tocotoco cafeの休業について
2021年10月12日
院長の水越です。
今日はタイトルの通り、カフェの閉店について書きたいと思います。
カフェをオープンした時のことをよく覚えています。
ガーデン動物病院をマンションのテナントから現在の場所に移転したときにtocotoco cafeは誕生しました。
その時は待合室の一角に厨房があり、客席のない、テイクアウトの小さなお店でした。
僕の無茶振りに妻が応えてくれて、カフェ店主として開店時のカフェを切り盛りしていました。
その2年後には現在の場所にカフェを移設し、16席の客席があるオシャレなカフェに生まれ変わりました。
移設当初は保護猫を預かり、里親さんとのマッチングのお手伝いもしていました。
妻の妊娠と出産、スタッフの退職など、人材不足によって、これまでも2度の休業をしました。
そして、今回は3回目の休業です。
僕たち水越家はこの夏、ガーデン動物病院の2階にあった住居から引っ越しをしました。
子育ての環境を優先しての引っ越しだったのですが、末っ子は生後半年の赤ちゃんであり、育児をしながら自宅と離れた職場で、店主としての役割を担うことが困難であるといことが休業の理由の1つです。
コロナ禍で、思うようなカフェの運営ができず、今後、安心安全な運営ができるかどうかという不安があったということも理由の1つです。
他にもいろいろな事情があり、店主とスタッフとの話し合いにより、9月末をもって閉店することに決めました。
常連のお客様が何度も足を運んでくださり、テリーヌやバースデーケーキをいつも楽しみにしてくださっていたお客様も多く、休業は本当に心苦しい選択でした。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
同時に、これまでカフェを盛り上げてくださったことに心から感謝しています。
本当にありがとうございました。
コロナ禍が落ち着き、水越家の子育てがひと段落してから、tocotoco cafeを再開できればと思っています。
いつになるか、どういう形での再開になるかは分かりませんが、気長にお待ちいただきたいです。
楽しみにしていてください。
本当にありがとうございました。
院長
水越健之