犬と猫の救急 ガーデン動物病院

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いつまでも…

2019年04月13日

獣医師の西です。

春生まれの私は、この度また一つ歳を重ねました。

若い時はどうってことなかったのにと思うこともいろいろ出て来るようになりました。

我が家の犬たちも然りです。

トイプードルのハルは10歳のシニア犬、黒ラブの悟空は12歳の高齢犬です。







特に、悟空は寝ていることが多くなりました。

ちょっとやそっとの物音では起きません。







体も大きいので、立ち上がるのにも時間がかかるようになりました。

立ち上がっても最初はふらつきます。



散歩の出発は元気いっぱいですが、帰りは後ろから、とぼとぼ付いて来ます。



中でも最近目立つようになったことが、トイレの失敗です。

若い頃は、朝夕の散歩時だけで用をたせていたのですが、この頃はそうはいかなくなってきました。

我が家はデッキにトイレを置いています。

雨の日など散歩に行けない時に使っていました。

そわそわトイレを訴え始めると同時にデッキに繋がる窓を開けるのですが、今ではその短い時間に我慢できず失敗

その時、悟空も申し訳なさそうな顔になります。

室内でやってはいけないという気持ちはあるのですが、それができず、気持ちもきっと落ち込むのでしょう。



今、このブログを書きながら、明日、悟空用のトイレを買いに行こうと思っています。

狭い家で大きなトイレは場所をとりますが、室内にも一つ置いてあげようと



いずれは介護が必要になってくる日が来るでしょう。

それまでは、お互いに少しでも負担のかからないよう、一緒に楽しく暮らしたいです。







おそらく、同じ時間を過ごすことは、そう長くは続かないでしょう。

今改めて、「犬の十戒」が心に響きます。



特に最後の二つが



第九戒:私が年を取ったら、どうか優しく世話をしてください。あなただって、年老いたら同じようにそうなるのですから。

第十戒:私が旅立つその時を安らかに迎えられるように、どうか最期まで一緒にいてください。「かわいそうで見ていられない」なんて言わないで、私を独りぼっちで逝かせたりしないでほしいのですだって、私はあなたが大好きなんですから。

(「犬の十戒」より)





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西

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