書籍「アミ 小さな宇宙人」の世界観
2020年02月04日
院長の水越です。
就職説明会の後の懇親会で、ある学生と仲良くなって、この本のことを教えてもらいました。
この前、僕がブログに書いた環境問題とも関連があり、すごくいい内容でした。
今日はそれについて書こうと思います。
地球よりも文明が発達した惑星から、宇宙人アミがやってきて、少年にメッセージを伝えます。
「このままでは地球は滅びるので、何とかそれを防ぎたい。どうすれば地球を救えるか?」
文明が進み、人々が平和に楽しく暮らす惑星に少年を連れて行って、それを見せることで教えます。
そして、その体験を物語として本に書くような命令します。
その本を通して、地球の人々に伝えるためです。
アミによると、惑星は以下のような段階で進化していきます。
第一段階 無生物の時代
第二段階 生物の出現~恐竜の絶滅
第三段階 人類の出現と繁栄
第四段階 愛によって統一された世界
現在の地球は第三の最終段階であり、進化に失敗すると地球は滅びてしまうとのこと。
資源の枯渇、環境破壊、異常気象、戦争などが原因です。
そうならないためにはどうすればいいか?
現在の地球は、「理論・思考・物質性・外界 > 情緒・感じること・精神性・内面」という状態。
その結果、経済・お金が中心の世の中になっています。
そのバランスを整えること、思考ではなく感じることを重視するということ、精神性・内面を磨くということが必要です。
お金や経済ではなく、「愛」が中心の世の中にすることが重要だということです。
そのベースにある「愛」、それは自己愛や家族愛、友人や親しい人に対する愛だけではなく、すべての人や生物、地球に対する無性の愛です。
頭脳ではなく「心」のレベルアップが必要だということです。
そして、国境なくし、愛をベースにした法を元に、地球という統一国家を作ることが必要だそうです。
言い換えると、人類の心のレベルが上がれば、テクノロジーは愛のみをベースに活用され、戦争は起こりません。
防衛費を中心に、無駄な消費がなくなることで、人々に富を分配できます。
貧富の差を生む貨幣経済ではなく、分かち合うことでみんなが幸せな社会へと進化します。
そこに到達した惑星は、文明が進んだ惑星から、宇宙政府の仲間入りが認められ、宇宙の最先端のテクノロジーを教わることができるそうです。
すごく、壮大な物語でした。
宇宙人や地球より文明が発達した惑星が存在するかどうかは僕にはわからないですし、世界統一国家の成立は非常に難しいと思いますが、第四段階に進化していくプロセスにはすごく同意できます。
現代人は頭脳ではなく「心」のレベルアップが必要だと思います。
世の中を動かすのはエゴではない愛の力だと思います。
我々の行動の起点、行動の動機は愛でありたいと思います。
そのためには、物事をニュートラルに受けとめられる心の器を育てる必要があると思います。
まとめると「何事にも動じない強い心で受けとめ、愛を起点に行動すること」が平和に進化していく鍵だと思います。
僕自身は自分を磨いて成長し、そう在りたいと思っていて、その考え方が広がれば、世界は平和になると思います。
僕もアミのメッセージを伝えるメッセンジャーになりたいと思ったので、ブログで紹介しようと思いました。
簡単な日本語で、さらに漢字にはふりがながふってあるので、小学校の高学年くらいなら読んで理解できると思います。
なので、子供から大人まで、全ての世代にオススメです。
そして、挿絵はちびまる子ちゃんのさくらももこさんが書いていて、すごく可愛いです。
残念ながら、書籍「アミ 小さな宇宙人」は絶版なので、古本でしか手に入りません。
3冊のシリーズなんですが、3冊ともプレミア価格に値上がりしています。
とりあえず、「①アミ 小さな宇宙人」の1冊だけでも読んでいただきたいです。
世界平和と未来の地球のために
人、動物たち、全ての生物、地球の幸せのために
院長
水越健之