年末のご挨拶 風の時代に向けて
2020年12月29日
院長の水越です。
今年も残すところあと数日となりました。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今日は年末のご挨拶をさせていただきます。
今年は本当に大変な1年でした。
コロナの影響で春には1週間、病院を休業をしました。
患者様には不安で、心配な思いをさせてしまいました。
本当に申し訳ございませんでした。
我々にとっても歯痒く、苦しい2週間でした。
もう二度と休業したくありません。
より一層、感染予防対策を行っていきます。
スタッフの入れ替わりの多かった1年でもありました。
獣医師が3名抜け、ベテラン獣医師の金田先生が加わりました。
それと、宮端先生が副院長に就任しました。
今年の後半からは、管理職メンバーの教育に力を入れて取り組み始めました。
9月と12月(オンライン開催)には、管理職のレベルアップ合宿を行いました。
私が診療業務から離れ、現場の管理業務も管理職メンバーに権限委譲を進めています。
それらの動きに伴い、チームの色の変化が起こり始めているように感じます。
この年末は「土の時代」から「風の時代」に移り変わる、大きな転機だといわれています。
*風の時代に関して、参考になりそうな記事のリンクはこちら
https://withonline.jp/fortune/piziS?fbclid=IwAR1IX6T7SHzdQtxVpitjv_13PoAGWrvxoz_8-AiyJxj16IUelUCTuL1qQQY
産業が発展し、物質的に豊かになった「土の時代」
言い換えると、外的な豊かさを追求した時代、判断軸が自分ではなく、周りにある時代 周りの評価を気にして、合わせなければならない時代とも言い換えられます。
それに続く「風の時代」とは判断軸が自分であり、内的な豊かさを追求する時代です。
高度経済成長期に象徴される、ピラミッド型の管理組織、歯を食いしばって働いて、周りに認められて、出世して、物質的な幸せを追求するというのが「土の時代」の組織であり、働き方でした。
「風の時代」になると、働き方も変化して行くことが予想されます。
出世や金銭的な報酬よりも、やりがいとか、興味関心が重視され、やりたくない仕事をやらされるという働き方は受け入れられなくなっていくでしょう。
そういう流れをなんとなく感じており、診療も病院作りも、自分が先頭を走り、ピラミッドの頂点に立って、指示命令するようなやり方に違和感を感じていました。
僕は縁の下でチームを支える役目、メンバーが活躍できる舞台を整える役目に徹します。
そうするのが自然だと感じますし、メンバーにも、患者さんにも、より良い病院になっていくと確信しています。
風の時代の1年目でもある2021年も大きな動きがありそうな予感がしています。
なんとなく、去年までの2-3年間は天気でいうと雨でした。
病院の規模は年々大きくなっていっていましたが、病院のトップとして、苦悩が続きの時期でした。
患者様の安心を追求し、一致団結するチームが理想ですが、力不足を感じていました。
今年は雨が上がったけれど、まだ地面がぬかるんでいるような状態でした。
年末に向かって、地面が乾き、硬くなってきたように感じます。
来年から、管理職メンバーを中心とした風の時代のガーデン動物病院が始動します。
スタッフ主導で、患者様の安心を追求し、成長し続けらるチームになれそうです。
「雨降って地固まる」と言いますが、飛躍の年になる予感がしています。
来年の抱負、展望などは次のブログに書きたいと思います。
本年もありがとうございました。
来年もガーデン動物病院をよろしくお願いします。
院長
水越健之