動物病院のスタッフと、一家族として
2021年05月15日
こんにちは。お久しぶりです(^ω^)
動物看護師の熊野です。
今回は愛犬が夜間救急にお世話になったときのお話をしたいと思います。
ミニチュアダックスのりょんは、いつも私が食べ物を食べていると静かに見つめてきます。
(↑眠たい・・・でも・・。て感じで必死に目を開けてる13歳のおじいちゃん。笑)
甘やかしているつもりはないんですが・・。
私も家族もちょこょこあげてしまいます。
なので、飼い主さんが『ついついおやつあげちゃうの・・。ダメってわかっているけど・・。』と仰っている気持ちがほんとにわかります。(笑)
うちにはりょんの他にミニチュアダックスのラン、猫のチャッピーが居てるのでこのこの光景が続きます・・・。
(みんなそれぞれめっちゃ見てきます・・。)
わんこは、野菜や果物が特に好きで、太らないように野菜や果物をあげたら少しご飯を減らしたりしてカロリーに気を付けています。
この日もいつも通り仕事が終わって帰ってきて、一息ついてリンゴを剥いていたら、欲しそうにしていたので、りょんにあげたら、いつもならしっかり噛んで食べるのに、一口で食べて、大丈夫か?と様子を見ていたら、案の定、喉にリンゴが引っかかったのか嘔吐き始めたので急いで夜間救急に電話をして病院に向かいました。
夜間救急は、電話で飼い主様から動物の状態を聞き取り、そこで得られた情報をもとに準備をして備えます。
そのため、どれだけ聞き取りができるかがポイントなってきます。
いざ自分が夜間救急に受診するとなると焦ってしまい、全くもって情報を伝えずに電話を切ってしまいました。
りょんは、向かっている最中にリンゴが通ったのか病院に到着した時にはしっぽを振って元気にしていましたが、念のためレントゲン検査をしてもらい異常がないか診てもらいました。
やっぱり先生に診てもらって『大丈夫。』と言ってもらえたのが一番安心しました。
夜間救急では電話で焦ってしまっている方や、パニックになってしまっている方もおられます。
それはいろんな感情が言葉や態度に現れるのだど思います。
その感情は、不安や心配、恐怖など負の感情が多いと思います。
それが焦りに繋がり、視野が狭くなるのかなと今回私が実際に体験して改めて思いました。
そのため、電話口のスタッフさんの声のトーンや喋り口調、病院の明かりがどれだけ安心の要素に繋がるののか改めて感じました。
今回は私のお恥ずかしいエピソードを長々お話ししましたが、今回の件で改めて救急の大事さと、家族様の気持ちを感じました。
これからも変わらず、1人の動物看護師として、1人の家族として、これまで以上に皆さんの気持ちに寄り添えられるように努めたいと思います。
長々とお付き合いありがとうございました。
動物看護師
熊野