獣医師への道(その2)
2018年08月21日
院長の水越です。前回は“獣医師への道(その1)”として、一浪が決まったところまでをお伝えしました。
今回は大学生時代から。
結局、一浪時代はセンター試験がダメで、国立大は断念しました。
関西の私立大学の生物系学部に入学し、バイオテクノロジーのお勉強。
これも「なんか違う」と思ったんです。
もっと、現場の仕事というか、生き物と直接関わる仕事がしたかったんです。
「医者になろう!」とふと思いました。
たまたま、私立大学の時の友達が「動物のお医者さん」という漫画を貸してくれました。
「獣医師」という仕事は頭になかったのですが、すごく意識するようになりました。
![manga](https://garden-ah.com/wp-content/themes/garden_v2/blogimage/2018/08/manga-194x300.png)
その私大は前期で休学し、夏休みから受験勉強を再開。
水越家の家計状況では、私立の医学部や獣医学部は難しい。
おまけに二浪。
目標は国公立の医学部か獣医学部に設定。
一浪時代に手が回らなかった、生物と微分積分を中心に半年間猛勉強をしました。
そして、めでたく山口大学の農学部獣医学科に合格できました。
獣医師の仕事は幅広く、小動物臨床、大動物臨床のほか、衛生関係の仕事、製薬の毒性試験などがあります。
僕は迷わず小動物臨床を志望しました。
生き物を捕まえて、図鑑で調べて、育てるが僕のルーツ。
小動物臨床はそれに近いものがありました。
「これや!」
と思い、ハマりました。
大学時代は内科研究室に入り、内科全般を勉強しました。
![intyou](https://garden-ah.com/wp-content/themes/garden_v2/blogimage/2018/08/intyou-300x220.jpg)
![intyou2](https://garden-ah.com/wp-content/themes/garden_v2/blogimage/2018/08/intyou2-300x210.jpg)
でも、実際は、写真の通り・・・。
よくお酒を飲んでいました(笑)
でも、この時代に一緒にお酒を飲んだ仲間達とは、今でも親交があります。
山口大学では、獣医学はもちろんのこと、いろいろなことを経験することができました。
山口大学は1学年30名程度と少人数です。
なので、縦のつながりも非常に強かったです。
そういう環境の中、“上下関係”についても学べました。
アルバイトは家庭教師を選びました。
時給が良いことも理由の一つですが、獣医師になってから、わかりやすい説明ができるためのトレーニングという目的もありました。
そんな楽しかった学生生活にも終わりがきます。
そして、獣医師の国家試験に合格し、獣医師になることができました!!
つづく
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院長
水越健之
ガーデン動物病院
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