皮膚科

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皮膚科

皮膚病の原因は多種多様であり、同じ「かゆみ」という症状であってもその原因は様々で、治療方法も原因によって異なります。当院の皮膚科では、初診時に十分な問診を行い、必要な検査を実施して原因を絞り込み、治療に入ります。原因を一つに絞り込めず、お薬に対する治療の反応(良くなるかどうか)を追いながら原因を絞り込んでいく必要があるケースや、軽い麻酔をかけて、悪い皮膚の一部を切除して詳しい検査(病理検査)が必要となるケースもあります。皮膚病の治療は長期戦になる場合や、一生涯ケアが必要な場合も少なくありません。皮膚の状態、ペットのその他の健康状態、飼主様の希望を全てバランス良く解決できるような治療計画をご提案させていただきます。自宅でのシャンプーや投薬など飼主様の協力無くして皮膚病の治療は不可能です。我々が大切なペットの皮膚病治療をサポートさせていただきます。

お電話での治療相談はご遠慮ください。

予約:072-440-0689

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担当:院長 水越健之

日本獣医皮膚科学会所属、ASCながたの皮膚科塾研修終了、現在はVetDermOsakaにてアジア獣医皮膚科専門医から研修を受けています。

院長の出勤日は→こちら(獣医師出勤表)

診察の流れ

(1)予約

皮膚科の初診は完全予約制です。

お時間は、月曜日と水曜日と金曜日の12:30〜と13:30〜の1回60分です。(ご予約時間の15分前までにご来院ください。)
万が一、曜日の都合が合わない場合はお電話にてご相談ください。

予約:072-440-0689
※ご予約は通常の診察時間内にお電話ください。
(午前:9:00〜12:00 午後:17:00〜19:30)

(2)診察

これまでの経過について整理しておいていただくとスムーズな診察が可能です。
投薬中のお薬、これまでの検査データは必ずご持参ください。

①初診問診票の記入

②問診、身体検査

③皮膚の簡単な検査(スタンプ検査、被毛検査、掻爬検査)+その他必要な検査

④説明

⑤治療

⑶治療スケジュールの相談

*かかりつけ動物病院で継続治療を希望される場合は診療記録をお渡しします。

 

時間

月曜日 12:30〜、13:30〜
水曜日 12:30〜、13:30〜
金曜日 12:30〜、13:30〜
※初診の診察の際には、予約時間の15分前までにご来院ください。
※万が一、曜日の都合が合わない場合はお電話にてご相談ください。
※再診は、通常の診察時間内にご来院をお願いします。また、電話でのご予約はお受けできません。ご予約を希望の方は、メール会員様にご登録頂き、診察のモバイル予約をご利用ください。→詳しくはこちら

 

費用

<皮膚科(税抜)>

専門外来 初診料
  • 5,000円

※初診料に加えて、検査費や治療費などがかかります。

薬浴、マイクロバブル

trimming当院では皮膚の健康管理の一環として、シャンプー、薬浴、マイクロバブルを行っています。獣医師が皮膚チェックを行い、皮膚のコンディションに合わせたシャンプーを選び、プロのトリマーが丁寧にシャンプーをします。マイクロバブルは細かい泡を利用して、皮膚の表面や毛穴の中の汚れを取り除きます。シャンプーのすすぎ残しもなくなります。ご自宅でのシャンプーが難しい場合などは、当院美容室をご利用ください。シャンプーコース2回分の料金でシャンプーのみ(爪切りや足回りのカットを含まない)を3回できる、お得な「シャンプー3回コース」がオススメです。

※美容室のご利用には、1年以内の混合ワクチン接種が必要です。

美容室に関しては →こちら

 

犬のアレルギー性皮膚炎(アトピー、食物アレルギー、ノミアレルギーなど)について

アレルギー性皮膚炎はアレルゲン(花粉やハウスダストなど、それほど有害ではないがアレルギーを引き起こすきっかけとなるもの)の種類によって、①食べ物に対する食物アレルギー、②ノミに対するノミアレルギー、③食べ物と昆虫以外(ハウスダスト、花粉など)に対するアトピーの3つに分類されます。体質的な問題であるため、アレルゲンを回避することができなければ、治ることがない皮膚病です。そのため、慎重な診断と一生涯にわたる皮膚の管理が必要です。アレルギーの血液検査(抗原特異的IgE)の実施は可能でありますが、検査で特定されたアレルゲンが実際にアレルゲンとして皮膚炎の原因になっていない場合が多く、検査結果は慎重に解釈しなければなりません。

診断は皮膚の痒みが発症た年齢、かゆい場所、犬種などの情報が非常に重要です。さらに、アレルギー性皮膚炎と症状が似ている他の皮膚病と区別するためにいくつか検査をします。その上で、治療しながら診断していきます。アレルギーは一生涯つきまとう事が多い体質的なトラブルですから、アレルギーかどうかの判断は慎重に行います。

アレルギー検査(血液検査)はアレルギーの原因となるアレルゲンを特定するため、血液中のアレルゲン特異的IgEという免疫成分の反応の強さを調べます。例えば、家ダニ(強陽性)、スギ花粉(陰性)といった感じです。しかし、血液中のIgE反応と実際の皮膚で痒みを引き起こす炎症反応が必ずしも一致するわけではなく、この検査はアレルギーを診断するための検査としては不十分というのが現状です。当院ではこのような理由と検査費用が高額であることから、アレルギー検査をおすすめしていません。

治療は、まずノミなどの昆虫の治療、食物アレルギーを考慮した食事療法、皮膚のコンディションを保ちつつ体表にあるアレルゲン除去のためのシャンプー両方をしっかりと行います。その上で、必要に応じて、お薬による治療を併用します。痒みが強く、ペットが苦痛を感じている時はステロイド(プレドニゾロン)の内服薬を処方します。効き目が強く即効性がありますが、長期の投薬では副作用が心配ですので、痒みが落ち着けば投与量を調節し、最終的には投薬をやめるか最小限にします。ステロイドの内服薬以外にも、シクロスポリン(内服薬)、インターフェロン療法(注射)、減感作療法(注射 週1回×6回)、ステロイドの外用薬、保湿材などのお薬も使います。

皮膚の状態、皮膚以外の健康状態、飼主様の希望をバランス良く全て満足できる方法を飼主様と相談し考えながら治療していきたいと思っています。「ステロイドの内服薬をできるだけ使いたくない」などの飼い主様の意向を尊重したいと思います。