熱中症にご注意を
2021年08月14日
こんにちは。
ガーデン動物病院で勤務医の尾関康江です。
ご縁があって3月から働かせて頂いております。
今回は初めてのブログ書きということで自己紹介をさせて頂きます。
新卒時は兵庫県の動物病院で、その後京都の動物病院で勤務しておりました。
今は京都の動物病院にも通っており、通勤の大変さを身に沁みて感じる日々です。
今は日々の生活を送るのに精一杯ですが、もう少ししたら大阪の四季を探しに行きたいと思っています。
何処か良い場所があったら教えて下さいね。
最近暑い日が続いている為、動物さんの熱中症のお話をしたいと思います。
私たちは暑くなると汗をかいたり、薄着をすることで熱放散ができます。
・では、わんちゃん、ねこちゃんはいかがでしょうか?
体が毛で覆われているというのと、肉球で汗をかくくらいで私達みたいに体温を下げることが出来ません。
この為暑いとパンティングといって口を開けて呼吸することで、体にこもった熱を下げています。
・どういった状況で熱中症になるのでしょうか?
① 空調のきいていない室内、車内
② 野外飼育、ドックランなど室外
③ 短頭種(パグ、フレンチブルドック、チワワ、ポメラニアンなど)
・どうなったら熱中症になっているのでしょうか?
① 呼吸が荒い
② よだれが出ている
③ ぐったりして元気がない
④ 進行するとけいれんが出ている
・どうしたら良いのでしょうか?
まずは、すぐに病院にご連絡下さい。
その後は、濡れたタオルで体を覆う、お水を飲ませてあげながら病院まで向かわれて下さい。
ざっくりとですが熱中症のお話をさせて頂きました。
普段から外出時はクールネックを巻いてあげたり、水分をお持ち頂き一緒に暑い夏を乗り越えましょう。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
獣医師
尾関