犬と猫の救急 ガーデン動物病院

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スタッフブログ

胆嚢の病気と嘔吐、黄疸

2015年12月19日

実は放ってしまうと危ない胆嚢のお話

今回は胆管閉塞と胆嚢粘液嚢腫(破裂)を紹介します

体の中には胆嚢という消化酵素を含んだ袋があります
胆嚢は食べ物を食べた時にギュッと溜め込んでいた消化酵素を十二指腸へ送り出し、消化を助ける臓器です

胆嚢の中にはこうした酵素があるのですが、固くなったり出が悪くなったり、石がつまったりすることがあります

泥が溜まったり、出が悪くなったりしても元気に過ごす子もいますが、時々、命に関わることがあります
完全に出口が塞がった時や袋が破裂したときです、このときどういった症状がでるかというと…

お腹が痛い
黄疸がでる(破裂の時は出にくいです)
吐く
呼吸が荒くなる
ぐったりする

こうした症状が出てしまう時は命の危険もありますので、胆嚢の病気も考えなければいけません
状態がどんどん悪くなっていくこともよくありますので、血液検査や超音波検査などでチェックして治療をすることが大切です、他の病気を持っていて起こることもあります

まずは点滴やお薬で治療することもありますが、ひどいとお腹を切って胆嚢をとったりしなければいけないこともあります
破裂していれば自分の内臓を消化してしまうので、点滴して少し体力を戻してから、お腹を切らなければいけません

緊急性はとても高いので症状が出た時にはちゃんとしっかりと検査をしましょう


 

 


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