猫ちゃんの病院への連れてき方、猫ちゃんの移動方法、猫 キャリー
2016年02月20日
こんにちは。看護師の熊野です。
今日は、猫ちゃんを病院へ連れてくる方法をお話したいと思います。
猫ちゃんを病院へ連れてくる時に、少しの間なら抱っこをして連れて行こうかな・・。と私達は思ったりしちゃいますが、猫ちゃんはとても神経質で普段見慣れない “モノ”や“他の動物”を見ると興奮したり、怖がってしまいます。
普段は大人しくてもパニックになってしまうと、飼い主様でもどうしようもできなくなってしまうこともあり、トラブルや事故に巻き込まれてしまうかもしれません・・。
では、どのようにして病院まで連れて行けばよいと思いますか?
方法ですが、ペットショップやホームセンターなどで販売されている猫用のキャリー入れて病院に連れて行きましょう。
キャリーを使われる場合は上が開くようになっているタイプをおすすめします。
プラスチックで透明なタイプのキャリーの場合は中から外が丸見えで余計に興奮してしまうこともあるのでご来院の際はバスタオル等でくるんで、外が見えないようにしてあげて下さい。飼い主様や、猫ちゃん自身の臭いのついたモノでくるんであげると落ち着くようです。
でも、猫ちゃんによっては、キャリーを見せただけで逃げ回ってしまう子がいたり・・。
なので、普段から猫ちゃんに“キャリー”に慣れてもらう為に、猫ちゃんが普段から居るお部屋にキャリーを置いておきましょう。
置いておくことで、“キャリー”への警戒心をなくしていきましょう。
キャリーの中にいつも使用しているタオルやクッションなどを入れておくと、猫ちゃんもリラックス出来るでしょう。
もしも、“キャリーが用意できない場合”は、洗濯ネットに入れて連れて来てあげて下さい。ご自宅にあるものでも大丈夫ですし、百円均一などでも購入できます。
猫ちゃんよりも少し大きめのサイズで爪が引っ掛からないキメの細かいネットをおすすめします。
ネットに入れる時は、顔や身体をすべて入れるようにしましょう。
視界が少しぼやけることで猫ちゃんも落ち着きます。
こちらが当院でおすすめしている、猫ちゃんの病院へ連れてくる方法です。
猫ちゃんも、飼い主様も安心して動物病院に来院できるような手助けになれば嬉しいです。