犬と猫の救急 ガーデン動物病院

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スタッフブログ

ペットを守れる飼い主に!

2017年10月25日

動物看護師の谷口です。
台風ととてつもない大雨が過ぎ去って、ホッとしていますが、当院よりさらに山の方ではかなりの被害が出ています。
よく通る道だったので、ニュースを見るたびにゾクゾクしています。岸和田のサービスエリアまでは通れるようですが、それ以上は通行止めになっていました。
もし、「今すぐ家から、避難しないといけない!」となったとき、あなたはどうしますか?一緒に住んでいるわんちゃんねこちゃんはどうしますか?
この比較的災害の少ない地域に住んでいるわたしは、きっとパニックになると思いました。
今日は良い機会なので、避難しないといけなくなったときに重要になるわんちゃんねこちゃんのための「クレート」について簡単にお話します。

あの台風の日、とても恐怖を感じた風景です。
写真 2017-10-22 17 28 13
我が家は、近所を流れるこの牛滝川が氾濫すると浸水する地域です。
あの台風の日、「まぁ、いけるやろ〜」と思っていましたが、何度も鳴る緊急速報と近所の川の増水レベルに怖くなり、犬が2頭いる我が家は、万が一に備えて夜に避難準備しておきました。

「愛犬や愛猫にリードをつけて、抱っこして避難する」と考える人もいるかも知れませんが、そうすると後々で大変になるかも知れません。
せめて、“クレート”も一緒に、避難できると良いと思います。
クレートとキャリーとの違いは、上だけでなく側面に扉がついていて、犬猫がスムーズに自由に出入りすることができるようなものです。(クレートの大きさは、立って入れる、奥で方向転換できる、伏せることができるものが良いです。)
2017-10-24 12 24 32
そして、大切なのは、犬猫が避難時に安心してクレートの中で過ごせるように、家の中で自由に過ごしている子は特に、日頃からクレートに慣れさせておくことです。
クレートに入るとご褒美をあげる、クレートの中にいつもの毛布がある、クレートの中でご飯をあげるなどして、クレートの中は安全場所なんだ、ということを知っておいてもらうことが大切です。

クレートは、ペットが安全に移動ができ、非常事態でもクレートに入ることでペットを安心させられ、そして、安心しているペットを見てわたしたちも安心し、飼い主の負担を軽減することができます。


最後に、ペットと避難するときのガイドラインです。
一度、目を通しておくと為になると感じました。
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506/ippan.pdf
フードや水、クレート、ペットシーツなどは用意できましたが、ワクチン接種の予防歴などのこの子たちの情報を用意できていなかったなぁ・・・、と勉強になりましたので、みなさんもぜひ読んでみてください。


万が一の場合に向けて、私たち飼い主はペットを守るために、できる限りのことを準備しておけると良いですよね。


前回のワクチンのお話に続き、大切な話ではありますが、少し暗くなってしまったので、最後に少し明るい写真を・・・♪
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次回のブログはスタッフインタビューの予定です♪
愉快な仲間が出て参りますよ・・・(笑)


2017-06-29 18 47 15
動物看護師 谷口




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ガーデン動物病院
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