犬と猫の救急 ガーデン動物病院

診療時間 9:00-11:30/16:30-18:30(火曜日 休診)
夜間救急 20:00-深夜0:00(火曜日 休診)

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病院のご案内輸血ドナー登録のお願い

当院では輸血ドナー犬猫を募集しています!

輸血ドナーとは?

人の医療と同じように、わんちゃんねこちゃんも輸血が必要なときがあります。しかし、動物医療には血液バンクがなく、血液の安定確保が大きな課題となっています。

救急医療に携わる当院には、血液の病気や大きな手術など、輸血を必要としているわんちゃん、ねこちゃんが多く来院されます。
一頭でも多くの尊い命を救いたい・・・。そんな想いから輸血ドナーを募集しています。

ガーデン動物病院では、輸血ドナー登録期間中の特典をご用意しております。

輸血ドナー登録へのご協力をよろしくお願いします。

わんちゃんのドナー登録の条件

  • 【年齢】
    ・1〜6歳まで
  • 【体重】
    ・7kg以上の中型犬・大型犬
  • 【予防】
    ・狂犬病ワクチン、混合ワクチン(5種以上)、フィラリア予防、ノミマダニ予防を受けている
    ・当院でのフィラリア検査が陰性
  • 【健康状態】
    ・健康で全身性の疾患がない(身体検査、血液検査で大きな異常がない)
    ・現在妊娠していない
    ・女の子は妊娠や出産の経験がなく避妊手術済みである
    ・過去に輸血を受けたことがない
  • 【その他】
    ・首の毛刈りOK(太い血管の頸動脈から素早く採血するためです)
    ・鎮静処置OK(状況に応じて実施しない場合もあります)
    ・秋田犬およびその交雑種は赤血球中のカリウムの濃度の特性に基づき、輸血ドナー登録をお断りしています

ねこちゃんのドナー登録の条件

  • 【年齢】
    ・1〜8歳まで
  • 【体重】
    ・3.5kg以上
  • 【予防】
    ・混合ワクチン(3種以上)、フィラリア予防、ノミマダニ予防を受けている
    ・当院でのウイルス(FIV/FeLV)検査が陰性
  • 【健康状態】
    ・健康で全身性の疾患がない(身体検査、血液検査で大きな異常がない)
    ・現在妊娠していない
    ・女の子は妊娠や出産の経験がなく避妊手術済みである
    ・過去に輸血を受けたことがない
  • 【その他】
    ・首の毛刈りOK(太い血管の頸動脈から素早く採血するためです)
    ・鎮静処置OK(状況に応じて実施しない場合もあります)
    ・完全室内飼育

輸血ドナー登録期間中の特典

  • ・フィラリア予防薬、ノミマダニ予防薬が無料
     ※登録した月から更新時期の3月までの分となります。2ヶ月分ずつ郵送します。
     ※輸血ドナー登録期間中のみで、引退後の特典はありません。
  • ・(犬の更新時)春の健康診断(コース①)+フィラリア検査が無料
  • ・(猫の更新時)春の健康診断(コース①)+ウイルス(FIV/FeLV)検査が無料

輸血ドナー登録と献血の流れ

①お申し込み

登録の条件や検査、輸血についてご説明いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
9:00〜11:30/16:30〜18:30(火曜日 休診)

②ご来院

登録時の検査のためご来院をお願いします。検査のご予約は不要です。診察時間内にご来院ください。
血液検査をしますので、お食事を抜いてご来院ください。検査前は12時間の絶食が理想です。

③健康診断・輸血ドナー登録

登録時には輸血ドナーの条件を満たしていることを確認するために検査をおこないます。

検査内容は問診、身体検査、血液検査、フィラリア検査(犬のみ)、ウイルス(FIV/FeLV)検査(猫のみ)です。(※初回のみ有料となります)

検査結果を飼い主様に説明させていただき、輸血ドナーの条件を満たしている場合は、必要書類をご記入いただき、輸血ドナー犬猫として登録いたします。

新鮮血や定期的な保存血液の採血の際のご連絡方法についてご説明いたします。

④献血のための採血

一般的には、お昼の処置時間に採血をさせていただきますので、午前中に連れて来ていただき、午後にお迎えの日帰りのお預かりとなります。

採血時には健康状態が良いことを確認します。

採血は毛刈りと消毒をおこなった後、頸動脈からおこないます。採血量は犬は200〜400ml、猫は50mlです。

採血後は十分に止血したのち、皮下点滴をおこないます。また鎮静処置をさせていただいた場合は、犬舎にて休息してもらいます。そしてしっかりと覚醒するまで様子を見させていただきます。

当日はご自宅にて安静にしてお過ごしください。翌日からは通常通りの生活が可能です。

●献血のための採血のタイミング、具体的には・・・

・新鮮血が必要になった際に、採血可能かご連絡させていただきます。(8時〜22時まではLINEもしくはお電話にてご連絡いたします。深夜0時までのご連絡の許可をいただけた方には、22時以降はお電話にてご連絡いたします。)

・1年に最大4回、2ヶ月以上の間隔を空けて、定期的な保存血液の採血をさせていただきます。こちらからご連絡させていただき、献血予定の日程を調整いたします。

注意事項

  • 1年に1回の更新が必要です。更新時期は2〜3月です。
  • 条件を満たしていても、わんちゃんねこちゃんの性格によってお受けできない場合があります。

Q&A

ドナー登録時の検査の時間はどのくらいかかりますか?
院内での検査を実施する場合は、おおよそ約30分〜1時間ほど、春の健康診断などの外注検査をする場合は結果は後日になりますが15分ほどで終わります。
採血をした当日は入院しますか?
入院の必要はありません。
採血をした後に気をつけることはありますか?
当日はご自宅にて安静にしてお過ごしください。翌日から通常通りの生活が可能です。
緊急に採血することはありますか?
緊急の患者様が来院された場合や新鮮血が必要な場合には、採血可能かご連絡させていただきます。(22時まではグループLINEもしくはお電話にてご連絡いたします。深夜0時までのご連絡の許可をいただけた方には、22時以降はお電話にてご連絡いたします。)
採血は、年4回だけですか?
年4回を原則としています。患者数によっては年4回未満のこともあります。輸血ドナー登録数が少ない場合や患者様が多い場合は、献血採血に適する状態であることが前提で、この限りではありません。
献血採血により健康を害することや副作用などはありますか?
通常はありません。初回のドナー登録時と更新時には健康診断をおこない、健康状態の確認をおこないます。また輸血ドナーの動物の状態に注意しながら、安全性に最大の配慮をして、獣医師が採血します。
しかし、獣医療行為には予想外の出来事が発生する場合があり、副作用の発生は0%にすることができません。(これまでガーデン動物病院の輸血ドナー犬猫の子たちで、副作用が発生した事例はありません。)人間の献血後に最も多く生じる副作用として、血管迷走神経反応(Vaso Vagal Reaction)があり、採血行為(針を刺す行為あるいは針を見ることでも)によって迷走神経が刺激され、脈が遅くなり末梢血管の緊張が緩んで血圧が低下する副作用で、気分不良・吐き気・失神といった症状を生じます。発生率としては1%未満です。ただ、動物ではこのような副作用の発生は明らかではありません。
献血採血は獣医師と愛玩動物看護師が十分に注意しながらおこない、万が一、異常が発生した場合には直ちに採血を中止し、適切な処置を実施します。また、採血後には安静な状態で、皮下点滴をおこない、全身状態に問題がないことを確認してからお迎えをお願いしております。
途中で病気が見つかったり、通えなくなった場合はどうなりますか?
病気が見つかり、輸血ドナー登録を取り止める必要があると獣医師が判断した場合には、登録を解除します。また、輸血ドナー登録は飼い主様の自由意思によるものです。飼い主様の申し出により、いつでも登録を取り止めることができます。いずれの理由でも輸血ドナー登録の解除後は特典の予防薬の郵送はストップいたします。ご了承ください。

お問い合わせ

「お申込み」および「輸血ドナー犬猫に関するお問い合わせ」は、お電話ください。

ガーデン動物病院
9:00〜11:30/16:30〜18:30(火曜日 休診)

診療時間

9:00~11:30 ×
16:30~18:30 ×
20:00~深夜0:00 ×

※診療受付時間をこえますと診察をお受けすることができません。ご理解とご協力をお願いいたします。