犬と猫の救急 ガーデン動物病院

電話 072-440-0689

診療時間 9:00〜11:30 / 16:30〜18:30 休診日 火曜日

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スタッフブログ

診療時間とお昼の救急対応の変更について

2020年08月18日

院長の水越です。

ガーデン動物病院から大きなお知らせです。

2021年1月より、診療時間を短縮します。

2020年8月より、留守番電話でのお昼の救急対応が出来なくなりました。

患者様の期待に反する、非常に心苦しい決断をしました。

その決断の理由などを説明させていただきます。







コロナ災害のインパクトが大き過ぎて、記憶に残っていない方も多いかもしれませんが、今年の4月から、働き方改革が始まりました。

ガーデン動物病院のスタッフは残業時間が長く、短縮しなければ、ルール違反となってしまうという状況です。

昨年より、色々と対策を検討し、小さな工夫をたくさんやってきましたが、獣医師の残業時間だけは基準の範囲内まで減らすことが困難です。

そこで、大きな改革を断行することに決めました。



1つ目は、診療時間の短縮です。

9:00-12:00
17:00-19:30
夜間救急20:00-24:00

から

9:00-11:30
16:30-18:30
夜間救急20:00-24:00

となります。



2つ目は、昼の救急対応について。

現状は留守番電話にメッセージを残していただき、こちらが対応可能な状況であれば、折り返しお電話をし、必要があれば受診していただいていました。

昼休みはスタッフの休憩時間ではなく、外来診療をお休みしている時間帯です。

院内では、手術、検査、入院動物たちのお世話、ミーティングなど、重要な仕事をおこなっています。

スタッフの手が空いていないため、救急診療のお問い合わせのお電話に、折り返しの対応が出来ず、患者様のご期待に添えないことが頻繁にありました。

それもあって、留守番電話でのお昼の救急対応をやめることにしました。



午前と午後診察の間を短くし、午後診察を早く終え、スタッフの院内拘束時間を短縮させます。



患者様のご期待、ご要望に反する決断であるということは承知しております。

しかし、他に良い方法を見つけることができませんでした。



一般診療、夜間診療、入院治療、手術について、現状の質(サービスレベル)を下げないことが患者様への貢献だと考えています。

今の診療時間のまま、働き方改革の基準に沿った労働時間に変更すれば、上記の医療サービスのレベルを維持することは非常に困難です。

待ち時間はさらに長くなることが予想され、医療ミスが起こる可能性も高くなると思います。

人員を増やせば解決しそうなものでが、獣医師の採用は非常に競争率が高くて増員が難しいく、さらに、新卒獣医師の教育には非常に時間がかかります。

仮に、多くの獣医師を採用出来たとしても、運営が困難となります。

ペットホテルの一時休業、自動受付システムや手術器具の洗浄機などの機械化、その他、毎月のミーティングで業務改善に努め、仕事の無駄を徹底的に排除してきましたが、それだけではダメでした。

本当に申し訳ございません。



診療の縮小を行いますが、

・仕事の質、サービスレベルを下げないこと

・スタッフの労働環境を整えることで、ガーデン動物病院の安定性や永続性を高めること

それらを優先させ、患者様に貢献し続けたいと思っています。



ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。





院長
水越健之

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