おしっこのトラブル
2018年11月29日
院長の水越です。今日は冬に増える、おしっこのトラブルについて書きたいと思います。
冬は寒いので、運動量が減ります。
そのため、水を飲む量が減り、おしっこの量と回数も減ります。
おしっこに行く間隔が長くなると、尿道から侵入するバイ菌が膀胱で繁殖しやすくなったり、膀胱に溜まっているおしっこが濃くなって尿路結石ができやすくなります。
膀胱炎、膀胱結石などのおしっこのトラブルが多発します。
症状は、
・頻繁におしっこをする姿勢をとる
・一回のおしっこの量が減る
・おしっこに血が混じる、赤いおしっこ
・おしっこの臭いがいつもと違う
など・・・。
このような症状があれば、なるべくその日のおしっこを持って受診して下さい。
おしっこの検査をするためです。
ペットシーツに吸収されたおしっこでは、検査が出来ません。
5ccほどのおしっこを容器などに入れて持ってきてください。
膀胱結石が尿道まで流れて詰まってしまうことがあります。
その場合、おしっこをする姿勢をとりますが、おしっこは出ません。
これは尿道閉塞と言い、緊急事態です。
このような場合は救急受診が必要です。
ガーデン動物病院では、毎年12月から2月までの3ヶ月間、泌尿器健診をおこなっています。
上に書いたように、冬に多発するおしっこのトラブルをできるだけ早期発見するためです。
全く症状がなくても、尿検査をすれば尿路結石の結晶やバイ菌が見つかることがあります。
ぜひこの機会に、泌尿器健診を受けてみてください。
泌尿器健診について詳しい内容は、
★泌尿器健診について
こちら↑のページをご覧ください。
院長
水越健之
ガーデン動物病院
https://garden-ah.com/
住所:〒596-0812 大阪府岸和田市大町121-3
TEL:072-440-0689
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