犬と猫の救急 ガーデン動物病院

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スタッフブログ

2019年を振り返って

2019年12月31日

院長の水越です。

早いもので、今年もあとわずかとなりました。

そして、今年最後のブログとなりました。

今日は、この1年を振り返りたいと思います。



1年前を思い出すと、僕は分院の開業のことで頭がいっぱいでした。

夜間救急病院が近くにないエリアに、深夜12時までの救急対応が可能な分院を開業することで、「いつでも診る」をより広範囲に、よりたくさんの患者様に提供したいと考えていました。

同時に、ガーデン動物病院の規模を拡大したい、それによって、僕自身が認められたいという欲もありました。(その時は自覚はありませんでした)

それに向けて、ビジネススクールの単科講座を受け、経営学の知識を深めようと考えていました。

でも、なんとなく、腑に落ちない感じがありました。



その違和感を信じ、ビジネススクールは終了し、経営学の学びはほどほどにすることにしました。

学びについては、スタッフマネジメント、人との関わり、そして、自己理解に絞っていきました。

そして、夏頃、自己理解が深まり、事業の拡大は、患者様のためよりも、自我を満たすことが目的であったことに気がつきました。

その気づきによって目が覚めました。

今後の景気が悪化しそうなこと、人員に余裕がないことなどを冷静に検討し、分院の開院は延期し、今のガーデン動物病院のレベルアップを優先的に考えることを決めました。

それを決意したのが秋です。

その決意を11月の10周年記念イベントで話しました。







今年を振り返って、僕が思う一番大きな動きはこのような内容です。



他にも色々な動きがあった1年でした。



今年は新しく5名のスタッフが入社しました。

獣医師の山本、看護師の城、受付の徳田、トリマーの中村、カフェの野出です。

スタッフマネジメントの面では、ここ2年くらい自主性を最優先し、細かいことは大目に見て、スタッフには自由にのびのびと働いてもらうという方針でした。

でも、悪く言うと、スタッフを放任し、問題を解決せずに流してしまっていた部分もありました。

その結果、失うものもあったように感じています。

来年からは、スタッフの総合力を高められるように、色々な対策をおこなう予定です。



医療面でも色々な取り組みを行いました。

学術面では、軟部外科、神経病、眼科、救急医療の院内セミナーシリーズを開催しました。

医療機器では、主に画像診断機器のバージョンアップをおこないました。

デジタルレントゲンを導入し、1Fのレントゲン室だけでなく、2Fの手術室でもレントゲン撮影が可能になりました。

また、エコーも最新の上位機種を導入しました。

その他、血液検査機器、外来用の血圧計なども導入しました。



イベントにも変化がありました。

恒例となった春と秋のイベントだけでなく、10周年記念イベントを開催しました。

その他、定期開催しているパピークラスでは、パピークラスの同窓会を開きました。

また、シニア相談会という新しいイベントも始めました。







ガーデン動物病院の2019年はこんな1年でした。



2020年はどんな年になるでしょうか?



僕が診療からフェイドアウトし、スタッフに任せるスタイルで病院運営をしてきたこの23年の間に、なんとなく僕が創業当時に思い描いていたイメージとずれてしまったことがあります。

来年は、なんとなく感じているそのズレを修正する1年にしたいと思っています。

池尻町の頃のガーデン動物病院に戻るような、初心に帰った病院作りをしていこうと思っています。

分院の開院や大きな設備投資など、派手な動きはないと思います。

スタッフの増員も最小限にします。

このメンバー、このチームのレベルアップを最優先する1年にしたいと思います。



支持してくださる患者様への感謝の気持ちを込めて、今年最後のブログを締めくくりたいと思います。

いつもブログのご愛読ありがとうございます。

今年も本当にありがとうございました。





20191231

院長
水越健之

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