白点病
2018年08月30日
院長の水越です。以前、熱帯魚を飼い始めたという記事をブログに投稿しました。
水草メインですが、カージネルテトラ、オトシンクルス、サイアミーズフライングフォックスという魚たちとヤマトヌマエビも飼っていました。
「飼っていました」
“過去形”です、、、
そうなんです。
死んでしまいました。涙
カージナルテトラは全滅。
オトシクンクルスは12匹中10匹が死んでしまいました。
原因は白点病です。
体に白点が出るのが特徴です。
ウオノカイセンチュウという小さい寄生虫が原因です。
おそらく、魚を買った時についてきたのだと思います。
エアコンの効いた部屋で飼育していたのですが、水温を一定に保つためのサーモスタットの調子が悪くて、水温が低くなっていました。
それで、魚の抵抗力が落ちて、寄生虫に負けてしまったんだと思います。
サイアミーズフライングフォックスはなぜかピンピンしていて、みんな無事でした。
ヤマトヌマエビも無事です。
おそらく、種類によって、免疫の働きが少し違うのかもしれません。
観賞魚の治療は基本的に薬浴です。
写真の薬を水槽に入れて1週間様子を見ます。
水温はやや高めに設定します。
それで治療終了です
生き残った2匹のオトシンクルスは、まだ白点は少し残っていますが、回復に向かっています。
ホッとしています。
ちなみにオトシンクルスもサイアミーズフライングフォックスも、苔をとってくれる魚です。
すごく似ている魚ですが、ちょっと違います。
下の写真は、苔を食べるサイアミーズフライングフォックス。
落ち着いたら、また魚を増やそうと思っています。
今回は発見が遅れてしまい、たくさんの魚たちが死んでしまいました。
その反省を活かし、これからは毎日きちんと様子を見てあげようと思います。
それは犬も猫も鑑賞魚に対しても、重要なことだと痛感しました。
院長
水越健之
ガーデン動物病院
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