(症例紹介)画像健診 尿石症 腎結石
2017年08月02日
獣医師の池田です。今日は、画像診断にて異常が見つかったわんちゃんを紹介したいと思います。
ご紹介するのは3歳の柴犬の男の子で、普段は元気だが頻回の血尿をするとのことで来院されました。
血尿の原因を見分けるために必要な第1の検査は「尿検査」です。
今回のわんちゃんの尿検査では、結石の成分が検出され、おしっこが通る道に石ができる「尿路結石」があることがわかりました。
治療として、水を多く飲ませてあげることと、出血を止めてあげる止血剤の投与、普段の食事から結石を溶かす食事に変更してあげる食事療法を行うこととなりました。
しかし血尿症状の改善は乏しく、コントロールが難しい状態が続きました。
次に行ったのは画像検査(レントゲン検査、エコー検査)です。
これらの検査によりわんちゃんの血尿の原因を特定することができ、診断は「腎結石」でした。この腎臓に出来た石は画像検査以外では特定が難しい病気です。
その後、この腎結石は腎臓の切開手術によって取り除かれ、わんちゃんの血尿症状は劇的に改善しました。
今回のわんちゃんの例のように、画像検査が診断に必要な病気はとても多いです。
ガーデン動物病院では、わんちゃんねこちゃんに潜むあらゆる病気をいち早く見つけてあげるため、画像健診の受診をお勧めしています。
詳しい内容はこちらをご覧下さい。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
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