梨やリンゴに注意!!
2019年10月29日
院長の水越です。
タイトルの“梨やリンゴに注意!!”の意味が分かるでしょうか。
わんちゃんにとっての話です。
今日はそれについて、医療に関するお話です。
うちの犬たちも梨やりんごが大好きです。
僕も時々、あげてしまいます。
あなたは愛犬に梨やりんごをあげたことはありますか?
何が注意かというと、あげる梨やリンゴの“大きさ”に注意が必要です。
わんちゃんの大きさによって、あげる梨やリンゴの大きさを考えないといけません。
しっかりと噛んで、細かくしてから飲み込むわんちゃんなら大丈夫なのですが、あまり噛まずに飲み込んでしまうわんちゃんは要注意です。
ノドに詰まることがあります。
ノドに詰まると窒息死してしまうことがあります。
梨やリンゴがノドに詰まると、まず苦しそうに咳きこむことが多いです。
それによって、吐き出してくれることもあります。
また、少ししてから胃まで流れてくれることもあります。
それなら大丈夫なのですが、詰まったままだと、換気が不十分になり、体の中の酸素不足、二酸化炭素過多になり、死んでしまうことがあります。
もし、梨やリンゴをあげて、その後に、咳き込んだり、苦しそうにしていたり、吐こうとするけど出なかったり、元気がなくなってしまった場合は、すぐに受診をしてください。
内視鏡で取り出すか、胃に押し込むことで命を救うことができます。
梨やリンゴに限らず、デンタルガムでも同じような事故が起こることがあります。
要注意です。
院長
水越健之