犬と猫の救急 ガーデン動物病院

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犬のアトピー性皮膚炎 当院の治療方針

2018年09月20日

院長の水越です。
今日のテーマはガーデン動物病院皮膚科を受診されることが多い、アトピー性皮膚炎について。
アトピー性皮膚炎の治療は僕が獣医学生だった20年前とは大違いです。
この20年で大きな進歩がありました。
当院では、そのような新しい医療も取り入れつつ、より良い治療を追求しています。
そこで、アトピー性皮膚炎の治療に対する考え方について書こうと思います。


最初に要点を書きます。


“飼い主様の要望とワンちゃんのコンディションや性格に合った、最良の方法を一緒に探す”


これがガーデン動物病院のアトピー性皮膚炎の診療方針です。


アトピー性皮膚炎は、生涯向き合わないといけない皮膚病です。
長期的に無理なく続けられる方法を見つけるということが非常に重要です。


症状は、慢性的または繰り返す“かゆみ”です。
痒くなる場所は、目の周り、口の周り、耳、四肢の先など 皮膚炎によって赤くなります。
下の写真を参照してください。
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治療について詳しく説明します。


治療の主役は“飲み薬”です。
主にこの3つの薬で治療します。
・プレドニゾロン(ステロイド)
・シクロスポリン
・アポキル


・プレドニゾロン
効き目が早く、効き目が強く、安価であるというメリットがあります。
副作用(肝臓への負担、免疫力の低下、筋力の低下、皮膚が薄くなる、脱毛など)が強いというデメリットがあります。
・シクロスポリン
効き目はまずまず、副作用もプレドニゾロンと比べると少ないというメリットがあります。
効き目が遅く、高額であるというデメリットがあります。
・アポキル
効き目が早く、効き目が強く、副作用が少ないというメリットがあります。
高額であること、新しい薬なので未知な部分があるというデメリットがあります。


これらの薬のメリットとデメリット、飼い主様の要望、ワンちゃんの性格などなどを考えて、一番合っている薬、合っている投薬プランを探します。
もちろん、飼い主様と相談して。


それに加えて、薬の治療効果を高めるために、スキンケアも大切です。
低刺激で保湿作用のあるシャンプーが有効です。
必要であれば保湿スプレーも併用します。
食物アレルギーとアトピー性皮膚炎の併発であれば、アレルギー用の療法食も必要となります。


“飼い主様の要望とワンちゃんのコンディションや性格に合った、最良の方法を一緒に探す”


例えば、
・副作用を避けたい
・通院回数を少なくしたい
・シャンプーは自宅ではできない
・投薬回数を減らしたい
・なるべくお金をかけたくない
などなど。


例①
「副作用は最低限にしたい」ということを最優先にされる飼い主様には、アポキルをお勧めします。
それとシャンプーを頑張ってもらいます。


例②
「費用をできるだけ抑えたい」ということを最優先にされる飼い主様には、プレドニゾロンをお勧めします。
上手に使えば大きな副作用は防げます。
それとシャンプーを頑張ってもらいます。


例③
「シャンプーを自宅でできない」という飼い主様には、当院併設のトリミングサロンの利用をお勧めします。
自宅でのスキンケアは保湿スプレーを使用してもらいます。


そういう要望をできるだけ叶えつつ、“副作用は最低限に” + “皮膚の状態を許与範囲に保つ”
これがガーデン動物病院の方針です。


100点満点の皮膚の状態は目指しません。
他にも重要な要素があり、バランスよく、長く続けられる方法がベストだと考えています。


アトピー性皮膚炎の治療でお悩みの方は、ぜひ一度、僕に診させてください。
お力になれると思います。


皮膚科外来について、詳しくはこちらのページをご覧ください。
皮膚専門外来について
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院長
水越健之




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ガーデン動物病院
https://garden-ah.com/
住所:〒596-0812 大阪府岸和田市大町121-3
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