犬と猫の救急 ガーデン動物病院

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スタッフブログ

救急のサイン④ 痙攣(けいれん)、発作

2017年12月07日

院長の水越です。
つい先日、娘が熱性痙攣を起こしたため救急車を呼びました。
これで3回目ですが、まだ焦ります。
救急受診される飼い主様の気持ちがよく分かります。
救急病院として、適切な治療はもちろんですが、僕は対応面の重要性をいつも感じます。
症状は軽く、幸い娘は元気にしています。
今日は、痙攣・発作についてお話します。


意識がなくなり、横になって、手足をバタバタさせる強い発作。
意識があり、立っていて、手足がもつれる、震える軽い発作。
症状の強さは様々です。


強い発作の場合は、すぐに受診が必要です。
15分以上続くと、脳に障害が残ることや、死亡する可能性があります。
痙攣発作は脳が非常に活発な状態のため、酸素をたくさん消費することで使い切ってしまい酸欠状態になるためです。
とにかく、早く止める必要があります。
受診し、痙攣を抑える薬を静脈注射しなければなりません。


しかし、薬で抑えても、すぐに発作を起こす場合や薬が効きにくい場合があります。
そのときは、麻酔をかけるように、お薬でぐっすり眠ってもらいます。
半日〜数日くらい眠ることで、脳をしっかり休めます。
そして、ゆっくり目が覚めるように薬を弱めていきます。


軽い発作の場合も受診が必要です。
それが強い発作の前兆かも知れません。
痙攣を予防するための薬を注射します。
半日くらい効き目が続くので、翌朝まで安心です。


当院では、強い発作、弱い発作、いずれの場合も、自宅で万が一発作が起こった時のために座薬をお渡ししています。


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痙攣発作の原因について。
多くの場合は脳に何らかの問題があります。
1つ目は、脳腫瘍、脳炎、脳梗塞など脳の病気
→明らかな病変があるタイプ
2つ目は、てんかん(特発性てんかん)
→脳に明らかな病変が見つからないタイプ
3つ目は、脳以外の病気が原因となるタイプ
脳以外の病気とは、
・腎臓や肝臓の病気によって、毒素が体にたまり、それが脳に回る場合
・心臓や肺の病気で酸素運搬がうまくいかず、脳が酸素不足になる場合
などです。


見た目だけでは原因を区別できないので、いろいろな検査が必要になります。
1つ目の原因にはMRIなどの特殊な検査をしないと、診断ができません。
そして、それが必要な場合は、大学病院などを紹介受診していただく必要があります。


最後に重要ポイントをもう一度。
痙攣発作が明らかな場合はすぐに受診してください。
早急な対応が必要です。
症状が軽く、痙攣発作かどうかわからない場合は、まずはお電話ください。
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院長
水越健之




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