入院患者に快適に過ごしてもらえるように
2018年04月17日
動物看護師の吉岡です。私の得意なこと、それは、入院してる患者(ホテル利用してるわんちゃん猫ちゃん)の気持ちになって少しでも快適に過ごしてもらえるように考えることです。
例えば、エリザベスカラーをつけていると動きにくいですよね。
そんな子たちのためにいろいろと工夫をしたいと考えています。
エリザベスカラーをつけていても気にせず動き回ったり、ご飯を食べる患者もいますが、エリザベスカラーがあるだけで生活しづらくなりますし、固まって動きもしない患者もいます。
その患者に対して、可能であれば、
・透明や柔らかいエリザベスカラーにしてみる
・エリザベスカラーをつける目的によってサイズを変更する、小さくしてみる
・ご飯の時だけエリザベスカラーをはずしてみる
・日中スタッフが看ることができるときだけはずしてあげる
などなど、なるべくストレスを軽減できる方法を探ります!
器1つでも工夫できます。
特に高齢の患者は少し高さをつけるだけでもご飯やお水をスムーズに飲みやすくなります。
工夫したことで、お水やご飯を食べやすそうにしてる姿を見ると単純ですが嬉しいです。笑
わんちゃんは入院生活が長くなると、ずっとケージの中だけでストレスがたまるかなぁと思うところもあったり、お外でしか排泄しない患者もいるので可能であれば少し院内や外を歩かせてあげたりもします。
猫ちゃんは怖がりの子が多くて隠れたい子も多いです。
そういう子にはタオルを多めに入れて体に被せてあげたり、ケージ前にタオルを挟んで姿を見えにくくしたりします。
過去にはホテル利用の猫ちゃんでダンボールでお家を作ったりもしました。
隠れる場所を作ってあげることで、本人にとって安心できる空間になります。
すごく簡単に作ったダンボールのお家でも、使ってくれるとすごく嬉しいです!
ちなみに作ったお家、こちらです↓
誤食をしない猫ちゃんであれば、包装紙や画用紙、マスキングテープやシールで、可愛くアレンジするのも良いと思います!
他にも例はたくさんありますが、入院している理由や性格、年齢、状態など、それぞれ患者によって工夫の仕方も変わってきます。
小さな工夫一つで過ごしやすくなることもあります。
入院やホテル利用なので、すごい快適!まではいかないかもしれませんが、少しでもストレスなく過ごせるようにしてあげたいという気持ちが強いです。
得意なことというのもありますが、それよりも好きなことかもしれないです。笑
吉岡の得意なこと、でした。
ちなみに、現在私が考えていることがあるのですが、病院猫のケージのレイアウトです。
ダンボールでお家を作ったのですがそれを置くと、ちょっと狭くなってしまい、、、悩んでいました。
でも、
・段差をつけてあげたい
・ゆったり過ごせる場所を作りたい
ということもあり、悩んだ結果ハンモックをつけようかなぁと思っています!
快適に過ごせれば良いのですが、、、
まだ設置できてませんが、楽しみです(^ω^)
動物看護師
吉岡
ガーデン動物病院
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