元供血猫・みどり
2019年12月28日
動物看護師の村田です。
病院で供血猫として活躍した、もうすぐ19歳のみどりについてお話しいたします。
高齢になり供血猫を引退後、高齢の猫ではなりやすい腎機能の低下と甲状腺機能亢進症を患っているねこちゃんです。
みどりが18歳の頃、私が病院から自宅へ引き取り病院から引き続き投薬や点滴をしています。
通院で検査、投薬、点滴と生涯付き合わなければならない病気で、高齢ということもありいつ何が起きるかわからないため引き取ることを簡単に決意することは出来ませんでした。
しかし私はみどりが可愛くて可愛くてたまらず、そんなみどりが病院の小さなケージで過ごしているのがつらく引き取りたくて仕方がなかったのです…笑
1人で管理できるのかどうか不安な私に周りのスタッフが、
「家でできないことがあったら相談しにきてくれたらいいよ」
「何かあればすぐ連絡してね」
「頼ってくれたらいいから」
と、声をかけてくれました。
ニュアンスは違えど、まさに私が飼い主様によくお声掛けする内容でした。
いざ自分が声をかけられると心強くて、引き取ることを決意できました。
私のように覚悟をしてから病気に向き合うケースは少ないのではないかと思います。
私は動物看護師として働き日頃からそのような状態の動物に関わりますが、一般的にはなかなか多く会うことや知る機会は少ないかもしれません。
どんな病気があるかと、今の動物の状態を知る・病院に知ってもらうことで自分に出来ること、病院でできることが明確になり、冷静になれるのではないかと思います。
知るための手段のひとつとして健康診断があります。
状態に応じてスタッフよりアドバイスや提案をさせていただき、声をかけてもらった私が安心できたようにオーナー様に少しでも安心していただけるようなサポートをいたします。
まだ健康診断を受けたことのないわんちゃん・ねこちゃんは受けることをおすすめいたします。
春、秋にキャンペーンをしております。
他の期間でもご相談ください。
動物看護師
村田