていたこともあり、漢方薬に興味を持っていました。



さらに、その薬局の薬剤師さんは僕がコーチングを学んでいるコミュニティの仲間です。

なので、とても安心できました。





http://www.naracojica.com/



僕の健康面での不調とは肩こりと頭痛です。

いろいろと考えてしまうタイプなので、眉間にシワがより、奥歯を噛み締めることが癖になっていたようです。

寝ている時も喰いしばりがあり、首の側面の筋肉がこってしまいます。

漢方の考えでは、そういうメンタルの問題が胃腸に悪影響を及ぼすとのこと。

なので、緊張を緩和し、胃腸の調子を整えるような生薬を調合して処方してもらいました。

30分ほど鍋でコトコト煮て、それを13回飲みます。

しばらく続けてみます。



今回、僕たちは自分の健康について漢方に詳しい薬剤師さんに相談しました。

(西洋医学の)薬には頼りたくなかったからです。

僕が診療をしている時にも、同じ意見を飼い主様から聞くことはよくあります。

飼い主様からの要望が多ければ、僕が漢方の勉強をして、漢方薬の処方をしてみたいと思いました。



どうでしょうか?

あなたのわんちゃん、ねこちゃんにも漢方薬・東洋医学を受けさせてあげたいですか?



ご意見を聞かせてください。

よろしくお願いします。





院長
水越健之

マネジメントレター「学び」

2019年09月11日

院長の水越です。

ここ23ヶ月の学びと気づき、それに伴う病院運営の方向転換などをスタッフに向けて「マネジメントレター」という院内ブログに綴りました。

皆さんにも読んでほしいので、その一部をシェアします。

ぜひ続きをご覧ください。



まず、前回のマネジメントレターの一節を読んでください。



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ここ数ヶ月くらいの間に、「色々な学び」があり、45歳にして、ようやく自分のことが分かってきました。

それに伴い、開業以来の自分は、無理をし過ぎて、自分らしくない自分だったと振り返っていました。

未来のこと考えてばかりで、経営の勉強に必死で、「今ここ」が疎かになり、いろんなところで歪みが出て、正直しんどかったです。

そういう反省をし、経営に専念してください規模拡大を急ぐのではなく、院長を続け、きちんと現実に向き合うことに決めました。

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1行目に「色々な学び」という言葉があります。

その学びのおかげで、病院運営の方向修正をしようと思うことができました。

たぶん、みんなの望む方向に近づく修正が出来たのではないかと思っています。



僕はよくセミナーや研修にいきます。

みんなは「なんでそんなに勉強しにいくのだろう?」「何を勉強してるんだろう?」と疑問に思っていると思います。

今回は、その「学び」について書きます。



経営、マネジメント、コーチングの知識やスキルを手にいれるためが学びもあります。

でも、ここ一年くらいは、そういう知識やスキルよりも、自分を磨くために学んでいます。

と言われても、ピンとこないですよね?



「組織はトップの器以上に大きくならない」と言われます。

その器を大きくするために学びに行っています。

まだ分かりにくいですよね?



以前のミーティングで、「コミュニケーションの行き違いは、話し手と聞き手にそれぞれフィルターがあるからだ」 という話をしました。

自分のフィルターを通して言葉を発する。

自分のフィルターを通して言葉を受け取る。

そして、自分なりの解釈をする。

だから、話し手が伝えたかったことが、そのまま聞き手に伝わらない。

コミュニケーションミスが起こり、いろいろな問題が起こる。

というような内容でした。



人の器を大きくするということ。

その1つの方法は、自分がどんなフィルターを通して、物事を解釈しているかを理解することだと思います。

具体例があった方が分かりやすいと思うので、8月末の合宿研修での気づきを共有します。



3日間の合宿の2日目の夜に懇親会がありました。

コーチングを学ぶ仲間たちが多く参加していた合宿でした。

初参加の男性がいて、たまたま僕と同じ45歳でした。

隣のテーブルでその彼が輪の中心になって、すごく盛り上がっていました。

その時、僕は彼が羨ましく、ちょっと嫉妬していることに気がついたんです。

そういうネガティブな感情が起こるには必ず理由があるんです。

それを深く掘っていくと、何らかの「思い込み」があることに気づきます。

その思い込みが、上で説明した「フィルター」です。

別の学びの場で分かったのですが、僕には「人とつながりたいけど、どうせつながれない」「無条件では人とつながれない」という思い込みがあります。

「どうせつながれない」という思い込みから、人と関わるのを避けてしまう傾向が僕にはあります。

幼少期、もっと兄に可愛がってほしかったという体験があり、それが思い込みを生むきっかけになったようです。

可愛がってほしいけど、どうせ可愛がってもらえない だから1人で遊ぶんだ だから他の人に遊んでもらうんだ という体験。

「本当は可愛がってほしい」という願望が裏にあって、それが45歳になった今でも時々顔を出すのです。

飲み会でいじられて、盛り上がっている輪の中心にいる彼を見て、自分も可愛がってほしいという小学生の僕が 心の中でザワついたんです。

すごく面倒くさい奴ですね。



でも、そういう内面で起こっている構造を理解しておけば、次にそういう場面に出くわしても、そんな自分を俯瞰して見れるんです。

冷静に見れるから、心のザワつきは最小限にとどまり、そのうち気にならなくなっていきます。

「どうせつながれない」という思い込みを、「だから人と関わらないでおこう」という逃避行動で対処してきた一方で、「頑張って、結果を出して、認めてもらえばつながれる」という期待を込めた克服行動も起こしてきました。

僕にとっての克服行動、それは受験勉強を頑張り、獣医師になり、勤務獣医師の時は血液内科を極めようとし、そして開業して、地域の中核病院を作ったことです。

さらに、日本一を目指そうと思ったんです。

世の中のためではなく、お金のためではなく、人に認められて、つながってほしいから日本一になろうとしていた。

ということに気がついてしまいました。

もし、日本一の病院を作れたとしても、僕は満たされないでしょうね。

「どうせつながれない」という思い込みがあるから、スタッフとの関わりからも逃げようとして、院長を誰かに譲り、経営者に専念しようとも思っていました。



そういうことに気がついて、ハッとしました。



そういう気づきがあって、前回のマネジメントレターを書きました。



そして、この1ヶ月でさらに自己理解がより深く、明確になり、この文章を書くことが出来ました。

スタッフマネジメントに悩み、貪るように色んなことを勉強してきましたが、これでもう大丈夫と思えたことはありませんでした。



でも、やっとこの夏、道が開けた感じがしています。

そして、本当に心から納得できる病院経営やマネジメントの方針、自分のミッションというようなものが、やっと見えてきました。

これからの学びについても、本当に必要な内容に絞り、あれこれ手を出さなくても良さそうです。

そういう状態になり、学んできたことが無駄ではなかったと思えたので、「学び」について書こうと思えました。

そういう気づきや学びを得た今、まずはこのチームを最高のチームにしたいと思っています。

地域の中核病院にとどまらず、リクルート活動をしなくても求人の応募が殺到し、日本全国から注目されるような素晴らしいチームにしたいと思っています。

素晴らしい会社、組織、病院ではなく、「素晴らしいチーム」にしたいんです。



そのためにも、まず自分を磨くことにしました。



そして、考え過ぎたり、色んなことに手を出さず、ちょっと肩の力を抜いて、本当の自分を大切にしてみようと思っています。

常に周りの目を気にして、「つながるためにどうするか?」「つながりを切られないためにどうするか?」という基準ではなく、「自分」という判断基準を持とうと思います。

僕が作りたい最高のチームとは、スタッフ全員がありのままを出せるチーム、安全安心と感じられるチームです。

そういうチームならば、自発性を発揮し、セルフマネジメントを可能にするからです。

そのためには、まずはトップの僕がありのままありの自分を表現しなければ始まらないはずです。

今までは、僕が自分自身を抑圧し、ありのままの自分を出していなかったこと、それがチームの成長の最大の足かせになっていたと思います。

だから、これからも自分を磨き続ける。

そのため、良く学び、気づいたことを実践していこうと思っています。



以上です。





院長
水越健之

神様からのメッセージ

2019年09月04日

院長の水越です。

先日、ある研修に参加し、その中で春日大社の元権宮司である岡本彰夫先生の話を聞く機会に恵まれました。

今日は、それについて書きたいと思います。







物を粗末にしないこと、神仏に手を合わせること、誰もが見ていないところで良い行いをすることによって、運を引き寄せる。

そうやって貯金した「運の力」のようなものは、子孫に繰り越しできる。

というようなお話が印象的でした。



僕の家庭は両親共働きであり、僕は母方の祖母に育ててもらいました。

こぼしてしまったお米を一粒ずつ拾って、洗っていた祖母の姿。

毎日、お仏壇を拝んでいた祖母の姿。

そんな祖母の姿が脳裏に浮かびました。

岡本先生と祖母が重なるような感覚でした。



今、僕たち家族が幸せに過ごせていることや、仕事にも恵まれたことは、祖母が貯めてくれた運の力のおかげかもしれないと思いました。



ガーデン動物病院の開院日は118日です。

それは祖母の誕生です。

そして、今年は開院10周年という記念すべき年です。

そんな節目の年に、このようなお話を聞く機会に恵まれ、祖母を思い出したことは、何か意味があるのかもしれないと思いました。

ガーデン動物病院は祖母からのプレゼントだったのかもしれません。

この病院を大切にしなければならないと思いました。



今年は、少し立ち止まり、自分自身を見つめ直す一年だと感じています。

背伸びしすぎず、身の丈にあった病院運営をしていきたいと思います。



ガーデン動物病院という組織、うちのチームをしっかりとレベルアップさせ、患者様に安心の場を提供していきたいと思います。





院長
水越健之

僕が外来診察から離れた理由

2019年08月28日

院長の水越です。

良く質問を受けるので、きちんとお答えします。

僕が外来診察から離れた理由です。



結論から言うと、「やることが多過ぎて、仕方なく外来診察を減らさざるを得なかった」という理由です。







動物病院の院長であり経営者でもあるということは、プロ野球に例えると、監督と球団社長とオーナーを兼任しているということです。

さらに、外来診察をこなし、手術もこなすとなると、ピッチャーも野手もこなすということです。

二刀流で話題の大谷翔平選手が、監督も社長もオーナーも兼任するようなものです。



開業当初、まだまだ暇だった時期は一人五役が可能でした。

でも、規模が大きくなれば、かなり難しいです。

全てをきちんとこなすことは物理的に不可能なので、多くの院長たちは、経営とマネジメントを疎かにします。

手術が飛び抜けて上手い院長ならば、マネジメントを学ばなくても、そのカリスマ性にスタッフが付いてきてくれます。

でも、僕にはそんな飛び抜けたスキルはありません。

なので、適切なスタッフマネジメントが必要です。



深刻な人手不足、飼い犬頭数が減少し続ける現在、経営とマネジメントを疎かにしてしまうと、病院は潰れます。

スタッフが定着せず、新規採用出来ず、人材不足によって運営が出来なくなるからです。



病院が潰れるということは、地域のわんちゃんねこちゃんと飼い主様に対して一番迷惑をかけることだと思っており、絶対的に避けたいです。



なので、僕は経営とマネジメントを優先することにしました。



獣医大学では経営もマネジメントも教えてくれません。

開業してから、独学で学ぶしかありません。

その勉強は生涯必要です。



自分の自由な時間は犠牲にしても良いけれど、家族に負担をかけたくない、子どもには親らしいことをしてやりたい、そういう思いもありました。



そう考えると、絶対的に時間が足りないのです。

なので、仕方なく診療業務を減らしました。



僕は現在、皮膚科の診察はお引き受けしています。

皮膚科に関しては、うちの病院で僕が一番実力があるからです。

その他の分野には僕よりも優秀な獣医師がいます。

『院長 = 全ての診療科目で一番優秀な獣医師』というイメージがあるかもしれませんが、そうとは限りません。

病院の規模が大きいほど、院長よりも得意な分野を持つ獣医師がいる傾向があります。

だから、僕が外来診察から抜けても、診察の質は下がりません。

むしろ、僕がいない方が勤務獣医師の成長が早く、モチベーションも上がります。



無理をして外来診察を頑張れば、僕の身体もメンタルももたないでしょうし、ミスが増えて飼い主様に不安を抱かせてしまうと思います。

ガーデン動物病院を存続させるために、僕は診療業務から離れることを決めました。









裏方として、ガーデン動物病院を支え、わんちゃんねこちゃんと飼い主様に安心の場を提供したいと思います。

もっと良い動物病院にしていきたいと思います。





院長
水越健之

自己理解とビジョン

2019年08月20日

院長の水越です。

重たいタイトルの通り、今日は重めの内容です。

少し前に、もうひとつのブログを書いていることを紹介しました。

院長仲間や学びの仲間に向けたブログです。

そこによく書くような内容を今日はこのブログに書きます。



いろいろ勉強し、自分を見つめることで、40代になって「はじめて知った自分」というものがたくさんあります。



例えば、

・尊重されたい自分

・調和が崩れることが怖い自分

・どうせ受け止めてもらえないという思い込み

・どうせ伝わらない、理解してもらえないという思い込み

などなど。



そういう一面に気づかないで過ごしてきて、自分らしくない言動や体験が積み重なり、こんなはずではなかったという現実に直面したり、生き辛さを感じたりもしています。



例えば、病院運営において、どういうことが起こったか?



僕はコミュニケーション能力が高くないと自覚しているんですが、自分が発するメッセージは受け取ってもらえないという思い込みもあります。

調和が崩れることが怖いという一面もあり、議論することからは逃げてきました。

でも、尊重されたいという願望も強い。



そんな僕なので、誰かに協力してもらった方がいいのに、一人でやってしまうことがあります。

それが病院運営にも色濃く反映されているように感じます。



特に、開業して最初の23年はそうでした。

スタッフと話し合うことをせず、一人で病院を運営しているようでした。

スタッフがどんどん増えて、マネジメントの問題が頻発し、このままのやり方ではダメだと思い始めたのが開業4年目くらいです。

その後の4~5年はマネジメントに悩み、悶々としていました。

そして、この1年くらいで、ようやく問題の根源は自分にあることに気がつきました。

特に、自分のことを分かっていなかったことが最大の問題だったと思います。



ガーデン動物病院は、開業4年目で病院を移転し、その4年後に拡張するという急成長を遂げました。

「すごい勢いですね!」というような声をたくさんいただき、有頂天だった時もあります。







僕はこの仕事が大好きです。

動物たちの病気が治り、元気になり、そして、飼い主様が安心し、笑顔になる。

そこに大きなやりがいを感じています。

そして、患者様のニーズを掴み、それを実現する。

それを実直にやってきました。



でも、僕の原動力の一つには「尊重されたい」という願望もあったように思います。

うまく伝えることができないし、どうせ伝わらないという思い込みがある僕なので、行動と結果で「尊重」を勝ち取ろうとしていたという一面があります。

だから、病院を急成長させたかった。



でも、自分のことが分かってきて、現状に対していろいろな違和感を感じています。



自分のことを理解し、自分が自分を大切にできれば、他者から「尊重」してもらいたいという気持ちも薄れます。

病院をどんどん大きくすることは悪いことではないですが、それが本当に自分が望んでいたこと、自分の使命ではないように感じています。

そして、本当にやりたいことが少しづつ見えてきました。



「調和が崩れることが怖い自分」がいると書きました。

言い換えると、「調和を作りたい」自分がいることに気づきました。

たぶん僕は、規模拡大をしたいのではなく、いいチーム、いい組織を作りたい。

話を広げると、調和に満ちた社会作りに貢献したいのかもしれないと感じています。

人間とペットと自然が調和した場所や社会を作りたいのかもしれません。

「ガーデン動物病院」と命名したことは、そういう僕の内面の深いところにある思いを反映していたように思います。



あと1年くらい、自分探しを続け、本当にやりたいことを見つけ、形にしていこうと思っています。

無理な拡大路線ではなく、今のガーデン動物病院、うちの患者様を大切にしながら、じっくり考えていこうと思います。





院長
水越健之

家族旅行 in白浜

2019年08月13日

院長の水越です。

一昨年、去年に続き、今年も白浜に家族旅行に行ってきました。

コースも 白良浜アドベンチャーワールド と同じです。

ワンパターンで芸がありませんが、子供達が喜ぶのでいいんです (^ ^)



初日は白良浜。

台風の接近により、波が強かったですが、楽しく遊べました。

波に揺られ、時には打ち上げられ、大人も子供も思いっきり遊びました。

末っ子の圭くんも、今年の春からスイミングスクールに通っているせいか、水を怖がらずに遊んでいました。

でも、やっぱり、海は穏やかな方がきれいですね。

それと、波が強かったせいか、水着の中などが砂まみれでした。

いつも以上に、海から出た後が大変でした (^_^;)









2日目はアドベンチャーワールド。

パンダの赤ちゃん(子供?)を見て、シロクマやペンギンも見て、サファリパークに行って、、、

子供達は親のDNAを受け継いだのか、みんな動物が大好きです。





いろんな動物園、水族館、動物ふれあい公園などに行きましたが、何度行っても飽きません。

そして、親も一緒に楽しんでいます。

すごく疲れましたが、同時に、子供が楽しそうにしている姿を見て、メンタルのエネルギーを充電しました。

気持ちを切り替えて、仕事を頑張ろうと思います。





来年の夏休みは、白浜ではなく、どこかの山奥の川遊びができる場所に行こうと思っています。

岸和田から車で2時間以内。

きれいで、子供が遊べる川があり、宿泊施設(テントのみのキャンプ場は厳しいです)がある場所を探しています。

オススメの場所があれば、ぜひ教えてください!!





院長
水越健之

もう1つのブログ

2019年07月30日

院長の水越です。

いつもブログのご愛読ありがとうございます。

僕はこのブログを毎週1回の頻度で書いています。

話すのは苦手ですが、文章を書くことは得意というか、あまり抵抗がありません。

文章を書くのが好きな僕は、タイトルの通り、もう1つのブログを書いています。

そのブログは、主に動物病院の院長仲間、マネジメントやコーチングを学ぶ仲間に向けて書いたものです。

今日はそのブログを紹介しようと思います。



そのブログは、僕がガーデン動物病院のスタッフマネジメントに悩み、試行錯誤している様子をかなりオープンにしたものです。



内容は、

・スタッフからもらった厳しいフィードバックについて

・セミナーや書籍などで勉強したことを自院のマネジメントに応用してみた体験談

・人材マネジメントを突き詰めて、たどり着いた自己理解について

などなど。



たくさんの仲間たちからコメントや個別メッセージをもらい、勇気をもらっています。



最近は「自己理解」に関する記事が多いです。

人材マネジメントに限らず、人との関わり方を追求すると、『自分との向き合い方』や『自己理解』に行き着くと僕は考えています。

日々、自己理解、自己鍛錬にはげもうと思っています。



今回、ご紹介しましたブログですが、毎月12回のペースで更新しています。

毎回、2000文字前後の長文です。

ガーデン動物病院のマネジメントの問題、実情が書かれています。

興味を持ってくださった飼い主様にも、ぜひ読んでいただきたいです。

https://note.mu/kikoannkei







そういえば、もう1つブログを書いていました。

それは社内ブログ、「マネジメントレター」と名付けました。

スタッフに向けて書く文章です。

内容は、病院の方針、長期的なビジョン、課題やトラブルに対する問題提起など。

それも機会があればご紹介したいと思います。

以上です。





院長
水越健之

バーベキュー

2019年07月24日

院長の水越です。

やっと長かった梅雨が明けましたね。

僕はほぼ毎朝ジョギングをしているので、梅雨の季節は走れない日が多くてウズウズしていました。

夏は大好きな季節なので、ワクワクしています。



先日、スタッフ達とバーベキューに行ってきました。

動物病院の繁忙期である春が終わり、ちょっと遅めの「お疲れ様会」という感じです。



前日の夜に降った雨の影響で、川に入ることはできませんでしたが、当日は天気にも恵まれました。







子ども達とスタッフと一緒に水鉄砲で遊びました。

一番おっさんの僕が一番ビショ濡れで、なんか恥ずかしかったですが、すごく楽しかったです。






準備はトリマーチームが中心にやってくれました。

当日の朝、市場で新鮮な魚介を買ってきてくれたり、早めに会場に行って場所とりをしてくれたり、至れり尽くせりでした。

いいスタッフに恵まれて本当に良かったと思いました。



ガーデン動物病院は病院チーム、トリマーチーム、カフェチーム、事務チームがあります。

部門を超えた交流の機会が少ないので、このような会は組織全体のスタッフ交流のチャンスです。

スタッフ全員が楽しそうにしていたので、そういう面でもいい会だったと思います。

僕も、たぶんスタッフ全員に声をかけ話すことができました。

僕にとっても、日頃の対話が少ないスタッフ達と関われるいい機会となりました。



お店での飲み会もいいですが、今回はもっと活発にスタッフ交流ができたと思います。

また、秋にでもバーベキューを企画したいと思います。

そして、もっと風通しの良い、スタッフの関係性の良い組織にしたいと思います。





院長
水越健之

アントリー20周年記念イベント

2019年07月17日

院長の水越です。

7/15(月)に、雑貨屋の「アントリー」さんの20周年記念イベントに出店しました。



アントリーさんは和泉市にあるオシャレな雑貨屋であり、インテリアや内装工事にも定評があります。

ガーデン動物病院とtocotoco cafeのデザインや内装の仕上げなどは、アントリーさんにお願いしました。









そういう縁があったので、今回の記念イベントに呼んでいただくことが出来ました。



沢山の人で賑わっており、うちのブースにも多くの方が足を運んでくださいました。







「夜間救急でお世話になったことがあります」

「万が一の時のために、電話番号は登録してあります」

などと話してくださる方が何名かいらっしゃいました。



うちの夜間救急が認知されており、『いつでも診る』という方針が地域に貢献出来ていることを実感できました。

とても嬉しかったですし、スタッフのことを誇らしく思いました。



僕は外来診察に出ることが減りましたが、こんなふうに飼い主様との会話を楽しむことができ、それは僕にとってとても貴重な体験でした。















毎年春と秋に開催している、ガーデン動物病院のイベントをこれから継続し、沢山の飼い主様とお話しをしたいと思いました。



今年は開院10周年の記念イベントも開催する予定です。

良いイベントにするため、しっかり準備したいと思います。





院長
水越健之

SFTS

2019年07月12日

院長の水越です。

今日は、重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome: SFTS)についてです。

ペットだけではなく、人間の健康を脅かす恐ろしい病気です。

正しい知識と適切な対応をお伝えしたいと思います。



病原体はSFTSウイルス、マダニがウイルスを運び、動物から動物に伝染します。

潜伏期間は614日で、症状は発熱、消化器症状等で重症化し、死亡することがあります。

20131月、国内で初めて患者が確認され、主に近畿・北陸地方以西で発生が見られます。



詳しい情報はこちらをご覧ください。

厚生労働省のHP
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000169522.html

国立感染症研究所のHP
https://www.niid.go.jp/niid/ja/sfts/3143-sfts.html



昨年から、主にSFTSに感染した猫から人間に感染するというケースが多数報告されています。

猫に咬まれること、猫の体液が粘膜に付着することによる感染が多いようです。



感染猫は発熱と血小板減少が起こります。

症状としては、元気や食欲がなくなります。

マダニがウイルスを運んでくるので、屋外に出る猫、多頭飼育の猫、保護猫などは要注意です。



我々、動物病院という立場から社会に貢献するため、猫から人間に感染することを防ぐことを呼びかけたいと思いました。



まずは、マダニの予防を確実に実施しましょう。

当院が推奨しています「レボリューションプラス」「ブロードライン」でも未だに予防は可能です。

毎月の投薬が難しい場合は、3ヶ月間効果が続く外用薬「ブラベクト スポット」も選んでいただけます。

レボリューションプラス
https://www.zoetis.jp/ca/cats/revolution-plus/index.aspx

ブロードライン
https://n-d-f.com/LP/broadline.php

ブラベクト スポット
https://www.bravopets.jp/owner/cat/



それと、我々人間も未だに対策をしっかりと行いましょう。

下記のポスターを参考にしてください。


マダニへの注意喚起《厚生労働省》_1


マダニへの注意喚起《厚生労働省》_2



そして、加えて、地域猫との接触は避けた方が良いと僕は感じています。





院長
水越健之

オススメの書籍

2019年07月02日

院長の水越です。

僕は読書が趣味であり、仕事にも欠かせません。

毎月5冊前後の本を読みますが、僕の2019年上半期ベスト3を紹介します。

ジャンルはビジネス書籍や教養書です。

一位を決めるのは難しいですが、僕が選んだのはこの3冊です。



1冊目はこちら。

「日本人の勝算」 デービッド・アトキンソン

日本は世界で一番早くに少子高齢化と人口減少が進んでいます。

その難題をどう解決するか? ということをデータをもとに提案されています。

我々、動物病院業界の未来にも多くのヒントを提供してくれました。

経営者、ビジネスパーソンには読んでもらいたい一冊です。





2冊目はこちら。

「世界のエリートはなぜ『美意識』を鍛えるのか?」 山口周

仕事をしていく上で、「論理的な考え方」や「経験」を重視されがちであり、「美意識」が軽視され過ぎている 

美意識、アート、直感、感性、右脳的な思考などを重視して、未来を切り開いていきましょう!

というような内容です。

この本には、すごく影響されました。

美意識や感性を磨くためにも、昔から好きだったけど、封印してしまっていたことを再開しようと思いました。

そして、「自分らしい仕事の仕方、生き方をしていこう! 」そう思うことが出来ました。

この本はみなさんにオススメです。





3冊目はこちら。

「一度読んだら絶対に忘れない 世界史の教科書」 山﨑圭一

高校の時に習う世界史は、時代と地域があっちこっちに飛ぶので、すごく複雑で、なかなか理解するのが大変でした。

この本はその複雑さを解消し、理解のしやすさをコンセプトに書かれています。

そのために、元号も省略して、大まかな流れを重視されています。

政治、経済、美術、宗教などを理解するためには、世界史は一般教養として役立ちます。

学生時代を思い出しながら、楽しく世界史を学び直すのも良いですよ。





番外編はこちら。

「お絵かき辞典」  ミヤタチカ

この本は、3冊目のところにも書きましたが、美意識を刺激するために買ったのですが、長女がすごく気に入って、とられてしまいました。

簡単に真似ができるかわいいイラストがたくさん載っています。

お子様にもママにもオススメです!





以上です。

また、面白い本があったら紹介しますね。





院長
水越健之

動物看護師の国家資格化

2019年06月26日

院長の水越です。

先日、愛玩動物看護師法が成立し、動物看護師の国家資格化されることが決まりました。

動物看護師になるには、大学や専門学校で教育を受け、国家試験に合格することが必要になります。

これまでは、資格が必要なかったことを知らない方も多いのではないでしょうか?

今日はこのことについて書こうと思います。



今月は動物愛護法の改正により、ペットの販売する際にマイクロチップの挿入が義務化されるという法律改正が行われました。

今回の動物看護師の国家資格化もあり、動物業界に大きな動きがある一週間でした。



愛玩動物看護師法の成立については、こちらのリンクをご覧ください。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190621-00000082-kyodonews-soci



ガーデン動物病院では約10名の看護師が活躍しています。









動物看護師の仕事は非常に幅が広く、入院動物の看護、外来診察の補助、手術の補助、調剤、受付対応や電話対応などなど。

病院全体の状況を一番わかっているのが動物看護師です。







国家資格化によって、どういうメリットがあるでしょうか?



動物看護師の免許を取得するまでの教育レベルが上がることは間違い無いでしょう。

動物病院として、仕事の役割分担が明確になります。

結果として、提供できる医療サービスの質がレベルアップすることが期待できます。

有資格者として、動物看護師自身のモチベーションが上がることも期待できます。

動物看護師という仕事の認知度が上がり、この職業を目指す人が増えることにも期待しています。



僕の目標の一つは、この動物業界の労働環境を改善することです。

今回の愛玩動物看護師法成立は、その目標の追い風になってくれそうです。



しかし、動物の命を軽視し、「動物看護師に国家資格など必要ない 国はもっと他のことにリソースを費やすべきだ」という反論があるのも事実です。

そいう反論を覆すことができるように、我々は親切丁寧に日々の仕事に取り組み、一人の人間としても立派に成長していきたいと思います。

今回の法案成立によって、医療面のレベルアップだけに着目するのではなく、心豊かな、人として魅力のある看護師が育つ職場にしていきたいと思いました。





院長
水越健之

マイクロチップ

2019年06月18日

院長の水越です。

嬉しいことに、動物達に優しい国造りが一歩進んだようです。

リンク先のニュースの記事を読んでいただきたいです。



改正動物愛護法成立しました。

犬猫にマイクロチップ義務付け、虐待罰則も強化が主な内容です。

そのニュースはこちら。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190612-00000037-jij-pol



昨年、ガーデン動物病院のイベントで防災対策のセミナーを開催しました。

そこでもマイクロチップのお話をしました。





マイクロチップを入れることで、その動物の個体識別が可能になります。

災害時などに逃亡して、飼い主と離れ離れになった動物が飼い主の元に戻ることができます。

動物を捨てる飼い主が減ることも期待できます。

マイクロチップが義務化されるということは、動物達にとって良いことだと僕は思います。

ペットと飼い主を取り巻く環境として、一歩前に進めると思います。



マイクロチップに関する詳しい情報は、こちらのリンクをご参照ください。

http://nichiju.lin.gr.jp/aigo/index.html



マイクロチップはガーデン動物病院でも挿入処置が可能です。

安全性は保障されています。

日本国内では、ワクチンのようなアレルギー反応や腫瘍ができたという報告はないようです。

MRI検査の画像が多少乱れる可能性があります。

麻酔なし、予約なしで実施可能です。

費用は4,600円(税別)です。



法案では、「すでに犬猫を飼っている人には、マイクロチップ装着の努力義務を課す」とのことです。

マイクロチップ装着を普及させ、マイクロチップの装着が日本の当たり前にしたいと思います。







マイクロチップのキャンペーンを企画しています。

詳細が決まりましたら、まずはメルマガとLINEでおしらせします。





院長
水越健之

好きな場所

2019年06月11日

院長の水越です。

以前のブログで、僕の生い立ちを振り返ったことがありました。

僕は少し変わった子供で、動物、魚、植物などの図鑑を眺めているのが好きでした。

ペットショップ、花屋さんに行くことが好きで、虫採りも大好きでした。

そんな子供時代を過ごした僕ですが、大人になっても本質的には変わっていません。

今日は僕が好きな場所を紹介します。



動物、魚、植物などが好きだった僕なので、今でもやっぱり生き物や自然が好きです。

そして、建築物やインテリアにも興味があります。

自然と調和した、いい感じの建物、いい感じの場所。

それが僕の好きな場所です。

例えば、僕はスタバが好きなのですが、淡路島のサービスエリアのスタバ、山口中央公園前にあるスタバなど、自然と調和したいい感じのスタバには特に惹かれます





ちょっとおしゃれな花屋さんも大好きです。



岸和田エリアでは、「リルシュルラリング」という花屋がお気に入りです。

https://www.llsle-sur-la-ring.com/



高槻市の「The Farm」はちょっと遠いですが、すごく癒されます。

http://the-farm.jp/



インテリアも素敵ですが、建物と緑が調和しているインテリアショップ「アントリー」も毎月のように行っています。

https://antry.co.jp/



香川県の山の中にある「KITOKURASU」は一日楽しめる癒しのスポットです。

http://kitokuras.jp/





もちろん、地元の久米田池も大好きな場所です。





今のガーデン動物病院も、こんな僕と妻(妻も同じような趣味と嗜好の持ち主です)の想いが詰まっている空間です。



僕には夢がたくさんありますが、その1つは上に挙げたような場所を超える、究極の「僕が好きな場所」を作ることです。



自然と建物が調和した場所、動物と飼い主様と子供達が楽しそうに遊んでいる、何をするわけでもないけどのんびり過ごしている、そんな場所を作りたいです。

そんな妄想を膨らませています。



いつになるかわかりませんが、実現させたいと思っています。





院長
水越健之

10周年記念イベント

2019年06月04日

院長の水越です。

ガーデン動物病院は、今年の118日に、開業10周年を迎えます。

ここまでこれたのは、飼い主様、スタッフ、ビジネスパートナーなど、多くの人に支えがあってのことです。

感謝の気持ちでいっぱいです。

10周年記念には、過去最高のイベントを開催したいと考えています。

このブログには、そのイベントについて書きたいと思います。



例年は、ガーデン動物病院でイベントを行っていました。

譲渡会、内覧会、獣医師体験、写真撮影などなど。







今年は、会場を借りて、ちょっとした講演会をやってみたいと考えています。

僕はスピーチは苦手なのですが、過去10年の振り返り、これからのビジョン、そういう話をしたいと思っています。

スピーチの後には立食パーティーを開きます。

その場で何か催し物をやってみたいです。

お笑い芸人を呼ぶ?

プロのアーティストの生演奏?

有名人のトークショー?

まだまだアイデアを出し切れていませんが、そろそろ決めていこうと思います。



催し物もいいですが、やっぱり、一番は皆様との交流、食事をしながらたくさんお話がしたいです。



まだまだイメージの段階ですが、そのような会にしたいと思います。

何かやってほしいことなどあれば、ぜひコメントをお願いします!



ゲストには飼い主様はもちろん、スタッフの家族、OBOG、お世話になっているビジネスパートナーなどをお招きしたいと考えています。



計画はこれからです。

しっかりと準備して、皆様に喜んでもらえる会にしたいです。





これからも、ガーデン動物病院をよろしくお願いします。





院長
水越健之

熱中症

2019年05月28日

院長の水越です。 

まだ5月ですが、日中の暑い時間だと、熱中症にならないとは言えません。

今日は、熱中症について、知っておいてほしいことをお伝えします。 



まず、熱中症になりやすい犬種や、状況は? 



①なりやすい犬種 

換気が下手な犬(短頭種:ブルドック、フレンチブルドック、パグなど)、太っている犬、毛が密な犬は体温が下がりにくい。



②なりやすい状況

気温が高い環境、運動、興奮、けいれん発作など。 



次に、なぜ体温が上がるだけで、危険な状態に陥ってしまうか? 





高い体温が続くと、体を作るタンパク質が壊れます。

そうすると、様々な臓器がうまく働くことができなくなります。

さらに悪化すると臓器が死んでしまい、全く働くことができなくなります。

例えば、脳の働きが悪化すると、最初は、眠そうにしたり、元気がなくなります。

さらに悪化すると、意識がなくなったり、けいれん発作を起こしてしまいます。 





高い体温が続くと、過剰なパンティングが起こります。(運動後のようにハアハアと激しい呼吸をします)

パンティングによって、体温を冷まそうとしているのですが、吐く息には水蒸気が含まれているので、長時間続くと脱水症状に陥ります。

脱水症状が悪化すると、血液がドロドロになり、全身にうまく血液を送り届けることができなくなってしまいます。(ショックという状態です)

血液がうまく届かないということは、酸素や栄養の運搬ができないということです。

①と同様に、様々な臓器がうまく働くことができなくなります。



 

高い体温が続き、過剰なパンティングが起こると、喉や気管を痛め、腫れることもあります。 

そうすると、呼吸による空気の出入りがうまくいかなくなります。 

酸素の取り込み、二酸化炭素の吐き出しがうまくいかないということです。 

この場合も、酸素不足などで、様々な臓器がうまく働くことができなくなります。 









最後に、対策についてです。 

一番重要なのは、熱中症にならないこと。



そのためには、

・熱中症のリスクが高い犬種、状況を理解する

・下記の期間は散歩を早朝にする(あくまでも目安です。この期間外でも暑い日は要注意です。)

リスクが高い犬種 5月~10 
その他の犬種 梅雨明け~9月ごろ

・留守番をさせるときは、温度管理に気をつける

・車内や暑いところに放置しない

・万が一の時に備え、体温計を常備しておく



もしもの場合は、体を冷やしながら病院に直行です。

それが必要な体温は41度です。

ただし、40度を超えるようなら、その後こまめに(5分間隔)体温測定をしましょう。

39.5度まで下がれば安心です。

40度から上昇傾向であれば、「冷却」+「受診」が必要です。



<冷やし方>

・水で体を濡らしながら、風を送る 

・脇の下、内股などは保冷剤で冷やす



短頭種気道症候群をご存知でしょうか?

フレンチブルドック、パグ、シーズーなどの短頭種(鼻ペチャ犬)に特有の問題です。

ちょっと動いただけで、喉をガーガー鳴らす息遣いになります。

短頭種は熱中症のリスクが高いですが、短頭種気道症候群を持つ犬は特に注意が必要です。

4歳までに矯正手術を受けることで、改善します。

短頭種気道症候群については、別に機会に詳しく説明します。 

以上です。 





院長 
水越健之 

宮古島で学んだこと

2019年05月21日

院長の水越です。

先日、宮古島の動物病院と保健所に視察に行ってきました。

視察の目的は、宮古島の飼い犬と野良犬(地域犬)についての現状、その対策についてを勉強するためでした。

とても大きな学びと刺激を受けました。



宮古島を車で走っていると、リードをつけていない犬たちが放浪している様子を目にします。

人間の生活範囲内で、人間から食事をもらって生きている地域犬。

人間の生活範囲外である森や林で生きている野良犬。

そういう犬たちがたくさんいます。





さらに驚いたのは、「放し飼い」というスタイルがいまだに残っているということです。



保健所の獣医師に貴重な話を聞かせていただきました。

狂犬病予防法という法律がある以上、放浪犬について住民からの連絡があると、保健所の職員は捕獲しなければなりません。

保健所が引き取る犬が宮古島地区で年間300頭以上いるとのことです。

その数は東京都とほぼ同じ頭数だそうです。

東京の場合は、そのほとんどが飼い犬であり、その多くが飼い主の元に戻ります。

一方、宮古島の場合、その多くが飼い主のいない犬たちです。

引き取る犬の数はこの10年間、あまり減っていないとのことです。

昔は、保健所が引き取った犬たちの多くが殺処分されていました。

現在では、動物愛護団体や個人のボランティアの方達によって引き取られ、殺処分はかなり少なくなっているようです。





保護した動物の健康状態が悪ければ治療が必要です。

望まれない繁殖を抑えるためには、不妊手術が必要です。

予防も必要です。

また、宮古島から移動が必要であれば、空輸することになります。

それらの費用の一部は、税金で賄われるようですが、その多くはボランティアの方達が負担しているということです。



獣医師であり、動物病院経営者である自分が、この現状を知って、見て見ぬ振りはできないと思いました。

「自分には何ができるだろう?」

と考えさせられました。

まだ、明確な答えは見つかっていませんが、できることはあるはずです。



賛否両論あると思いますが、一つの策として、カリフォルニア州の事例が参考になると思います。

https://www.huffingtonpost.jp/2018/12/29/pet_a_23629620/



関東では、保護犬を引き取りたい人の方が、保護された犬よりも多いということです。

現在、70人待ちだとか。



今回の視察ツアーを企画してくださった東京の先生は、宮古島の保護犬と関東の人たちをつなぐために活動されています。

僕も何かしたいと思いました。



僕の持論ですが、高いお金を出してペットを買うのではなく、家庭に迎え入れ、家族の一員になってからお金を使ってあげる方がいいと思います。

予防や不妊手術などの医療費も必要ですが、それに加えて、何らかの形で、保護動物たちのための資金を生み出せないかと思います。

税金なのか?

寄付金なのか?

どういう形がベストかは、まだ僕には分かりません。

でも、何らかの仕組み・ルールを作り、保護動物たちのための資金を作る必要があると思います。



ガーデン動物病院では、保護団体のワンライフさんとのコラボで譲渡会を開くなどの活動はしています。

https://wanlife-rescueteam.com/



保護動物のため、社会貢献のために、他にもできることを探し、少しづつ取り組みたいと思います。



東洋一美しいと言われるビーチがある宮古島は、観光客が増え、開発が進んでいます。

訪れる人も、島民も、島の犬たちも幸せになれるように、僕たち獣医師の役目は大きいと思いました。







院長
水越健之

久々の試験

2019年05月14日

院長の水越です。

「久々の」シリーズ第2弾。

今度は「試験」です。

試験会場で緊張感を持って臨んだ試験は本当に久々です。

20年前の獣医師国家試験ぶりか?または、バイクの中型免許の試験ぶりか?

とにかく、久々の緊張感でした。



今回の試験は、「コーチングの認定試験」でした。

15分間のコーチングの実技の試験です。



先日ブログにも下書いましたが、2ヶ月に1回、丸2日間の研修を1年受け、そして、試験前の1ヶ月は、一緒に勉強している仲間とオンライン勉強会を開き、たくさん練習しました。

ちなみに僕は15回練習しました!

毎晩のように、Skypezoomというウェブ会議システムを使い、15分のコーチングセッションを行いました。

3名がコーチ役、クライアント役、オブザーバーに分かれてセッションを行います。

そこにベテランコーチにも入ってもらい、そのやりとりを聞いてもらい、フィードバックをもらいます。

すごく勉強になりました。



やれる準備はやり尽くしました。

そして、本番では実力の80%は出せたと思います。

とても清々しい気持ちです。







あとは、1ヶ月のご合格発表を待つばかり。

この学びは、スタッフ面談、スタッフミーティングなどで活用し、より良いチームにしていきます。

また、病院をもっと良くするために、飼い主様の声を集める座談会やインタビューなどを実施する場を設け、このスキルを活かしたいと思います。

すぐに成果を出すことは難しいですが、患者様に還元できるスキルだと確信しています。

さらなる学び、レベルアップを目指します。





院長
水越健之

久々の発熱

2019年05月07日

院長の水越です。

ゴールデンウィークは10連休、そして令和へと元号が変わりました。

あなたはどのようにお過ごしでしたか?

僕は、2日間お休みをいただき、淡路島に家族旅行に行きました。

その翌日はセミナーに参加。

それ以外の日は普段通りでした。

毎日、子供が家にいるので、10連休の実感はありました。

自分自身の過ごし方としては、10連休という感覚ではなかったです。

でも、気が緩んだんでしょうか。

連休の後半に体調を崩してしまいました。



体調を崩したと言っても、熱が出ただけです。

1日半ほど寝たら治りました。

2月の後半ぐらいから、リクルートやセミナーなど、出張が多く、コンディションも5070点くらいをうろうろしていたような感じでした。

本業においても、診療業務は減りましたが、面談やミーティングなどが中心であり、これまでと使うエネルギーが違うというか・・・。

「仕事の仕方やペースが変わり、それに体が追いつかなかったのではないか?」とベッドで寝転びながら分析していました。



たぶん、「老い」もあると思います。

ジョギングをして体力づくりに励んではいますが、衰えるスピードの方が優っているのでしょう。

令和の宣言として、「体調管理」を掲げたいと思います。







具体策として、

・無理なスケジュールを禁止する

・プチ禁酒

・休養日を押さえる



・無理なスケジュールを禁止する

主に出張のスケジュールについてです。

出張出張

出張家族旅行

などは避けるということです。

どうしても避けられない場合は、出張明けは休養日にします。



・プチ禁酒

僕はお酒を飲むと、喉がガラガラになり、いびきをかいてしまいます。

お酒を分解するために、肝臓などに負担をかける上に、いびきによって換気が悪くなります。

眠りが浅くなってしまい、疲れが抜けません。

なので、

・習慣的な晩酌はやめる(記念日や自分へのご褒美の日は飲酒OK

・飲み会では、量と時間を制限するというルールを作る

ということで「プチ」禁酒です。



・休養日を押さえる

出張明けなどに休養日を入れる。

出張明け以外にも、1ヶ月に2日くらいは休養日をスケジュールに入れようと思います。

夫婦でランチに行って、家の片付けをする、亀の水換えをする・・・

そんな日を作ろうかと思っています。



たぶん高校生くらいの時に、接骨院の先生が言ってたことを思い出しました。

「疲れが溜まった時など、体と心をリセットするために熱が出ることがある」

休養をとって、体を休めて、身体をリセットする。

心のリセットとは、上に書いたようなことだと思います。

体を休めると同時に、内省します。

ここ数ヶ月の自分を振り返り、反省し、今後に活かすための方策を考えます。



令和時代を健康に過ごせるように

いい仕事を続けられるように

しっかりと体調管理をしていこうと思います。





院長
水越健之

ズーノーシス

2019年04月30日

院長の水越です。

「ズーノーシス」

何のことか、分かりますか?

今日のはこの聞きなれないことについて書きたいと思います。



ある記事の抜粋ですが、まず下の文章を読んでくさい。



ズーノーシス(動物由来感染症)とは?

動物(主にペット)から人に感染する病気の総称です!

“ペット感染症”と呼ばれ、ワンちゃんや猫ちゃんが原因で人にも感染してしまいます。

ワンちゃんや猫ちゃんのもっている寄生虫や細菌が、かまれたり、キスをしたりしたときに体内に入ってくることで起こるものが多いです。

スキンシップやフン尿の処理はとっても大切なことですが、そのことを意識して行うようにしましょう。



■1分でわかる ズーノーシスチェック

愛するペットだから、キスなんて当たり前。自分のおハシや口移しでご飯をあげることも!

ペットを抱っこしたり、なでたり、遊んだ後、特に手を洗わないし、気にしていない。

ノミやマダニは見つけてから駆除している。

お散歩では草むらなども自由に歩かせている。電柱のニオイ嗅ぎなども好きなようにさせている。

おなかの虫なんて、うちのコに関係ないし、いるわけがない、と思っている。

よく公園(ドッグラン)などに出かけて、よそのワンコと遊ばせている。

愛犬を連れてキャンプやハイキングなどに出かける。

わが家の近所には野良猫がたくさんいる。

うちのコは清潔にしているけれど、他のコがどうしているかまで気にしたことはない。

家族のなかに赤ちゃん、小さい子がいる。ペットが接する機会も多い。



これで大丈夫 ズーノーシス対策

まずはノミダニ予防が第一!

ノミダニ予防をすることにより、ズーノーシスに感染する可能性がだいぶ軽減します。

予防薬をしっかり服用しましょう。



駆虫薬を使いましょう。ここまで対策出来れば、ズーノーシスの予防は完璧です!



ここまでがその記事です。







以下、僕からの補足など。



赤ちゃんや小さいお子様、妊婦さん、高齢者、糖尿病などの抵抗力の落ちる疾患の患者様など 、抵抗力の低い人は、ペットとのスキンシップは控えた方がいいでしょう。

排泄物の管理にも注意が必要です。



ズーノーシスではありませんが、ペット関連の問題として。

犬猫などに咬まれたり、引っかかれた場合、出血がひどい場合は、圧迫止血をしてすぐに病院へ行きましょう。

出血が少ない場合は、まず水道でしっかり洗いましょう。念のため、病院を受診した方がいいでしょう。

いずれも雑菌によって、傷が化膿する恐れがあります。

猫に引っかかれたて人に感染する「猫ひっかき病」というズーノーシスもありますので、猫の引っかき傷は要注意です。



基礎知識を身につけ、出来る予防はしっかりやっておく。

まずは、そのあたりから手をつけていくといいと思います。





院長
水越健之

自分を大切にする時間

2019年04月23日

院長の水越です。

世の中どんどん便利になり、ほしいものは贅沢を言わなければなんでも手に入る。

そんな現代社会ですが、精神的なストレスもそれに比例して増えていると言われています。

このストレス社会をどう乗り切るか?

僕のストレス対策について、書くことにしました。



僕にはプライベートコーチがいます。

毎月2回、1時間ずつ、話を聞いてもらっています。

今抱えている課題や悩みを聞いてもらって、質問やフィードバックをもらって、考えを整理する。

目標やプランを聞いてもらって、実行可能性を高める。

などなど。



このような時間を作り、話を聞いてもらうこと自体がストレス対策にもなっています。



先月のマイコーチとの対話は、「自分らしさとは?」「自分らしく振舞うには?」というようなテーマでした。

強いストレスを感じると、自分を守るために「心の壁」を作ってしまいます。

「心の壁」が自分らしさを隠してしまいます。



もともとそういうタイプだった気もしますが、開業してからその傾向が強くなっている気がします。



マイコーチとの対話をきっかけに、もっと自分を大切にする時間を作ることにしました。



自分を大切にする時間とは?

僕の場合はこんな感じです。



・ジョギング  週3回

・接骨院  週1回

・英会話のレッスン  週3回

・読書 毎日30分以上

・日記を書く 毎日

・新聞を読む 毎日

・セミナー、研修に参加 月2回以上

・晩酌 週4回

・夫婦でランチ 月2回以上

・家族でお出かけ 月3回以上







仕事などが忙しくても、このリストの項目は、この頻度を目安に実行するようにします。

そうすることで、自分を大切にし、ストレスを緩和し、自分らしく過ごせるようです。



僕は始めたばかりなので、成果を実感できていませんが、続けてみようと思います。



今の僕の立場だと、なんらかのルールを自分で作って、それを気にしながら働かないと、アクセルを踏み続けてしまいます。

社会の変化に対応しながら、柔軟に、無理しすぎず、自分らしく過ごしていきたいと思います。





院長
水越健之

お待たせしないために

2019年04月19日

院長の水越です。

ガーデン動物病院には患者様への3つの方針があります。

・いつでも診る

・感じの良い対応

・お待たせしない

今日は「お待たせしない」について書きます。



動物病院は春が1年で最も忙しい季節です。

ガーデン動物病院も同様、3月~GW開けが最も忙しい時期です。

「お待たせしない」を実現する上で、最もハードルが高い時期だと言い換えることができます。

・自動受付システム

・ウェブ予約システム

・自動分包機

などなど。


機械の力をかりて、待ち時間の削減を目指しています。





でも、まだまだ待ち時間が長くなってしまうことが多いです。

僕としては、診察終了からお会計までの時間を少しでも短縮したいと考えています。

動物病院は1kgくらいのチワワやティーカッププードル~50kg以上のセントバーナードまで、大小様々な動物の診察をします。

お薬の分量は体重によって決まるため、小さい動物には、錠剤を分割したり、粉にして処方しています。

その錠剤の分割や粉薬の分包に、飼い主様が想像する以上の時間が取られてしまいます。



自動分包機の導入によって、調剤の時間はある程度短縮されました。

そして、この春、錠剤の分割の時間を削減したいと考え、取り組んでいます。

錠剤の分割は、そんなに難しい作業ではないので、多くの場合、飼い主様が自宅でも可能です。



そして、病院で分割する場合、その手数料がかかります。

そこで、この春、錠剤の分割を飼い主様にお願いするという試みを始めました。



飼い主様にとっては、少し手間はかかりますが、待ち時間が短縮され、少し費用も抑えられます。

分割を細かく行う場合は、専用のハサミがあったほうがうまくできます。



錠剤分割用のハサミを以前からも販売していました。

それをこの春から、納入価格ギリギリまで割引して販売することにしました。



もし、これまで病院で分割させていただいていた処方薬を自宅で分割してもらうと、その患者様はもちろん、その次の患者様の会計までの待ち時間が短縮されます。

言い換えると、1つ前の患者様の処方薬を自宅で割ってもらえてたら、自分の待ち時間も短縮されます。

これが浸透すると、多くの患者様の待ち時間が短縮されます。







錠剤は分割したまま長時間放置さない方が良いものもあります。

湿気ってしまうと薬効が落ちる可能性があるからです。

そういう意味でも、自宅で分割していただく方がベターです。



ご自宅での錠剤の分割にご理解とご協力をお願いいたします。



待合室には、病院内でも使用しているオススメの専用のハサミを揃えていますので、ぜひご覧ください。



実際に自分でできるか不安な方は、一度お試しいただけますので、お気軽にスタッフまでお声がけください。





院長
水越健之

三年越しの学び

2019年04月09日

院長の水越です。

昨年の6月から本格的に取り組んできたコーチングの学びが一段落しました。

そのことを振り返りたいと思います。



スタッフマネジメントの課題解決のため、藁にもすがる思いで飛び込んだコーチングの世界でした。

コーチングがどんなものかも知らずに飛び込んでみました。



最初に研修を受けたのは2016年の6月でした。

その時のことはよく覚えています。

知っている人は誰もおらず、自分以外の参加者たちはみんな仲が良さそうでした。

その輪に入れるはずもなく、「早く研修が始まればいいのに」と思いながら、一人でスマホをいじっていたと思います。



そんなスタートでしたが、仕事に追われ、三人目の子供ができて、学ぶ余裕がなくなってしまいました。

そして、リタイアして約2年間のお休みを挟むことになりました。



去年の6月、改めて学びなおすことにしました。

そして、先日、ようやくプログラムを一通り学び終えました。










コミュニケーションスキルのレベルアップもある程度は出来た気がしますが、それ以上に、自分と向き合い、自分のことを理解し、自己開示をし、自分の在り方を学べたことが大きな収穫です。

すごく濃い一年でした。



そのお陰もあり、スタッフマネジメントの課題も解決に向かっています。

たくさんの学びを与えてもらえたこのコミュニティで、これからも学びを継続したいと思っています。

そして、今度は自分が与えることで貢献したいと思います。





院長
水越健之

狂犬病

2019年04月02日

院長の水越です。

4月になりました。

今年は桜の開花が少し遅いですが、暖かい日が増えてきましたね。

そして、新年度になり、ガーデン動物病院にも4名の新人が入社しました。

また、狂犬病の予防接種の季節でもあります。



狂犬病とは?

日本では何十年も国内での発症がないので、「外国の病気であり、日本には関係ない」という印象をお持ちの方も多いかもしれません。

でも、狂犬病は日本、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどの島国と、北欧の一部の国などを除く、ほとんどの国で発症している病気です。

犬の病気と誤解されがちですが、猫など多くの哺乳類にも感染します。

犬も人も感染し、発症してしまうと、有効な治療法がないため、100%死亡する恐ろしい病気です。

予防接種による予防が非常に重要です。







「清浄国ならば、予防接種は必要ないのでは?」

と思う方もいると思います。

でも、それは間違いです。

狂犬病予防接種が法律で義務化され、接種率が高いから、清浄国であり続けられるのです。



ペットとして、多くの種類の哺乳類が輸入されます。

一部の小動物は検疫の義務がなく、届け出だけで入国が許可されるようです。

物資を輸送する船に乗って来た船員のペットの犬が、侵入する可能性もあります。

何らかの形で、外国から動物が日本に入って来ています。

もし、その動物が狂犬病の潜伏期間だったら・・・。

日本のわんちゃんたちが狂犬病予防接種を受けていなかったら、狂犬病が拡散してしまうでしょう。

大変なことになります。

多くのワンちゃんが狂犬病予防接種を受けていたら、拡散を防ぐことができます。



このような理由で、清浄国の日本でも、狂犬病予防接種が必要なのです。



近年、清浄国だった台湾で、野生動物が狂犬病にかかっていたことが分かり、話題となりました。

日本でも野生動物の狂犬病についての調査が行われるようになったようです。

詳しくは、農林水産省のHPをご覧ください。

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/eisei/rabies/



狂犬病について、詳しくは、厚生労働省のHPをご覧ください。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/



狂犬病の予防接種はどこの動物病院でも接種が可能です。

もちろん、ガーデン動物病院でも。







岸和田市では、42日から集合注射での接種も可能となります。

岸和田市の集合注射のスケジュールはこちらです

https://www.city.kishiwada.osaka.jp/soshiki/33/kyoukennbyou25.html#890



4月~6月が狂犬病予防期間となっています。

狂犬病についての知識を持っていただくこと、予防接種のご協力をよろしくお願いします。






院長
水越健之

Talknote

2019年03月26日

院長の水越です。

インターネット、スマホの普及によって、必要な情報のほとんどを瞬時に手に入れることが出来るようになりました。

むしろ、情報に溢れ、不必要な情報から逃れることが必要な時代だと言えます。

そのような時代になり、会社やチーム内での情報共有の方法も10年前とはずいぶん変わりました。

今日は、ガーデン動物病院での情報共有ツールについて書きたいと思います。



ガーデン動物病院では、「Talknote」というデジタルツールを使って情報の共有を行なっています。

・明日の予定と入院動物について

・マニュアル

・トラブル

・仕事の改善についての相談

・導入した新しい薬や諸費

・セミナーで得た知見

・シフト

・頂き物

などなど。



Facebookのように、共有したい情報を投稿し、読んだら「いいね!」します。

コメントもできるので、相談や議論もできます。

トラブルの共有は、出来るだけ早くすべきです。

デジタルツールなので、瞬時に関わる人全員に共有出来ることは大きなメリットです。



最近力を入れているのは、ミーティングに代わる活用方法です。

例えば、こんな風に・・・











スタッフ数が増えて、全員が集まってミーティングを行うことが難しくなっています。

インターネット上でミーティングが出来ることも大きなメリットです。

議事録のように記録も残ることも助かります。

出張に行っても、病院の状況がよく分かるので助かっています。

プライベートで出かけた時もTalknoteの投稿があると通知が来るで、すごく気になってしまいます(涙)

チーム内での情報の共有が出来ることで、良い仕事につながり、結果として、飼い主様やわんちゃん、ねこちゃんへの貢献につながるはずです。



今後もこのツールを使いこなし、しっかりと情報共有をしていきたいと思います。





院長
水越健之

イベントでのアンケート結果

2019年03月19日

院長の水越です。

先日のイベントではアンケートにご協力いただき、ありがとうございました。


21
名の飼い主様にご回答をいただくことができました。


そのアンケート結果をまとめました。


ご回答もさせていただきました。




はじめて欲しいこと


・地域猫対策


・しつけ教室


・今日のイベントではスタッフの方の愛犬愛猫にも会えてうれしかったです。今後、防災に関する取り組みや地域猫に関する取り組みなども教えてほしいと思います。

・無麻酔歯石除去


・屋根付きドッグランをしてほしい。


・始めてイベントに参加させて頂いたのですが、楽しく過ごさせて頂いたので、今後共、このようなもよおしをお願いします。


・カフェのペット用限定のクリスマス?おやつなどのお知らせもHPにお願いします。


・犬種別のオフ会のようなやつ


・色々イベント


・シニア犬の食事等相談のセミナーなど




ご意見ありがとうございます。


飼い主様と動物たちが参加できるイベントは、これまで以上に力を入れて取り組みたいと思っています。


イベントの内容として、上記のご意見を参考にさせていただき、企画していこうと思います。


歯石除去については、無麻酔で行うと動物が動いてしまうことで、エナメル質を傷つけてしまうなどのリスクがありますので、しっかり麻酔をかけて行う方が安全な処置ができると考えています。




改善して欲しいこと、今後に期待すること


・うちの子は男の先生やスタッフだとおびえるので、先生の名前がフルネームでも女性だとわからない場合もありまので、今時ジェンダーハラスメントになるかもしれませんが、男女を明記していただけるとありがたいです。


・病院がどんどん大きくなると知らないスタッフが増えてしまうので、以前と比べてしまうところはありますが、人が多い分充実できることもあるはずだと思うので期待しています。


・楽しいイベント、食事(犬の手作り食や正しいフードの選び方)


・いつもお世話になっています。とても満足していますが、もう少し予約の待ち時間を少なくしてほしい。


・院内みせて頂いて安心できました。


・改善するところ・・・ないのでは??


24時間あけていてほしい。


・駐車場、ふやしてほしい。


・会計の時間をもう少し早くして欲しい。




ご意見ありがとうございます。


待ち時間については、改善し続けたいと考えています。


昨年は自動受付システムの導入、調剤に使う自動分包機のバージョンアップを行い、待ち時間の改善を図りました。


今後、自動釣銭機の導入などを検討中です。


待ち時間を苦痛なく過ごしていただく工夫もしていきたいと思っています。




スタッフが良いコンディションで良い仕事を続けられるように、深夜12時以降の救急対応は今の人員では難しいと考えています。




駐車場につきましては、近隣の青空駐車場に空きが出れば、その都度、契約台数を増やしていく予定です。




すぐに解決できることがなく、申し訳ございません。




良いところ、好きなところ


・メールマガジン(ダイレクトメール)


・明るくてきていで人(飼い主)にもわんちゃん猫ちゃんにも優しいところ。飼っているコに関して、多分何とかしてくれるだろうと思うところ。


・夜間もみて下さるところ。深夜にオペをしてもらい、愛犬らりぃも命を助けて頂き大変感謝しています。


・スタッフ、先生が親切


・カフェもあるし、イベントがあるところ


・全部良いし大好きです。


・なごやかなふんい気でいいですね。スタッフの方もやさしくていい感じです。


・受付の方の対応、先生の診察の説明、カフェのおいしいホットサンド。


・きれい。トリミングと連携している。ドッグカフェがある。


・譲渡会


・休日や夜もやっている


・いつもしんせつに対応してくれる


・スタッフさんが気さくな所


・先生が優しいです。わかりやすく説明してくれます。


・明るいふんいき




温かいご意見、本当にありがとうございます。


そのようなお声が、我々の励みになります。




メッセージ


・イベントに始めて参加させて頂きました。記念になる写真もたくさんとって頂き嬉しかったです。


・今日はありがとうございました。人が多くて場所が限られていたので、居場所に困ることがありましたが、スタッフのみなさん丁寧にお声がけいただきました。内覧ツアーはそれぞれの場所にスタッフがいて詳しく説明が聞けてよかったです。次回のイベントも楽しみにしています。


・ドッグとヨガするインストラクターとしていつかイベントに参加させて頂きたいです。(飼い主人間とわんちゃん、一体感を感じて、呼吸をあわせリラックスしたいと思います。)


・初めてのイベントで楽しかったですし、すごくおいしかったです。また、イベントとか参加したいです。


・今日はイベント楽しかったです。


・いろんなワンちゃんに逢えて楽しく過ごせました。


・前回時間がなく、見学することができなかったエコーやレントゲン見させて頂きました。血液ケンサの機械や薬品、種類の多さにびっくりしました。何があっても任せられると安心しました。


・内らん会とてもいいと思う。ふだん中は見れないので。




ご意見ありがとうございます。


イベントは今後も継続し、毎年、少しづつグレードアップさせていきたいです。




愛犬愛猫との暮らしで不安なこと(いくつかの項目の中から丸をつけていただく回答)


・病気

高齢(13才)になるから


・しつけ

どうしても去り際や出掛ける時に吠える


・病気

ずっと通院を続けているので、何かあれば大丈夫・・・とは思いますが、やはり嘔吐の多いのは気になります


・老犬介護、病気、食事

元気で長生きして欲しいので、家でもできる予防教育


・予防、老犬介護、病気、食事


・しつけ、予防、病気

ほかの犬とかにほえてしまってしかることがあります。


・しつけ


・しつけ、病気

ほえたり、かんだりがあるので直したいです。病気は人間みたいにしゃべれない分いつでも心配です。


・病気

今まで何事もなく過ごしてこれてます。何かあっても安心して診ていただけるという感じです。


・食事

良く食べるので体重が気になります。今は大丈夫ですが・・・。


・しつけ、病気、食事

アレルギーをなおしたい。逃げたらつかまえれない。


・しつけ

初めて共に生活するのでトイレなど不安。


・病気


・しつけ、病気

トイレが外でしか出来ない


・食事

食べムラ


・老犬介護、病気、食事

食事にムラあり、行動等、ちほうかと心配になることがある




ご意見ありがとうございます。

・しつけについて
・高齢期の介護、病気、食事について


この2つについて、不安に感じれている飼い主様が多くいらっしゃるということが分かりました。


その不安を解消できるように、知恵を絞りたいと思います。


今後のイベントの企画にも参考にさせていただきます。







たくさんのご意見、本当にありがとうございました。


このようなお声を1つでも実現し、飼い主様と動物たち目線の動物病院にしていきたいと思います。






院長
水越健之

2019年 春のイベント

2019年03月12日

院長の水越です。

やっと、春が来ましたね!

僕は春という季節が大好きです。


陽が長くなり、だんだん暖かくなっていく、そして新しい出会いがあるこの季節が大好きです。


そして、3月はガーデン動物病院のイベントが開催されます。


今年も39日(土)、10日(日)の2日間、イベントを開催しました。


写真を中心に、振り返りたいと思います。




3
9日(土)は、toco toco cafe にて、ミモザのリース作りのワークショップを開催しました。


ミモザはガーデン動物病院のシンボルツリー。


院内で満開に咲いているミモザを使ってのワークショップです。


予想よりも早く、満開を迎えたので、急遽開催となりました。


皆さんでワイワイ楽しく、あっという間の2時間でした。


満開のミモザを使ったワークショップ、毎年恒例のイベントにしたいと思います。






3
10日(日)は、ガーデン動物病院、毎年恒例のイベントを開催しました。


ワンライフさんとのコラボによる里親譲渡会


プロのカメラマンさんを招いての写真撮影会


プロの絵描き案を招いての似顔絵会


わんちゃん、ねこちゃんのサイズを記した「うちのこ免許証」


わんちゃんと飼い主様でチャレンジノーズワーク


縁日(ワッフル、フランクフルト、ヨーヨー釣り、キャラクターすくい)


病院内覧会


抽選会


などを行いました。









小雨の中の開催でしたが、たくさんの飼い主様、わんちゃん、ねこちゃんにご来場いただくことができました。


本当にありがとうございました。











今回のイベントによって、ガーデン動物病院はわんちゃん、ねこちゃん、ご家族にとっての「安心の場」に近づけたでしょうか?


それがイベントを開催する目的です。


今後も「安心の場」を追求し、イベントを続けたいと思います。





院長
水越健之

値上げについて

2019年03月05日

院長の水越です。

世の中の物価上昇に伴い、ガーデン動物病院は来月41日から若干の値上げを行います。

理由を述べると言い訳がましくなるかもしれません。

それは分かっているのですが、きちんと説明することが僕のポリシーなので、今日はそれについて書くことにしました。



まずは世の中の物価の上昇について、具体例を示します。

僕の大好きなディズニーランドも定期的な値上げがあります。

入場料(1dayパスポート)の料金は、ガーデン動物病院が開院した2009年は5800円でしたが、今年は8000円に値上げされるようです。

下のYahoo!ニュースのリンクを参照してください。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190227-00027807-president-bus_all



大阪府の最低賃金は2009年の時給762円から、昨年は936円まで上がりました。

下は大阪府労働局のHPにあった資料のリンクです。

https://jsite.mhlw.go.jp/osaka-roudoukyoku/var/rev0/0110/4933/h29_saichinsuii.pdf



ガーデン動物病院の値上げの理由は、主に2つです。

①物価上昇に伴う仕入れ値の高騰

②最低賃金上昇に伴う人件費の高騰



病院の移転と拡張、トリミング室やカフェの併設、夜間救急対応開始など、開業当初にはなかった価値提供ができるようになりましたが、それに伴う維持費の高騰も理由の1つです。







我々が従事する動物医療をアミューズメントであるディズニーと比べるのは間違っているかもしれません。

しかし、患者様(お客様)に提供できるサービスレベルを常に向上させ、物価と人件費の上昇も相まって、定期的な値上げが避けられないという点においては共通点があるように思います。

ディズニーランドのように、提供できる価値を上げ続けられるように頑張っていきたいと思います。



ガーデン動物病院は、2009年の開業以来、ほとんど値上げをせずに運営をしてきました。

物価や最低賃金の上昇を基準に単純に考えると、診療費も20%上昇しないと、収支バランスは保てません。

自動受付システムや自動分包機などを導入すること、仕入れ先を精査すること、業務改善やスタッフの成長などによって、サービスレベルを下げずに、ある程度の効率化・経費の削減ができました。

しかし、それだけでは不十分です。

医療レベル、接客レベルを維持・向上させていくためには値上げが避けられない状況です。



頼もしいスタッフのおかげで、年中無休、夜間救急対応が可能になりました。

もちろん、医療機器もレベルアップし、以前はできなかった検査や治療ができるようになりました。

病院の内装や外観はオシャレで、カフェも併設している。

どこの動物病院よりも、くつろげる空間だと自負しています。

僕はそんなガーデン動物病院のことが大好きです。

これからも、患者様に安心を提供できるこの場を永続させたいです。



値上げをせずに、運営を続けることも考えましたが、遠くない未来に、何らかの形で歪みが出てくることが目に見えています。



例えば、効率を重視しすぎて、1件あたりの診察時間を短くし、診察の回転を重視する病院になってしまうと、ミスが多発する。

そうすると、患者様に安心・満足していただくことはできません。



例えば、人件費を抑えるために、スタッフにサービス残業を強いる、休憩をとらせない、有給休暇をとらせない、昇給させない。

そうなると、スタッフの仕事の質は落ちます。

そんな職場で働くことは長続きしない。

採用もうまくいかなくなるでしょう。

人材不足で病院運営ができなくなり、結果として、患者様の安心を大きく損ねてしまいます。



僕は絶対に、そうさせたくありません。



動物病院に限らず、会社とは下に示す循環が回り続けないと、長期的にうまくいかないものです。

スタッフの幸せ患者様の幸せ会社の発展と安定スタッフの幸せ・・・

要するに、スタッフが良い仕事をするから、患者様は安心でき、満足できる。

その結果、継続的に受診していただけ、口コミも広がる。

その結果、会社は安定・発展できる。

そして、労働条件・労働環境の向上などによって、スタッフに還元できる。

その結果、スタッフはもっと良い仕事ができる。

という循環です。



先に述べたとおり、現状として、「会社の発展と安定」の部分に歪みが出てきています。

その解決策は「値上げ」しかないということです。

上の循環を回し、値上げによってガーデン動物病院は安定発展し、スタッフに還元して、結果、「患者様の幸せ」につなげます。

お約束します。

ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。





院長
水越健之



P.S.

41日からの値上げ、3月末までの予防薬のまとめ割りの影響のため、3月下旬は混雑が予想されます。

3月の中旬までのご来院がオススメです。

また、ウェブ予約もご活用ください。

https://garden-ah.sakura.ne.jp/yoyaku/

英会話

2019年02月26日

院長の水越です。

僕は学ぶのが好きです。

学ぶのが好きというよりは、学んでいると安心できると言った方が適切かもしれません。

以前、ブログに書きましたが、「ストレングスファインダー」というツールで、僕の資質の1位は「学習欲」でした。

そんな僕なので、また学びを始めました。



その学びとは「英会話」です。

少し前にお休みをいただき、グアムに家族旅行に行きました。



グアムなので、英語を話せなくても、それほど困らないですが、話せた方が楽しいはずです。

次に海外旅行に行く時は、日常英会話くらいはできるようになっていたいなぁ と思ったことが学び始めたきっかけです。



以前から、英会話を学びたいという気持ちはありましたが、今回の旅行から帰って、即行動しました。

数ある英会話スクールの中から僕が選んだのは「QQイングリッシュ」です。

https://www.qqeng.com


QQイングリッシュについて、簡単に説明します。

通学ではなく、Skypeなどのテレビ電話システムを使った在宅オンライン教室です。

好きな時間に予約を取って学べます。

フィリピン人の先生とマンツーマンで、英語だけで授業が行われます。

そして、授業料が安い!!

お試し授業を2回受けて、その授業の質の高さを実感しました。

まだ始めたばかりですが、これならば続けられそうです。



英会話の授業で聞き取れなかった時、意味がわからなかった時など、率直に聞くしかありません。

普段、日本語で会話している時ならば、分からなくても、聞き返さず、流してしまうことがあります。

でも、英会話の授業であれば、「分かりません」「もう一度言ってください」と自然に言えます。

そういう体験が、英会話だけでなく、人との関わりやコミュニケーションという面での成長につながる気がします。



そういう期待も込めて、まずは1年間続けたいと思います。

そして、海外旅行をもっと楽しむ。

それだけではなく、

・困っている訪日観光客に声をかける

・アメリカでセミナーを受けて、先端の知識を手に入れる

・英語を通して成長する

数年後、そうなっていたらいいなぁ と思います。





院長
水越健之

この春もイベントを開催します

2019年02月19日

院長の水越です。

ガーデン動物病院は毎年、春と秋にイベントを開催しています。

今回はイベント開催の目的などについて書くことにしました。



ガーデン動物病院のミッション(存在目的)は、患者様の「安心の場」であることです。

安心の場であるためには、病院が怖くない場所である方がいいに決まっています。

注射をされたり、採血をされたり、処置のために保定されたり・・・。

わんちゃんも、ねこちゃんも、怖い思いをいっぱいしたと思います。

そういう怖い行為が全くない来院体験があれば、怖いだけの場所ではないと思ってもらえるかもしれない、安心の場に近づけるかもしれない。

そういう期待がイベントを始めたきっかけでした。



飼い主様にも楽しんでもらえ、一緒にお子様も連れて行きたいと思えるイベントにもしたいと思っていました。



写真撮影会、ペットの写真撮影教室、ミモザを使ったリース作り教室、スノードーム作り教室、ペットマッサージ教室、爪切りやシャンプーの教室、ペットのファッションショー、ビンゴ大会、お子様向けの獣医師体験、防災対策セミナー、病院内覧会、カフェの試食会、手作りワッフル&縁日コーナーなどなど・・・。

たくさんの催し物を企画してきました。



さらに、保護団体のワンライフとのコラボによって、イベントの中で譲渡会を開催することも多いです。



社会貢献、地域貢献をしたいという思いもありました。



イベントの日はほとんどのスタッフに参加してもらっています。

こういった催し物を企画運営するという体験は、スタッフの人間的な成長につながると思っています。

チームワークの向上にもつながることも期待しています。

ご来場いただいた飼い主様と、普段は話せないようなお話をするチャンスだとも思っています。

それはスタッフにとって楽しい時間であり、飼い主様にとって敷居の高い「病院」という場所を、気軽に立ち寄れる場所に変えてもらいたいと思っています。



イベントにはこのような目的と思いが詰まっています。



3月10日(日)にイベントを開催します。

詳細はこちらをご覧ください。

https://garden-events.strikingly.com/









プロカメラマン、プロの絵描きさんを招いた催し物、ワンライフとのコラボによる譲渡会、などなど。

今回もたくさんの催し物を企画しました。

きっと楽しんでいただけると思います。





ご来場をスタッフ一同、楽しみにしています。

https://garden-events.strikingly.com/





院長
水越健之

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クラウドファンディング終了のお知らせ

2019年02月12日

院長の水越です。

1年前に募集を開始しました「クラウドファンディング」の受付が終了しました。

目標額には届きませんでしたが、多くの飼い主様から、ご融資いただくことができました。

本当にありがとうございました。



ご融資いただいとことだけでなく、多くのお声をいただけたことにも感謝しています。

一番多かったのが、「応援したいので、融資しました」というお声です。

本当に嬉しく思いましたし、勇気付けられました。

ありがとうございます。



そのほかにも、

「インターネット上での手続きの煩雑さに戸惑った」というのお声

「配当はいらないから、院内で簡単にできる方法で実施してほしい」というお声

というような、今後の取り組みに活かせるお声もいただくことができました。



今回のクラウドファンディングを通して、学び、気づきがありました。

クラウドファンディングとは、事業などの資金を集めるための方法の一つです。

資金集めは「信用」が大切です。

「調達金額は信用の大きさに比例する」ということを学びました。



多くの場合、事業資金は金融機関から調達します。

その場合、決算書の内容や取引期間などによって信用度合いを見られます。



一方、クラウドファンディングでは、一人一人の出資者からの「信用」やその取り組みを応援したいという「思い」で成り立っていることを学びました。

嬉しいことに、今回のファンドに出資してくださったのは、ガーデン動物病院の患者様が多かったです。

同時に、目標金額に届かなかったことも、信用という面で課題があるということだと感じました。

ガーデン動物病院はこれからどう在るべきか?考えたいと思います。







クラウドファンディングによって、調達したお金は大切に使わせていただきます。

主には獣医師と看護師の教育資金として使う予定です。

2019年度は例年以上に充実した社内研修を行い、医療サービスのレベルアップを目指します。

ありがとうございました。





院長
水越健之

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節分

2019年02月05日

暦の上では春になりました。

今年は暖冬で、冷え性の僕にとっては過ごしやすい冬でした。

そして、春が近づいてくることが待ち遠しいです。

水越家には毎年、節分に鬼が来ます。

ブログを一年以上、ご愛読してくださった飼い主様はご存知かもしれません。

今年は一日遅れの2月4日に鬼が来ました。

その様子を動画でお楽しみください!

節分


鬼が最初に来たのは四年前でして、長女の希子が3歳の時でした。



鬼は毎年、少しずつバージョンアップしています。

最初は鬼のお面だけでした。

二年前からは全身鬼スーツに(→こちら)



そして、今年からはお面ではなく、覆面レスラーのようなマスクになりました。

かなり怖いです(笑)



※音量に注意





長女の希子にはもう鬼は通用しません。

次女の杏はちょっと怖がっていましたが、もう来年はダメそうです。

末っ子の圭はあと2年くらい怖がってくれそうです(笑)

なので、あと2年は鬼を頑張ります!



幸せっていうのは、こういうことなんだとビデオを見ながらしみじみ思いました。

家族に力をもらうことが出来ました。

明日からも精一杯頑張ります!

そして、来年もお楽しみに!




院長
水越健之

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防寒対策

2019年01月29日

院長の水越です。

40歳くらいを境に、明らかに体力の低下を感じます。

寝ても疲れが抜けなかったり、風邪をひきやすくなったり、二日酔いもなかなか抜けません。

さらに、僕は冷え性なので、寒冷ストレスによる健康への悪影響には毎年悩まされています。

風邪を引いたり、ノドを痛めたり・・・。

うれしいことに、今年の冬は、防寒対策が上手くいっています。

今日は、新しく始めた防寒対策について書こうと思います。



今年の防寒対策のポイントは3つです。

①生姜紅茶

②貼るカイロ

③ネックウォーマー

 

①生姜紅茶

僕はコーヒー派なんですが、ホットを飲んでも、何となく身体が冷える気がしていました。

ある時、ネットか何かで知ったのですが、コーヒーは身体を冷やす飲み物だそうです。

一方、紅茶は身体を温める飲み物だそうです。

生姜を入れると温める効果がさらに高まります。

なので、冬はホットの生姜紅茶を飲むことにしました。

たしかに、飲んだ後しばらくの間、身体がポカポカしています。

 

②貼るカイロ

これは、行きつけの接骨院の先生に教えてもらいました。

風邪の引き始めなのか、何となく倦怠感があったので、何か対策はないか?聞いてみたんです。

すると、即答で、肩甲骨の間あたりにカイロを貼るように言われました。

その先生は、毎年冬は体調の良し悪しに関わらず、毎日背中にカイロを貼っているそうです。

僕もその日の帰りにコンビニで貼るカイロを買って貼ってみました。

これも、すぐに効果を実感しました。

背中はもちろん、全身が温まります。


 

③ネックウォーマー

これも接骨院の先生に教わりました。

僕はノドが弱くて、季節の変わり目には必ず咳に悩まされます。

特に横になった時にひどいです。

それについて相談した時に、ネックウォーマーを巻いて寝るように言われました。

冬は日中もネックウォーマーをつけた方が良いとのこと。

首を温めることがとても重要だそうです。

さらにマスクをして寝ます。

呼気中の水蒸気によって、吸入するような効果があります。

そのおかげでか、去年の秋からは咳がマシです。



身体を温めると、血液の循環が良くなるので、基礎代謝が上がり、身体は元気になります。

それによって、抵抗力を高める効果もあると思います。

理にかなっています。



これまで、うがい薬を試したり、マヌカハニーキャンディを試したり、色々やってみましたが、明らかな効果を実感することは出来ませんでした。

今年の冬の3つの対策は効果が実感できました。

風邪を引きかけたことはありましたが、今のところはとても体調が良いです。



わんちゃん、ねこちゃんも寒さは体調に影響します。

昔は犬は番犬、猫は半野良が当たり前でした。

現在は室内での生活が当たり前です。

平均寿命が劇的に伸びたことは、医学の進歩の恩恵が大きいですが、生活環境の変化により、冬の寒さをしのぐことが出来るようになったことも関係があるように思います。



冬の寒さ対策、飼い主様も、わんちゃんも、ねこちゃんも、しっかりとやりましょう。



上の3つのポイントは参考にしていただきたいですが、感染症対策としては、もっと大切なのは、加湿です。

湿度40%以上を維持したいです。



一般的によく言われる、加湿、手洗い、うがいなどとは違う、「温める」という対策について書きました。

ぜひ参考にして下さい。

オススメです。





院長
水越健之

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ティール組織

2019年01月22日

院長の水越です。

今日は、ガーデン動物病院の組織改革について書こうと思います。

その背景として、僕が診療業務から抜けて、経営やマネジメントに専念することがあります。

僕がいなくても、病院はうまく回っています。

でも、院長の代わりに、誰が決めるのか?どうやって決めるのか?など、混乱があるのも事実です。

解決策として、管理職を置くという方法が一般的ですが、うちのチームには合わない気がしていました。

そんな悩みを抱えているときに、この書籍に出会いました。



その書籍とは、「ティール組織」です。

昨年、日本語に翻訳され、経営者やマネジメントに関わる人たちの間では大きな話題になった本です。

僕も、流行にのって、たまたま買いました。

しばらく積読状態だったのですが、秋にふと読んでみて、衝撃が走りました。



1回読んで、関連書籍を数冊読んで、2回目を読みました。

そして、ガーデン動物病院に合うようにアレンジし、整理してスタッフに説明しました。



ガーデン動物病院に導入する上で、一番重要だと思うところだけ紹介します。

それは「助言プロセス」と呼ばれる意思決定の方法です。



以下がルールです。

・意思決定者は最初に関わった人(疑問に感じた人)

・その内容に一番詳しい人に相談する

・その決定に関わる全員に相談する

・それを踏まえて自分が決める

以上。



例えば、院内で使っている掃除機が壊れたとします。

故障に最初に気づいた人が意思決定者。

家電のことに詳しいスタッフに相談します。

掃除機を使うスタッフ全員に相談します。

それを踏まえて、どの機種を、どういうルートで買うかを考え、購入します。



これができれば、冒頭に書いたような課題は解決します。

これが自分たちのものになるにはたくさんのハードルを超えないといけませんが、じっくりと取り組んでいこうと思います。



現代社会では、多くの組織がピラミッド型の組織、階層がある組織です。

社長がいて、部長がいて、課長がいて・・・。

または、

院長がいて、副院長がいて、各部門のマネジャーがいて・・・。

というような組織図です。



ピラミッド型組織は製造業で効率を重視した場合に優れた組織だと言われています。

インターネットやスマホがない時代では、対面で話すか、電話で話すしかコミュニケーションの手段がありません。

そういう状況では、ピラミッド型の組織が理にかなっていたのです。

トップに情報を集め、トップが決めて、下に向けて情報を発信するということです。



でも、現代では働く人たちはみんなスマホを持っています。

一人対全体、全体対全体のコミュニケーションが瞬時に行えるようになりました。

もう、ピラミッド型組織である必要がなくなったのです。



さらに、伝言ゲームで伝達された情報を元にトップが決めるより、一番そのことに詳しい現場スタッフが決めた方が早く正確な決断ができるはずです。



そういうことを何となく自分たちでやってきて、大きな成果を挙げている組織が世界中にあります。

それを整理して、まとめたのがこの書籍です。







本だけではわからないこともあるので、先日、この書籍の出版に関わった先生のセミナーにも参加してきました。

大きな学びもありました。



セミナーは毎月1回、この後も続きます。

引き続き、学びを深め、組織改革に生かしたいと思っています。



今以上にスタッフが活躍できる組織にできると思っています。

それは患者様に還元できると確信しています。





院長
水越健之

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冬もノミ予防を

2019年01月15日

院長の水越です。
今日は、「1月〜4月もノミ予防をしましょう」というご提案をします。
フィラリア予防は12月までですが、ノミ予防は一年中、毎月一回が理想です。


ノミは冬でも室内やある程度温かい環境では越冬し 繁殖もする。
これがポイントです。


室内では簡単に越冬します。
人間やペットが快適に過ごせる環境ならば、もちろんノミも同様です。


犬や猫に寄生して越冬することもあります。
野良猫も寒いのは嫌なので、温かい寝床を探します。
比較的暖かい猫の寝床と猫の体にくっついて、越冬するのです。


この2つのパターンが多いと思います。
ノミは簡単に越冬します。
それを知っておいてください。


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ノミの繁殖、活動が一番活発なのは、8月〜10月ごろです。
その頃にノミが寄生して、体にノミをつけて冬を迎える動物は少なくありません。
お散歩などの時に、そういう動物からノミが飛んできて寄生します。
それを防ぐために冬もノミ予防は必要です。


生活環境が100%室内で、他の動物と接触が全くないのであれば、冬のノミ予防は必要ないでしょう。
野良猫がベランダや家の近くをウロウロしているのであれば、予防した方が良いと思います。


ノミ予防薬は2つのタイプから選べます。
・おやつタイプ(内服薬)
・スポットタイプ(外用薬)
いずれも安全性が高い、良いお薬です。


中には、効き目が低いお薬や、安全面に不安があるお薬もあります。
分からないこと、心配なことがあれば、何でもご相談ください。


ポイントのおさらいです。
・ノミは越冬する
・1月〜4月の間もノミ予防は必要
しっかりと予防をお願いします。


PS.
3月〜5月の間は予防薬のまとめ買いキャンペーンが始まります。
まとめ買いは春がオススメです。
冬の間の予防薬をお持ちでなければ、お早めにご来院ください。


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院長
水越健之




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去年の振り返りと今年の抱負

2019年01月08日

院長の水越です。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
2018年はあなたにとってどんな年でしたか?
僕にとっては、とても意味のある一年でした。


僕にとって、去年の前半は悶々とした半年間でした。
仕事が楽しくない、スタッフとの距離を感じ、スタッフのマイナス面ばかりが目についてしまいました。


そして、7月にスタッフの声を集め、自分の良くなかった点に気づかせてもらいました。
受け止めるには少し時間がかかりましたが、「自己理解」が深まりました。
家族、コーチングの先生と一緒に学ぶ仲間たち、マネジメントの先生など 多くの人に話をきいてもらい、支えられて、自分を理解し受け止めることが出来ました。
「自己受容」が出来たのです。
9月ごろからでしょうか、スタッフのマイナス面が気にならなくなっている自分に気がつきました。
何となく、気持ちも穏やかになりました。


「対人関係とは、自分を映し出す鏡である」と言われます。
知識として知っていましたが、やっと腹落ちしました。
対人関係の問題って、結局、原因は自分にあるんですよね。


そして、10月には獣医師の友達に、たくさんの仲間を紹介してもらいました。
僕はすごい人見知りで、人脈を広げたいけど、懇親会が大嫌いでした。
知らない人と関わるのが苦手なんです。
でも、その10月の懇親会では、知らない人たちと自然に振舞うことが出来て、多くの人と仲良くなれました。
その中には、これからも末永く付き合っていく、生涯の仲間もいるような予感がします。


このように、今年の7月から僕の中で大きな良い変化が始まったんです。
これまで読んだ本、セミナー、研修などから学んだことが実りつつあり、学んできた意味が分かってきました。
特にコーチングでの学び、コーチングを通した出会いが大きかったです。
今年の後半は「自己理解」「自己受容」がちょっと出来たことで、ちょっと成長出来た半年になりました。


これからも学び続けたいと思います。


今年の抱負。
僕自身は「つながり」を大切にし、「自分から与える」こと。
それと「チームの改革」を進めます。
そして、「安心の場」という形で、わんちゃん ねこちゃん ご家族に還元することをお約束します。


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本年もガーデン動物病院をよろしくお願いします。


mizukoshi
院長
水越健之




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子供の成長

2018年12月30日

院長の水越です
今年も残すところ後2日となりました。
水越家の子供たち、希子(7歳)、杏(4歳)、圭(1歳)
この1年、3人ともたくましく育っています。
成長に伴い、
・希子と杏の姉妹喧嘩
・圭のイヤイヤ期突入
など、大変な毎日です。
でも、着実に前向きな成長もしています。


長女の希子は小学1年生。
絵を描くのが好きなインドア派です。
夏休みの宿題の絵画が、銀賞に輝きました!!
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習い事の硬筆を頑張っている甲斐があって、こちらでも賞をいただきました!!
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スイミングは半年近くかかりましたが、9級に昇級!
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親バカですが、素直に嬉しいです。


そして12月23日には、ピアノの発表会がありました。
毎日30分のピアノの練習を頑張ってきた希子。
その頑張りをお披露目します。
演奏を聴きながら、練習を頑張っている姿を思い出していました。
「やる気がないならやめたほうがいい」と叱ったこともありました。
泣きながら練習した日もありました。
演奏を聴きながら、そんな日々を思い出していました。
本当によく頑張ったと思います。





次女の杏は幼稚園の年小組です。
幼稚園の課外授業で、スイミングと公文をやっています。
年が明けたら、姉を追いかけ、ピアノも始めます。
おゆうぎ会では、手をピンと伸ばして、しっかりと踊っていました。
まだまだ幼児の可愛らしさ満開の杏です。





末っ子の圭は保育所に通っています。
まだ1歳なのに、社会を経験しています。
頑張っています。
少しづつですが、言葉を覚えています。
トイレのトレーニングも始めました。
そして、魔のイヤイヤ期に突入しました。
これから1〜2年、大変になりそうですが、可愛らしさのピーク期を迎えます(僕ら夫婦の見解です)


僕たち夫婦の子育ては、あまり頼れる人がいないので、出来るだけ僕も子育てに関わろうと思っています。
子育てに関われるということは、幸せなことだと、やっと思えるようになってきました。
もっと仕事をしたいと思うことは何度もありましたし、今でもあります。
でも、希子のピアノの発表会で感動できたのは、練習する姿を見てきたからです。
これからも子育てに関わっていきたいです。


これは1年前の七五三の写真。
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これは今年の冬至の写真。
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ある偉い先生が言っていました。
「人生の目的は幸せになること 何が幸せか?それは人それぞれだけど、感動の数で幸せの大きさが決まる」
確かにそうだなぁ、と思いました。


2019年はこれまで以上に、悔いのない毎日を過ごしたいと思います。
そして、自分も関わる人たちも、たくさんの感動を経験できる1年にしたいです。


2019年もガーデン動物病院をよろしくお願いします。


mizukoshi
院長
水越健之




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ガーデン動物病院
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住所:〒596-0812 大阪府岸和田市大町121-3
TEL:072-440-0689
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リクルートツアー in 札幌&十和田 2018冬

2018年12月23日

院長の水越です。
またまたいつものメンバーでリクルートツアーに行ってきました。
そして、またまた大渋滞で、予定の飛行機に乗れませんでした(涙)
どうも僕は伊丹空港との相性が悪いようです。
次回からは、関空発、羽田経由にしようと思いました。


初日は札幌にある酪農学園大学。
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2日目は青森県の十和田にある北里大学。
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どちらも懇親会が大盛り上がりでした。


未来のガーデン動物病院を支える獣医師が、この中から誕生するかもしれません。


北里大学でのリクルートの翌日、レンタカーで三沢空港に向かう途中、八戸に立ち寄りました。
三沢空港 → 伊丹空港 の便は1日1本しかないんです。
飛行機の時間まで、ちょっとだけ観光気分を味わえました。


八戸漁港の近くにある「みなと食堂」は海鮮漬丼で有名です。
みんなで美味しくいただきました。
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そして、漁港の町を散策しました。
去年も購入して絶品だったスルメを買いに、中村商店へ。
たくさんスルメを購入し、お店のお母さんと記念撮影までしてしまいました(笑)
とても気さくな方で、青森弁でたくさんお話ししてくれました。
これこそホスピタリティだと思いました。
ホッコリしました。
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また来年も帰ってきます!
と言って、店を後にしました。


リクルートというお仕事と、リフレッシュ。
二度、美味しい旅になりました。


mizukoshi
院長
水越健之




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僕の大切なコミュニティ

2018年12月18日

院長の水越です。
ブログでも以前お伝えしたことがありますが、僕はコーチングの勉強をしています。
コーチングスキルのレベルアップという成果だけを期待して始めましたが、たくさんのことを学び、僕に豊かさを与えてもらえました。
今日はコーチングを通した「つながり」と僕の大切なコミュニティについて書きます。


大切なコミュニティとは、コーチングを通したコミュニティです。
僕は2ヶ月に1回、2日間の研修を受けていて、その研修の講師の先生、アシスタント、参加者の皆さんとのコミュニティです。
同じ目的をもつ仲間であり、自分を見つめ、自分を磨いている人生の先輩たちです。
始めて研修に行く前は、嫌で嫌で仕方なかったです。
僕は人見知り 知らない人が怖いんです。
でも、みんなすごく明るくて、社交的で、良い人だということがすぐに分かりました。
みんな声をかけてくれ、気遣ってくれました。


研修のプログラムには、数名でのグループワークが多く、感じたことや気づきをシェアし合う時間が何回もあります。
そういう時間や、休み時間、懇親会などで、いっぱいフィードバックをくれるのです。


とても前向きなフィードバックです。
自分が知らない自分を教えてくれます。


悩みも聴いてくれて、求めれば的確なアドバイスもくれます。
そこにいると、自分を磨くことができ、心がきれいになれる気がします。


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そして、僕も誰かに与えれる側になり、僕がもらったものを与えられるようになりたいです。
これからも、その輪の中で自分を磨いていきたいです。


mizukoshi
院長
水越健之




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地域猫対策

2018年12月13日

院長の水越です。
猫ちゃんは1年に1回、冬に発情期し、春に子供を産みます。
そろそろ発情期です。
雄猫が雌猫をめぐり喧嘩することが増えます。
そういう時期ということもあり、今日は地域猫との関わりについて書きます。


岸和田市は地域猫対策に力を入れているようです。
今年の7月には「地域猫を知ろう」という市民講座が開かれたようです。
開催前に知っていたら参加したかったのですが、残念ながら知るのが遅かったです(涙)


講座の案内の抜粋です。
ーーーーー
「地域猫を知ろう 〜人と動物がともに穏やかに暮らせる町〜」
野良猫にお困りの方、猫が好きという方へ。
エサやりや多頭飼育等から住民間トラブルとなることもある野良猫たち。
失われる命を増やすのではなく、人と動物がおだやかに共生 していくための「地域猫」という考え方や、その活動を知ってみませんか?
ーーーーー
という内容です。


地域猫対策として、一番重要なのは地域猫を増やさないことだと思います。
猫ちゃんは交尾の刺激で排卵するため、発情期に交尾をするとかなりの確率で妊娠します。
なので、この時期に不妊手術を実施しておきたいです。


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ガーデン動物病院は、2019年から地域猫対策に取り組み、地域に少しでも貢献したいと思っています。
やはり、繁殖を防ぐこと、そのための不妊手術が動物病院としての役目だと思います。
実施するためには課題がたくさんありますが、一つずつ解決して実現させてみせます。
詳細は決まり次第お知らせします。


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院長
水越健之




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文房具マニア

2018年12月09日

院長の水越です。
今日は僕の趣味の話です。
この前は阪神ファンのことを書きました。
ずいぶん前にはアップル製品、スタバのことを。
ちょくちょく書くのはジョギングのこと、お酒のこと、読書のこと。
そんな趣味を持つ僕ですが、文房具マニアでもあります。
今日は僕のコレクションを紹介します。


まずはノート。
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マルマン ニーモシネ A4 方眼。


色々試しましたが、これに落ち着きました。
紙が最高に書きやすいです。
そして、横向きの方眼タイプがセミナーなどではメモが取りやすいです。


次にボールペン。
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ドクターグリップです。
必ずディズニーに行った時の自分へのお土産に買います。
新作が出たら必ずゲットします。
書きやすいです。


プロッキー 水性カラーマーカー。
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色鮮やかなのに、紙の裏にうつりません。
最近はセミナーのメモをプロッキーの黒、赤、青で書くようになりました。


真鍮製の文具。
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見た目と、ずっしりと重い質感が好きです。
あまり使用頻度は高くないですが、コレクションのような感じです。


5年日記。
IMG_3812
今年の9月に購入しました。
デザインと上質な紙が気に入っています。
5行の日記が毎朝のルーチンになりました。
昨日を振り返る、大切なひと時です。


その他のお気に入り文具としは、まだ使い慣れていない万年筆があります。
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これで日記を書いています。


文房具、万年筆・・・。


それは、男のロマンです(笑)


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院長
水越健之




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クラウドファンディング 最後のお願い

2018年12月04日

院長の水越です。
昨年2月にスタートしました、クラウドファンディングの募集が2019年1月末で終了となります。
かなり苦戦しています(涙)
今回は最後のお願いと、僕の思いをお伝えします。


ちょうど去年の今頃からクラウドファンディングの募集の準備を始めました。
そして、2月に募集を開始しました。
その頃は、こんなふうに考えていました。
・とにかく獣医師を採用し、教育することが最優先
・救急を任せられる獣医師をできるだけ多く育成する
・救急動物病院がないエリアに分院を出す、そして、救急診療が受けられない動物と飼い主様に一人でも多く安心してもらう


ガーデン動物病院のミッション(存在目的)を一語で表現すると「安心の場」です。
そのために最も重要なのは救急医療だと考えています。
それは今も昔も同じです。


でも、「どうやってそれを実現するか?」というアプローチの考え方は1年前と変わりました。
去年はガツガツしすぎていた気がします。
焦っていたようにも思います。
自分のエゴとか見栄もあったと思います。


では、今はどういうアプローチを考えているかと言いますと、
・スタッフの採用と教育に力を入れる
・良いチームを作る
・今のガーデン動物病院だけでは、スタッフの活躍の場が足らなくなる
・活躍の場を新たに作る、という意味で分院を開院する


去年との考え方の違いは、分院展開はあくまでも結果であって、目標にはしないということです。
先のことを気にしすぎて現実と現場への意識が薄くなってしまっていたことにも気づきました。
良いチームを作ることに今は集中しています。


それと同時に「つながり」をもっと大切にしようとも思っています。
・当院を卒業し自分で開業した獣医師とのつながり
・同じ志を持つ獣医師たちとのつながり
・すでに救急を実践している動物病院とのつながり


「つながり」については、少し前にもブログに書きました。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://garden-ah.com/staffblog/2460


このクラウドファンディングもガーデン動物病院を応援してくださっている方との「つながり」だと思います。
ご協力いただいた資金は当初の予定通り、獣医師の採用、教育を中心としたチーム作りに活用させていただきます。


私たちは、わんちゃん、ねこちゃん、そのご家族にとっての「安心の場」を追求し続けます。
ご協力、よろしくお願いします。


当院のクラウドファンディングの募集ページはこちらです。
https://www.securite.jp/fund/detail/4179


P.S.
クラウドファンディングについて書いた僕のブログの記事です。
まだお読みでない方は、合わせてぜひ読んでください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://garden-ah.com/staffblog/1605
https://garden-ah.com/staffblog/1773


フライヤーを作りました!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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院長
水越健之





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おしっこのトラブル

2018年11月29日

院長の水越です。
今日は冬に増える、おしっこのトラブルについて書きたいと思います。


冬は寒いので、運動量が減ります。
そのため、水を飲む量が減り、おしっこの量と回数も減ります。
おしっこに行く間隔が長くなると、尿道から侵入するバイ菌が膀胱で繁殖しやすくなったり、膀胱に溜まっているおしっこが濃くなって尿路結石ができやすくなります。
膀胱炎、膀胱結石などのおしっこのトラブルが多発します。
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症状は、
・頻繁におしっこをする姿勢をとる
・一回のおしっこの量が減る
・おしっこに血が混じる、赤いおしっこ
・おしっこの臭いがいつもと違う
など・・・。


このような症状があれば、なるべくその日のおしっこを持って受診して下さい。
おしっこの検査をするためです。
ペットシーツに吸収されたおしっこでは、検査が出来ません。
5ccほどのおしっこを容器などに入れて持ってきてください。
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膀胱結石が尿道まで流れて詰まってしまうことがあります。
その場合、おしっこをする姿勢をとりますが、おしっこは出ません。
これは尿道閉塞と言い、緊急事態です。
このような場合は救急受診が必要です。


ガーデン動物病院では、毎年12月から2月までの3ヶ月間、泌尿器健診をおこなっています。
上に書いたように、冬に多発するおしっこのトラブルをできるだけ早期発見するためです。
全く症状がなくても、尿検査をすれば尿路結石の結晶やバイ菌が見つかることがあります。
ぜひこの機会に、泌尿器健診を受けてみてください。



泌尿器健診について詳しい内容は、
泌尿器健診について
  こちら↑のページをご覧ください。
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院長
水越健之




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阪神ファン

2018年11月25日

院長の水越です。
僕は実は阪神ファンです。
今シーズンは、たぶん1試合も観戦出来なかったと思います。
長女が生まれる前の年をピークに、年々、観戦率が落ちています。
今年は最下位、もうこれ以上落ちることはありません。
矢野さんが監督になり、なんとか来年は頑張ってほしいです。


ピーク時は月に2〜3回甲子園に妻と2人で応援に行っていました。
ライトスタンドで大声で応援するんです。
ヒッティングマーチも覚えているので歌います。
勝ったら、試合の後、六甲おろしを歌います。
知らない人とハイタッチしたり。
以外だと良く言われるんですが、本当なんです。
日常を忘れて、無心になれるんです。
そして、応援しながら飲むビールとチューハイが最高に美味しいんです。


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また、行きたくなってきました。


来シーズンは、1回でいいから甲子園に行きたいです。


それと、毎晩、プロ野球ニュースくらいは観れる余裕がほしいなぁと思いますが、それは無理でしょう。


今1歳の末っ子が大きくなったら、野球が好きになって、阪神ファンになって、一緒に応援に行くことが、僕の夢の1つです。


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院長
水越健之




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ビジネススクール

2018年11月20日

院長の水越です。
自分で言うのもなんですが、僕は勉強家です。
今年の夏まではカウンセリングの勉強をしていて、資格を取りました 。
以前のブログにそれについては書きました。
カウンセリングの勉強にひと段落して、次の学びを始めました。
そうです。
タイトルの通り、ビジネススクールに通うことにしました。


ビジネススクールとは、経営学を学ぶ学校です。
「経営学修士(MBA)」という学位をとるための大学院です。
・論理的な考え方
・会計、財務
・マーケティング、戦略
・人材マネジメント
などなど。
経営の全般を学ぶ学校です。


僕が通っている学校は、
受講者は全員社会人
授業は平日の夜または土日
通学とオンライン授業の選択が可能


仕事を疎かねせず、プライベートも大切にしながら学ぶことが出来るのか?
そういう不安があったので、まずは単科生として入学し、一コマずつ授業を受けています。
一年くらい、単科生として学び、やっていけそうだと判断してから、学位を取得する本科生に進むかどうか決めようと思っています。


今受けている授業は「クリティカルシンキング」です。
論理的な考え方を学びます。
論理的な考え方が出来ると、重要な意思決定、メッセージを分かりやすく伝える時などに役立ちます。
ビジネススクールの土台となる基礎科目です。


二週間に一回、三時間の授業があります。
予習も復習も大変ですが、今のところはついていけてます。


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良い医療サービスを提供し続けるためには、健全な経営は欠かせません。
この学びを自院の経営に活かし、「わんちゃん、ねこちゃん、飼い主様への安心」という形で還元出来るように頑張りたいと思います。


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院長
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フルーツダイエット

2018年11月15日

院長の水越です。
僕は気を許すと太る体質です。
仕事がとてもハードな時、痩せるタイプの人もいますが、僕は暴飲暴食気味になって太ってしまいます。
朝のジョギングは太らないためでもあります。
今日は僕のダイエットについて書きたいと思います。


僕のダイエット法は「フルーツダイエット」です。


この本で知りました。
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方法は簡単です。


まず、3日間フルーツしか食べません。
飲み物は水だけが理想です。


4日目以降は朝はフルーツだけ。
(これを一生涯続ければ、良いコンディションを保てます)


飲み会や食べ過ぎた次の日は、朝は水だけ、昼と夜はフルーツだけ。


フルーツを食べる量に制限はありません。
水分は多めにとります。


これだけです。


断食に近いイメージです。
お腹の中を 空っぽ にしてリセットします。
3日間のフルーツ生活の後は、悪いものが出てスッキリとした気分です。
最初にやってみた時は、1ヶ月で5キロくらい落ちたと思います。


最近、ジョギングの回数が減っているので、3日間のフルーツ生活を過ごしました。
その3日間の食費はかなり高くなってしまいます(汗)


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フルーツダイエット。
オススメです。


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院長
水越健之




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イベントでのアンケート

2018年11月11日

院長の水越です。
先日の9周年記念イベントでは、大勢の飼い主様にご参加いただきました。
そして、アンケートにもご協力いただきました。
ありがとうございました。
今日はアンケートの結果をお伝えします。


28名の方にご協力いただくことができました。
以下に、集計結果をそのまま掲載します。


* * *


●初めて欲しいこと 
・予防医療、栄養などのセミナー 
・しつけ教室みたいな事
・救急の場合の診療(午前0時~9時まで)
・病院ではないのですが、cafeのサラダランチもう一度やって欲しい。
・犬といっしょにバスツアー?? 
・今回のセミナーを聞いて地域の防災について把握していただき、万が一のときは安心できる存在になってほしいと思いました。熊本の竜之介動物病院の取組には感心があります。同じことをしてほしいというわけではないですが、ガーデン動物病院にできることを始めてほしいと思います。
・この様なイベント 
・パピーだけではなく、成犬のしつけ教室もはじめてほしいなぁ・・・と思います。 
・今でも十分ですが、今以上にスキルアップして頂けたら、いろんな病院をまわらなくてよくなるのかな?と感じます。 
・朝まで患者受付 
・しつけ教室、イベントをもう少しふやして頂けたらうれしいです。 
・今のままで満足しています。欲を言えば、わんちゃんだけでなく、ねこちゃんの爪切りの仕方も時々講習にしてもらえればうれしいです。 
・思いつかないです・・・が、犬や猫と一緒に行動できたり、安心して飼うことができる指導などあれば嬉しいです。 




●改善して欲しいこと、今後に期待すること 
・イベントをふやしてほしい 
・できたらサロン犬種での料金だったらなぁと思います。うちの子4.5kg超えて少しなのでちょっと残念でなりません。仕方ないですが。 
・今はないんで考えついた時、言います(笑) 
・今回の様な催しを継続されていくこと。関東なら盛んなようですが、ここの辺りでは稀なイベントなので。 
・診察が終わってから会計にかかる時間がやはり結構かかるかな・・・とは思います。もっとも重篤ではないうちの場合は、そんなものだと思える範囲ではありますが、ただし、初めての方は不安に思われるかなとは思います。 
・地域密着 
・満足しております。 
・技術面です。 
・夜間の時、もう少しお話しを聞きたかったようです。(家族が利用) 
・くすりの待ち時間が少し長い 
・今まで通り、動物と飼主に優しい病院でいて下さい。 
・今のままで・・・ 
・今のままで十分満足しています。不安に思った時に話を聞いて頂いて、言葉をかけて下さるだけでとても安心できます。 




●良いところ、好きなところ 
・犬が気に入ってる 
・しゃれおつでかわいすぎ 
・初めてのペットで初めて通院する動物病院ですが、スタッフの方、先生、病院の雰囲気など、全体的に好きです。 
・とてもふんい気が良くていい。たくさんの犬と交流できて楽しい。 
・スタッフの人々、皆さんやさしいところ 
・スタッフの方がいつも親切で気持ちの良い対応。cafeも病院もサロンもどこのスタッフさんもホント優しい。 
・先生の対応が非常に良く、スタッフの対応も大変満足しています。飼い主の事を考えて話してくれて相談も良くのってくれるので大変嬉しいです。 
・スタッフさんいつも笑顔でうれしいです。トコトコカフェのお姉さんも大好き♡ 
・こういう企画を考えられる、発想のよいところ 
・家族にも動物にも優しいところ。 
・清潔感があって、どこを見てもおしゃれな空間なところです。 
・きれいな病院内 
・スタッフの方全員の対応がすばらしい所。皆さん大好きです。 
・いつでも親切に対応してくれるところです。病気も発見して頂き、命を大切に救って頂けたのですごく感謝しています。 
・スタッフの皆さんが気さくで気軽に話し掛けてもらえて嬉しいです。 
・対応の良さ 
・スタッフの皆さんが人にペットにもすごく優しいところです。 
・先生はわかりやすく説明して下さる事 
・質問には必ず答えて下さる事 
・夜間もありがとう!! 
・24時間の診療、スタッフの方の接客 
・みんながいつも笑顔なトコ 
・先生やスタッフの方々がとてもやさしく接して下さる所です。 
・動物にも飼主にも親切なところ。24h対応してもらえるのは本当に心強いです! 
・親身になって治療に向き合って頂いているところが安心できて心丈夫です。 
・病院、トリミング、カフェ全てのスタッフの方々がいつも笑顔で親切にして下さり、愛犬を安心してお任せできます。お話もたくさんすることができ、不安も無くなります。ここにして良かった!と思えます。 




●メッセージ 
・今日はありがとうございました。すばらしいすてきな医院に、ためいきです。 
・内覧会での手術室、CT室の設備、手術の準備などを教えて頂き、動物といえど、ほぼ人間と同じだと感心しました。見学させて頂き、徹底した清潔管理に、何を任せても安心だと思いました。 
・イベントとても楽しかったです。爪きりのこうざにも参加して勉強になりました。 
・子供達も楽しくさせてもらって大満足です。 
・イベント楽しいです。こまめなインスタなどでスタッフの方の人となりなどもわかるし先生方のことも。いろんな発信があって身近に感じます。 
・初めて参加させていただき、楽しかったです。 
・いつもありがとうございます。お友達もできてほんとにガーデンにお世話になってよかったです。 
・初めて入ったのですが、みた目より広いと感じました。まえに行っていた動物病院にはないサッパリさが良いなと思いました。 
・素敵なイベントに参加させて頂き、ありがとうございました。 
・今回も楽しかったです。また病院スタッフともお話できて良かったです。あとスタッフわんこにゃんこにもまた会える機会がほしいです。あとカフェに保護猫ちゃんまた来てくれますように!! 
・今はペットを飼っていませんが、飼いはじめたら、ぜひお世話になりたいです。 
・これからもよろしくお願いします。 
・いつもありがとうございます。これからも宜しくお願いします。 
・これからもいろんなイベントを開催してほしいです。 
・イベントいつも楽しみにしています。診察、トリミングいつもありがとうございます。 
・ペットの写真撮影会を再開してほしいです 
・これからもイベント続けてほしいです。その中でいろいろな企画、期待しています。 
・今後ともよろしくお願いします。 
・いつも丁寧に治療をして頂きありがとうございます。安心して過ごさせて頂いています。又、包帯の文字、絵を楽しみにさせて頂いています。飼い主としても心和む瞬間です。これからもよろしくお願いします。 
・いつもお世話になりありがとうございます。今回は楽しいイベントでとても満足しています。ペットと一緒にお出かけできる場所があるのはとても嬉しいです。今後もよろしくお願い致します。


* * *


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ご意見が多かった内容について、回答・コメントさせていただきます。


「イベントを増やしてほしい、これからも続けてほしい」と言うお声が多く、とても嬉しく思います。
春と秋のイベントは、ワンライフさんとコラボして、これからも続けていきたいです。
夏にはお子様向けの「獣医師体験」というイベントを定着させたいと思っています。
そのほかにも、皆様に喜んでいただけるイベントを企画していこうと思いました。


成犬のしつけ教室のご要望にもお答えしたいです。
まずは、トレーナーさん探しから始めていこうと思います。
しばらくお待ちくださいませ。


お会計、お薬の準備の待ち時間について。
特に粉薬の準備に時間がかかり、結果的にお会計も遅くなってしまうケースが多くなってしまっています。
申し訳ございません。
動物病院は子猫から超大型犬まで、幅広い体重の動物の診療を行い、その体重に応じた分量のお薬を調剤します。
1頭1頭、お薬の量を計算し、体重に応じた分量になるように、錠剤を割ったり、粉にするなどの調剤作業が必要となります。
その調剤作業に時間がとられてしまいます。
「自動分包機」という粉薬の調剤の機械を導入することで、時間短縮が図れます。
年内の導入に向けて、機器の選定などの準備を進めています。


夜間救急についてですが、深夜12時までの対応となります。
それ以降の救急対応は、多くの患者様、近隣の動物病院様からもご要望をいただいております。
しかし、スタッフが疲弊し、退職し、人手不足により夜間救急の廃止ということになりかねないため、救急対応時間を延長することは考えていません。
深夜12時までの救急対応を継続し続けることで、地域貢献できればと思っています。
ご理解をお願いいたします。


「スタッフが優しく、対応がいい」と言うお声もたくさんいただきました。
「感じの良い対応」 これがガーデン動物病院のポリシーの1つです。
すごく嬉しいお言葉です。
ありがとうございます!


地域猫対応、猫の譲渡活動には、これまで以上に力を入れて取り組んでいくことを計画しています。
それについて、詳しくは別の企画にお伝えします。


たくさんのお声、本当にありがとうございました!!!
このお声を活かし、もっと良い病院にしたいと思います。


mizukoshi
院長
水越健之




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9周年記念イベント

2018年11月06日

院長の水越です。
11月8日はガーデン動物病院の開院記念日です。
毎年、この頃には、記念イベントを開催しています。
今年も11月4日に9周年記念イベントを開催することができました。


イベントの内容は、
・わんちゃんねこちゃんの譲渡会(ワンライフさんとのコラボ)
・防災対策セミナー
・写真立て作りのワークショップ
・トリマーによる爪切り教師
・トコトコカフェによる試食コーナー
・縁日、ワッフル、キャラクターすくい
・内覧会
など。


ありがたいことに、毎回のようにワンライフという里親探しのボランティアさんがイベントに協力してくださいます。
今回もわんちゃん3頭、ねこちゃん4頭の里親さんが決まりました。
本当に良かったです。


飼い主様にも、スタッフにも笑顔が溢れる、良い雰囲気のイベントでした。


イベントの目的は、わんちゃんねこちゃんご家族とガーデン動物病院スタッフたちとの距離を縮めること、もっと良い関係にすることです。
そして、ガーデン動物病院をもっと気軽に立ち寄る場所、安全安心と思える場所だと思ってもらえることです。


当院で長い闘病生活を共にし、家族を亡くされた飼い主様にも足を運んでいただきました。
病院に来られることで、色々なことを思い出し、とても辛いと思います。
それでも来ていただけだことに、我々も勇気をもらうことが出来ました。
それと、イベントを毎年続けてきて良かったと思いました。


少しマンネリ化してきて、目新しさに欠けるイベントになってきたかも知れない、という思いもあります。
「こんなことをしてほしい」
という内容があれば、ぜひ、コメントをお願いします!
来年はさらにバージョンアップさせたいと思います。


写真は今年のイベントの様子です。
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これからもどうぞよろしくお願い致します。


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院長
水越健之




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ガーデン動物病院
https://garden-ah.com/
住所:〒596-0812 大阪府岸和田市大町121-3
TEL:072-440-0689
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つながり

2018年11月01日

院長の水越です。
先日、あるサミットに参加しました。
参加したと言っても、聴衆としてです。
我々の業界を良くするための集まりでした。


今回のテーマは、
動物病院のチーム作り
動物看護師の未来
などなど。


業界で影響力のある5名ほどのメンバーがテーマごとに入れ替わり、ディスカッションやプレゼンをします。


特に印象的だったのは、看護師のテーマです。
ある看護師の女性の話が胸に刺さりました。
「あなたの動物病院はスタッフにとって安全で安心の職場ですか?」という問い。
その看護師さんによると、採用面接の時に、
「結婚の予定は?」
「結婚しても仕事を続ける?」
「今、付き合ってる人は?」
などなど、尋問のように聞く病院があるようです。
寿退社をするかもしれない女性看護師は採用しないということです。


僕が勤務獣医師だった頃は、残業代が出ないのは当たり前、正社員なのに社会保険未加入は当たり前という時代でした。
今では、そういう動物病院は少なくなっています。
うちも労働条件や女性の職場としては、安心安全だと言えると思います。


その看護師さんの話は続きます。
「スタッフは上司や院長に、反論や言いにくい意見を言うことが出来ますか?」
「看護師が獣医師に反論や言いにくい意見を言うことが出来ますか?」
という問い。
それには「はい」とは言えません。


「スタッフにとっての心理的に安心で安全な職場」
それは、ガーデン動物病院にとっても大きな課題の一つです。


以前のブログに書きましたが、スタッフアンケートをとることで、気がつき、改善に向けて取り組んでいる最中です。
多くの動物病院が同じような状況にあり、院長もスタッフも苦労していることを知りました。


このサミットに参加している獣医師や看護師は、このような問題を解決して、この業界を良くしよう、スタッフにとって心理的に安全安心な業界にしたいと思っています。
僕自身、まだまだ未熟ではありますが、その思いにはとても共感出来ました。


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写真はサミット翌日の日の出の東京駅です。
東京出張恒例の皇居ランの時に撮影しました。


会の主要メンバーの先生方とも「つながり」を持つことが出来ました。
この「つながり」を大切にしたいです。


僕より一歩先を行く先生方の病院に見学に行き、話を聞いて学びたいと思いました。
とても大きな収穫のあるサミットでした。


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院長
水越健之




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運動会 2018

2018年10月28日

院長の水越です。
10月といえば、、、、運動会!
水越家には3人の子供がいます。
上から小1、幼稚園年少、保育園1歳児
今年は3人の運動会が、別日程で3回ありました。
親として、かなり大変な1ヶ月でした (汗)


まずは、次女の幼稚園での運動会です。
この近辺では大人数のマンモス幼稚園です。
近くの中学校を借りて、盛大に行われました。


父親の役目は、早朝の場所取りです。
自転車で20分かけてシートを敷いてきました。


次女の出番は「お遊戯」と「かけっこ」です。
かけっこでは、一番になることができました!!
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写真の黄色い帽子が次女の杏です。


次の週は長女の運動会です。
長女の出番は「踊り」「かけっこ」「玉入れ」です。
踊りの曲は「パプリカ」
妹と一緒に、家でもいっぱい練習しました。
かけっこでは、男女一緒の組なのに、接戦を制し、一等でゴールできました!
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左から2番目が長女の希子です。


その翌週は長男の保育所の運動会です。
1歳児なので、親子競技が1つだけ。
観戦する側も気が楽でした。
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3つの運動会、親は本当に大変でした。


でも、子供の頑張っている姿、達成感溢れる表情にはじ〜んときます。
自分も頑張ろうと力が湧いてきます。


明日からも頑張ります。


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院長
水越健之




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落葉状天疱瘡(皮膚科の症例紹介)

2018年10月23日

院長の水越です。
今日は、僕が受け持っている皮膚科に通院しているマルチーズのポコちゃんについて書こうと思います。
「いろいろな治療を受けたけれども良くならない」
「1年以上、皮膚のトラブルに悩ませている」
と、お困りでした。


初診時の皮膚の状態は写真の通りです。
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これまでの治療歴、初診時に行った簡単な皮膚の検査から、精密な検査が必要と判断しました。
局所麻酔をうって、皮膚の組織を少しとって、それを検査センターに、皮膚の病理検査を行いました。
診断は、“落葉状天疱瘡”


落葉状天疱瘡は、当院では1年に数頭しか遭遇しない稀な皮膚病です。
免疫系の異常によって起こります。
治療は免疫抑制療法。


ステロイドやシクロスポリンなどの免疫抑制剤の内服薬での治療です。
少し前に、ステロイドの副作用について書きましたが、落葉状天疱瘡には高容量のステロイド投与が必要です。


治療を始めて、少しづつ皮膚が元に状態に戻って行きました。
症状が改善するとともに、ステロイドやシクロスポリンの容量も少なくしました。


次の写真が現在の状態がです。
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薬の副作用を最小限に、治療効果は70点以上を目指す。
そういう方針で治療を行いました。
生涯、治療は必要ですが、これくらい良い状態を維持することが可能です。


最後にポコちゃんの飼い主様から頂いたメッセージを掲載させていただきます。
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ーーーーー
愛犬ポコが我が家の一員となったのは、あるペットショップで目と目が合ったのが始まりで数年間は普通のワンちゃんでしたが、ある日突然倒れたのがきっかけで病院を転々とし検査の結果は何処もはっきりとせず、色々な抗生物質がことごとく合わず悪化するばかりでした。
ある病院では治療を已めますかとまでいわれ悩んでいた時、ガーデン動物病院を知り、早速電話をすると親切な対応をして頂き。今迄の検査結果を全部持って行き診察して頂く事となりました。
まずは検査から・・・。検査結果が出るのが待ち遠しくて癌でないことを祈りました。
幸いにも癌ではない事がはっきりしたので、後は注射、投薬、塗り薬などで頑張ればきっと良くなると明るい気持ちになりました。
先生の思い切った治療(投薬の多さ)にはびっくりするところもありましたが、徐々に食欲も出、楽しそうになっていくポコ。最近では薬も2種類となり、散歩に行こうとリードを持と、しっぽを振り喜んでいます。
ポコには水越先生しかないと確信しています。犬はものが言えませんが、ポコにはわかっていると思います。
これからもよろしくお願いします。頑張ります。
ーーーーー


わんちゃん、ねこちゃんの皮膚のトラブルでお悩みであれば、ぜひ僕に診させてください。
お力になれると思います。
皮膚科外来についてはこちらをご覧ください。
皮膚科専門外来について
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院長
水越健之




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カウンセラーの資格

2018年10月18日

院長の水越です。
病院がだんだん大きくなり、スタッフが増えてきました。
人をまとめる、良いチームを作ることが、今のガーデン動物病院の課題です。
それは僕の役目です。
試行錯誤の毎日であり、マネジメントの勉強に明け暮れています。
その一環として、今春からカウンセリングの勉強をしていました。


カウンセリングとは、メンタルがプラスマイナスゼロよりも落ちている状態の人に対するアプローチです。
丁寧に話を聞いて、問題解決の手助けをします。
程度は様々ですが、現代社会では、誰もがストレスを抱えながら毎日を過ごしています。
それは当院にも言えることでしょう。
様々なストレスを抱えながら、スタッフは働いていると思います。


「スタッフのストレスを少しでも緩和できるようになりたい」
「自分自身のストレスへの対処の仕方も知っておきたい」
そんな思いから、カウンセリングの勉強を始めました。


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通信講座で勉強することを選びました。
まずは、全体像を理解したかったからです。
必要性を感じたら、後からカウンセリングの実践も学べばいいという考えで始めました。


約半年間、隙間時間を利用して勉強し、二つの資格を取ることができました。
「メンタル心理カウンセラー」
「上級心理カウンセラー」
この2つの資格です。
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浅く広く、全体像を捉えるような講座の内容であり、すぐに実戦で使えるというものではありません。
でも、勉強することで、自分自身のストレスへの対処法がわかったり、自分自身の偏った考え方や思い込みを理解することができました。
そういう面でとても勉強になりました。


カウンセリングを行う対象ですが、家族や友人、仕事仲間は避けた方が良いということもわかりました。
関係が近すぎると、お互いに感情が入りやすく、良いカウンセリングをすることは難しいそうです。
そういうこともわかったので、実技を学ぶなど、深追いすることはやめました。


必要な場合は、第三者(専門家)に任せることにしました。
僕は他にやるべきこと、優先順位の高いことに時間とエネルギーを使うことにしました。


「生涯勉強」
これが僕のモットーです。


この記事は10月5日に書いているのですが、すでに次の学びを始めています。
それについては、また別の機会に書きたいと思います。


僕の成長がチームの成長、組織の成長に繋がると思っています。
しっかり勉強し、成長し続けたいです。


mizukoshi
院長
水越健之




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