犬と猫の救急 ガーデン動物病院

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スタッフブログ

すずの犬生

2017年12月27日

動物看護師の谷口です。
小学生の頃に、初めて犬を飼いました。
小さくてまだペットショップにも出ていなかった子犬です。
すずは、可愛くて可愛くて仕方ありませんでした。
でも小学生のころは可愛い、ただただそれだけでした。


鍵っ子だった私は、家に帰っても一人だったので、家に犬がきて、毎日ワクワクでした。
ふやかしてフードをあげないといけなかったので、タッパーに入れたドックフードをランドセルに入れ持って行き、昼の給食の時間にフードをふやかして、帰ってすぐにあげていました。
「ドックフードなんて持ってきてたら、先生に怒られる!」と思っていたので、一人でめっちゃコソコソとやっていました。


学校から帰ると、いたずら好きだったすずはお米の袋をやぶって生米を食べて、下痢をしていたことがありました。
忘れもしないのですが、カーペットに何度も生米の入った下痢便をされ、何回もカーペットを洗わないといけなかったんです。
悲惨でした(笑)
また、生ゴミをあさって玉ねぎを食べたり・・・。


でも、動物病院に連れていくという感覚がありませんでした。
お腹を壊したら、ビオフェルミン半錠で様子を見る・・・、みたいな感じでした。
ワクチンや予防はペットショップで「しなさい」と言われたのでやっていましたが、動物病院はなんだか緊張感のあるところだったし、「行かなきゃ」という気持ちにならなかったので、連れて行っていませんでした。


すずとの生活、ハムスターや鳥を飼ったり、魚がいたり、もう一頭の犬を飼い始めたり・・・。
そんな生活をしていて、動物関係の仕事に就きたいと思い、動物看護師の専門学校に行きました。


専門学校に入学し、動物病院へ実習に行くことで気付いたのは、とても些細なことでも動物病院に来院される方が多いということでした。


耳を痒がっている、なんだか元気がない気がする、など。


そんなこと、と言うと言葉が悪いですが、こういったことでも病院に連れて行く飼い主さんがいるんだと、私は専門学生で知りました。
また、そこまで気づく飼い主さんってすごいな、とも思いました。
そんな飼い主さんたくさん見て、自分の「動物が好きだ!」と言う気持ちはすごく小さなものだったと気づかされました。
そしてさらに、私みたいな「動物って可愛い♪」ってだけの気持ちの人にこんなに大切な家族を預けるなんて嫌やな、と思いました。


そうして、残りの専門学校生活で見るもの感じるものはどんどん変わり、専門学校を卒業するときには、動物が好き、という気持ちを通り越して、言葉では説明できないなんとも言えない存在になっていました。
動物(というか今一緒に過ごしているペットたち)は、私にとって、
元気をくれる
癒しをくれる
温かい
喋らなくても話を聞いてくれる
表情がたくさんある
むぎゅーってしたくなる
そんな感じです。
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専門学生でたくさんの気づきがある中で、動物病院に連れて行かなかった、信頼できる獣医さんに出会えてなかったということに気づきました。
そして、後悔したことが2つありました。


1つ目に後悔したことは、赤ちゃんを産む予定はなかったのに避妊手術をしてあげていなかったこと。
我が家のすずは、10歳になる少し前に避妊手術をしました。
こんなに性ホルモンに関係する病気が多く、また発症が多いことは学生になるまで知りませんでした。
全身麻酔をかけることはすごく不安でした。
でも、今の院長に「大丈夫」と言ってもらえたので、安心して任せられました。
負担はあったと思いますが、無事に終わりました。
これで、子宮蓄膿症になってしまうことはありません。
手術が遅かったので乳腺腫瘍を発症してしまう可能性はあるので、ときどき触ってチェックしています。


そして、2つ目に後悔したことは、社会化期を大切に過ごしてあげられなかったこと。
社会化期は、生まれて約3〜12週齢の期間のことで、人と暮らす中でいろいろな人や物や環境に慣れるためのとても大切な子犬の時期です。
予防接種でお世話になっていた動物病院では、「子犬の3回のワクチンが終わるまで、感染症にかからないように、外には出さないで家の中で過ごしてあげてください」と言われました。
それをしっかりと受け止めた小学生の私は、外に出さず、家族以外の誰にも触れささず、3回のワクチンが終わるまで、家の中だけで生活していました。
そうすると大事な時期、社会化期は終わっていました。
この社会化期に、いろんなものを見せたり、外の環境に触れさせたりすることがいかに大切かは、すずが大人になった今、すごくわかります。
今のすずは見知らぬ人に触れてもらうことがなかなかできません。
自分を犬だと思っていないのか、犬と遊ぶこともできません。
怒ってしまうんです。
すごく可哀想なことをしてしまったな、と思っています。
外に遊びに行っても、人や犬やバイクに吠えてしまうことで、周りの人には迷惑で、私自身もストレスになってしまいます。
社会化期に抱っこして外に出して、いろいろなもの見せたり、感染源のない人に触れてもらっていたら、ドックカフェやドックランに行ったりして、きっと今は違う過ごし方ができていると思います。


この2つが、とても後悔していることです。


すずはもう15歳になりました。
まだまだ元気モリモリです。
耳は聞こえておらず(でもジャーキーを出す音は聞こえるんですよね・・・)、よたよた歩くようになり(でもシャンプーの後とかめちゃくちゃ走るんですよね・・・)、私が読んでる本とかの上に乗ってくる(絶対わざと・・・)、というような、とってもマイペースなおばあちゃんになりました(笑)
家に迎え入れたときから中学生や高校生になっても、何も知らず何も考えてあげていなかったことに後悔はありますが、知識がついた今は、小さな変化に気づけるように、過ごしやすい環境を作れるように、努力しようと思い過ごしています。
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こんなに小さいのになんでこんなにあったかいんだろう、って思いますよね。
愛犬愛猫とたくさんの幸せを交換してください。
「私がこの子にしてあげられることはなんだろう?」って思った時には、スタッフに相談してみてください。
きっとたくさんありますU^ェ^U(=^ェ^=)


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動物看護師
谷口




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